映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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なかなかよかった です
原作,TVドラマ,番宣を観ておらず、ポスターもろくろく観て無くて、視聴しました。なので主役は月本信吾(斎藤工)さんだと思ってみていました。ところがまさかの途中退場。裁判官・入間みちお(竹野内豊)さんが主役だったとは途中まで気がつきませんでした。登場が遅すぎですね。ドラマもこんな感じなのでしょうか?
結論ですが、和風映画としては、なかなかよかったと思います。若干、難しい法曹界の話がでましたが、雰囲気はわかるので楽しかったです。あと、冒頭の大桃コロコロ事件が、後半に、こんなふうに伏線回収されるのか!? ということになった時には、ちょっといい意味で感動しました。伏線がいろいろと回収されていくのは面白いです。
ただ、3点突っ込みどころに気がつきましたので、そこだけ茶々を!
(1)映画の紹介に「史上最年少の防衛大臣に対する傷害事件を担当することに。事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに・・・」とあったので、防衛大臣が地元大企業の工業用水汚染問題の黒幕か!? とよんでいたのですが、思いっきり外しました。
(2)地元大企業の工業用水汚染問題ですが、「法律で規制されたから、対処方法が無く・・・・」という言がありましたが、ここはおかしいと思いました。あれだけの疾病者がでているのなら、工場の製法を変えていないのであれば、法律で規制される前の過去から、疾病者が多数出ていたはずです。
(3)ストーリー中に坂間千鶴(黒木華)さんが、自分の貯金を下ろして、土壌汚染の調査をしているかのような言がでてきましたが、通常(?)このようなことはありません。民事事件なので調査費用は依頼者の負担となります。なので、約1000万円を企業から損害賠償として受け取っても、土壌汚染の調査経費と、弁護士の着手金・成功報酬で半分近くは、原告からお金が飛んでいくと思います。民事の原告にはなるもんじゃありませんね。勝っても負けても大損です。
補足
自分の評価基準に従うと、3.5と4.0の間なのですが、「主人公※が 頑張って ピンチになりながらも努力して 最後に目的を達成する体の作品」を自分が好きなため、ちょっとプラス評価ギミにしました。
(※:厳密には主人公ではない、坂間千鶴(黒木華)さん、月本信吾(斎藤工)さんが頑張ったのですが、まぁーよしとしています)
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
映画なので少し展開早め
イージス艦が衝突事故から話が始まっていきますが
それは最初と最後あたりだけ、、
中盤は工場の環境汚染の話になります笑
入間みちおさんは相変わらず周りを振り回します
いきなり裁判長を外されたのはびっくりしました😳
そこで一旦、イージス艦衝撃事故は終わりました、、
そこから工場の環境汚染についての話に移りました
月本さんは最初は裏切りますが
最後には関係者を説得に動いて命を落としてしまいます、、
「委員長、自転車返したよ」
という台詞がなんとも言えない気持ちになりました
いろんな人が加担していて若干ガリレオっぽいなと思いました笑
吉田洋さんが出てたからかな🤔
最後にはそういうことで3つの事件が絡むんだと思いました!
途中から
「職権を発動します」
って言ってないのに捜査して大丈夫かな?
と思ったし偏りすぎだよとも思ってしまいました笑
入間みちおと坂間千鶴の掛け合いは
ドラマと同じく面白かったです!
いつか続編ないかな〜と個人的に思ってます笑
とても楽しめました😊
面白い映画をありがとうございました☺️
タイトル浮かびません🤔
ドラマシリーズは1話目30分ももたず消してしまい観てません。
竹野内豊さんはロンバケ時代から大好きで色々ドラマ出てるけどロンバケ、ビーチボーイズのあのワイルドな感じが好きです!
なのでちょっとイチケイのキャラはちょっとなって感じ。
だけど黒木華さんとのおふざけの絡みのシーンは面白くて良かった!
竹野内豊さん演じる入間みちおの仕事スタイル!自分が納得するまで徹底的にやる(調べる)のスタイルは好き!リアルでもそうだけど
こういう奴に悪い仕事する奴はいない!と俺は思ってる。
これって?
この背景や結末って、この間上映されてた某物理学者の謎解き映画と一緒な感じですね。どちらにも吉田羊さんが出てるし。ドラマは見てなかったですが、わかりやすくて良かったです。
【”大切なモノを守るために。”コメディかと思いきや、現代日本が直面する過疎化、防衛問題を絡めつつ、どの様な状況下でも真実を追い、正しきリーガルマインドを持つ事の大切さを描いた作品である。】
ー 私はTVドラマは見ないのだが、今作は竹野内豊演じるお茶目で型破りな裁判官入間みちおと、真面目過ぎる黒木華演じる女性弁護士坂間千鶴の掛け合い漫才の如き遣り取りも面白き映画であり、TVを見ていなくても全く問題が無かった。(フライヤーに人物関係相関図を載せていてくれたのも、僥倖であった。)-
◆感想
・序盤はコメディテイスト強めで物語は進む。
が、”お婆さんのゴールド免許剥奪か!”と思われた岡山の小さな町を支えている大企業が”何かを運んでいたトラック”との交通事故も、見事な伏線になっていたとは。
・入間みちおは、正義感が強すぎる坂間千鶴の事を、娘の様に思っているんじゃないのかな、と思いながらクスクス笑いながら、鑑賞続行。
ー 入間みちおは、坂間千鶴に、矢鱈と絡んで来るし、何だかんだと言いながらも坂間千鶴も入間道夫を頼っている。子供用の変な鮫みたいな寝袋を入間から借りた千鶴の寝姿が可笑しい。-
・だが、イージス艦に貨物船が衝突し、転覆した真実が入間みちおにより、解明されてくる辺りからシリアス要素が強めになって来る。
ー 何かを隠している、岡山の小さな町を支える大企業。
だが、今作で一つ引っ掛かったのは、”汚染土の廃棄は分かるけれど、それが漏れ出た事で船員が全員意識不明の中毒になるかなあ・・、数年前までは合法な化学物質だったんでしょ?”と言う点だが、私は、こういう場合は敢えてスルーして鑑賞する。
入間みちおが、地域住民から情報を仕入れ、真実を追求する姿は、名探偵のようである。ー
・人権派弁護士月本(斎藤工)の本当の姿が分かったシーンからの、ヤッパリ良い奴だった・・からの雨の階段転落シーン。
ー ココも、突っ込み処ではあるが、後半明らかになった、月本から入間に届けられた写真の”楽しそうな町の子供達”のシーンで良しとする。-
・史上最年少の防衛大臣(向井理)も”日本にとって大切なモノ”を守るために、様々な隠蔽工作をする。
ー そして、岡山の小さな町の人達が、”自分達にとって大切な町”を守るために、長年誤った行為をしていたことが明らかになっていく過程は、日本の過疎化していく多くの町の実情が脳裏を過り、切ない気持ちになる。シャッター商店街の風情は悲しいよ・・。-
<今作は、序盤はコメディ要素強めに進み、途中から徐々に現代日本が直面する過疎化や、防衛問題を組み込みつつも、どの様な事情が有ろうとも、真実を追い求め、正しきリーガルマインドを持つ事の大切さを描いた作品である。>
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