映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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今年1番の映画でした。
予告編みて興味があり鑑賞しました。TVドラマ見ていませんが、脚本が素晴らしいと思いました。テーマは、法律ですが、映画見れば説明を竹内がしてますが、自分の正義を貫くのは難かしく誰かを傷つける事もあるとえがいてますね、憲法第9条についてもふれてますね。
次回作も見てみたいです、斉藤貢は、次回も見て見たかったです。
この映画の関係者の皆様お疲れ様です。
ありがとうございます。
( ◠‿◠ )
ドラマ延長
2023
67本目
ドラマを観てきた人が楽しめる作品でした。
内容的にはドラマから劇場版に広がる事で一企業から県、国へ発展していく…?
自分は映画として内容の深さより、ドラマの演者達のやり取りや雰囲気をまた見たいなぁと思ってたので楽しめましたよー
竹野内豊と黒木華がとても良い感じ!!
楽しい映画でした。
ドラマもスペシャル版もいっさい観てなくて申し訳ないのですが、
チームワークの良さが滲み出てて、予想外に楽しめました。
型破りな裁判官・入間みちおを演ずる竹野内豊さんが飄々として、
しかも少年ぽい。
イチケイとは(地方裁判所の第一刑事部)とのこと。
カラス・・・これは裁判官の着る黒い法衣のことでしょうか?
今映画では検察官の入間千鶴(黒木華)が、なんと他職種経験制度で
弁護士になっており、
しかも入間の隣町・日尾見町に越してきた設定。
裁判官を辞めずに経験を積むために弁護士職ですかー!!
無知なので驚いてます。
千鶴の正義感の強さは輪をかけた様子で熱血・胸熱です。
2つの事件。
自衛隊のイージス艦に運搬船が衝突。
船長は死亡するが公開日誌が行方不明で運搬船の航跡を
辿ることも出来ない。
船長の責任にされた妻(田中みな実)は真実を知るために
防衛大臣(向井理)に刃物を向ける。
この事件が一つ。
もう一つは日尾見町の殆どの人が生活の根幹としている
シキハマ株式会社の土壌汚染廃棄物から、多くの住民に
健康被害が出ている件。
国家権力と戦うんか?!
公害問題と健康被害!?
メチャめっちゃテーマがデッカい!!
と、思ったけれど落とし所は違ったのです。
ネタバレになるのであまり触れませんが、
幼なじみの約束!!
意外な人が繋がっていて、あの人もこの人も幼なじみ!!
ってことになります。
新メンバーの斎藤工がヤサグレの人権派弁護士。
良い味を出しています。
黒木華ちゃんは意外とムッチムッチなボディを想像させる
野球のユニフォーム姿。
オールバックのヘアスタイルでも可愛くて上品な色気と
正義感溢れる弁護士が板についてます。
ただどうしても引っかかったのは、汚染泥の扱いですね。
貨物船の船長が運んでいた汚染泥のドラム缶の蓋が開いていた。
それ位で意識朦朧になる毒って、猛毒(神経ガス?!まさかね!!)
それを何処に捨ててたいたのか?とか・・・
アスベスト公害問題を思い起こすんだけれど、アスベストだって
そんな即効性はないし・・・とか。
公害病で入院していた子供の酸素マスク・・・
それほどの重病なのか?・・・とか。
ラーメン店の子供がどこで、汚染泥と濃厚接触したのか?とか。
いっさい考えないことにします。
映画は面白くて竹野内豊さんが、
黒木華ちゃんが本当に魅力的でした。
テレビドラマをパワーアップ
テレビドラマをリアルタイムで視聴出来なかった為、FODで視聴してから鑑賞しました。
裁判官が主人公でテレビドラマを視聴したかいがあって、キャラクターの事がよく、わかり非常に興味深く面白かったですね。
防衛大臣と対峙するとは!
個人的に野球好きなので、草野球シーンがいいですね。
またテレビドラマで続編をやってほしいですね。
思ってた以上に良かったです◡̈⃝︎⋆︎*
竹野内豊さんの、甘ったるくボソボソっと話すの好きです!黒木華さんは反対にキリッと早口で 対照的。メリハリが付いて飽きがこなかったです。斉藤匠さんという個性的な方も入り
上手く纏まっていたと思います!
次回作も見てみたいです!
黒木華さん!
最初からラストまで黒木華さんが光る!
もはや演技ではなく坂間千鶴そのもの。
緩急巧みに、ジェットコースターのように、稀代のコメディエンヌかと思えば弁護士の矜持を語る凛々しい表情。
あの演技されたら、ベテラン俳優達も気合いが入るだろうな。彼女のいるシーンでは間違いなく華さんが座長!でした。
華さんに引っ張られて最後まで楽しく見ました。
日本国政府や地元の大企業という巨悪の裏を暴く戦いになるのか、誰が敵か味方か、冒頭のみんなが温かいふるさとの町的シーンはラストにつながる。
あー世知辛い、これが現実と思いながら、最後まで飽きずに面白くみたのですが、VIP警護が甘すぎるのでは?と疑問が生じたので、星4になりました。
途中までは面白く見たのですが‥
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい)
この映画は主に大きくは以下の3つの事件から成り立っていると思われます。
1.海上自衛隊のイージス艦と民間貨物船の衝突事故と、貨物船船長の妻の傷害事件
2.シキハマ(株)日尾美工場での工業排水による汚染問題
3.シキハマ(株)日尾美工場のトラック荷物と後続自動車との事故→工場内の汚染土壌の運び出し事件
ところで私はこの映画を途中まで面白く見たのですが、それは坂間千鶴弁護士(黒木華さん)が月本信吾弁護士(斎藤工さん)と出会い、2のシキハマ(株)日尾美工場での工業排水による汚染問題を解明する場面が中心でした。
この2のシキハマ(株)の日尾美工場での工業排水汚染を解明する場面は、後に月本信吾弁護士がシキハマ(株)日尾美工場の木島昌弘工場長(平山祐介さん)から金を受け取り、坂間千鶴弁護士を裏切った時も、坂間千鶴弁護士と月本信吾弁護士との間にドラマがあり、面白さがあったと思われます。
坂間千鶴弁護士の方に観客としての共感を強く持ちながらも、月本信吾弁護士の弁護士の理想だけでは人は救えないとの想いも、過去に弁護の失敗で妹を死なせてしまった彼の経験からも説得力がありました。
つまり、この映画の面白さの根幹には、司法(弁護士)の理想を追求する坂間千鶴弁護士と、現実に生きる月本信吾弁護士との、本質的な対立があったと思われます。
ところが何者かに月本信吾弁護士が殺されてから後は、坂間千鶴弁護士との月本信吾弁護士との対立のドラマ性が無くなり、急速に映画の面白さを失っていったように思われました。
後に、シキハマ(株)日尾美工場での工業排水汚染を隠すために、3の、日尾美工場がある日尾美町の人達が町ぐるみで工場内の土壌を入れ替えていたことが判明します。
ところが、坂間千鶴弁護士と日尾美町の人達とは、最後の法廷でこの町ぐるみの真相が明らかにされるまで対立はありませんでした。
つまり唐突に日尾美町の人達による土壌入れ替えの犯行が浮かび上がり、最後は小早川悦子医師(吉田羊さん)らの日尾美町の人達の法廷での涙の告白があるのです。
しかし残念ながら、この日尾美町の人達の法廷での告白は、田舎の町が工場とともにあり汚染を除去する理想では町の生活が立ち行かなくなるという本質的な話をしていながらも、それまでそれに関する(例えば坂間千鶴弁護士との)対立を映画では描いてこなかったため、唐突に浅いその場での告白に思えました。
仮に、日尾美町の人達+日尾美工場の想いも深く映画で描きたかったのであれば、映画の初めから日尾美町の人達と坂間千鶴弁護士の対立を(露骨でなくても)描いておく必要があったと思われます。
この最後に唐突に法廷で明らかにされる日尾美町の人達の告白は、映画にとってはかなり取って付けたような印象は否めませんでした。
1の海上自衛隊のイージス艦と民間貨物船の衝突事故に至っては、鵜城英二防衛大臣(向井理さん)が、入間みちお裁判官(竹野内豊さん)を、亡くなった民間貨物船の島谷秀彰船長(津田健次郎さん)の妻の島谷加奈子(田中みな実さん)による傷害事件の裁判担当から外すぐらいしか対立がありませんでした。
映画が終わってみれば、1の海上自衛隊のイージス艦の事故は、映画の事件の本質である2のシキハマ(株)日尾美工場の工場排水汚染や、3の日尾美工場からの日尾美町の町ぐるみの汚染土壌運び出し事件とは、直接の関係性はありませんでした。
1の海上自衛隊のイージス艦の事故やまつわる傷害事件は、こちらも入間みちお裁判官との対立は思わせぶりで、映画にとってはやはり取って付けた印象は否めませんでした。
この『映画 イチケイのカラス』の途中までの面白さと終盤の失速は、坂間千鶴弁護士(あるいは入間みちお裁判官)との映画でのしっかりとした対立を月本信吾弁護士とでしか描けていなかったのが問題の理由だと思われました。
最悪、1の海上自衛隊のイージス艦の事故の方は思わせぶりなフェイクの対立だったとしても、3の日尾美町の町の人達との対立は映画の初めから月本信吾弁護士との対立と合わせて描いておく必要があったと思われました。
それがなかったためにこの映画は途中から面白さが失速してしまったと思われました。
2時間ドラマであれば後半の取って付けた解決もあり得るかもですが、映画としてはこれは頂けないと正直思われました。
映画で描かれている題材は(賛否はあっても)面白さのある題材だっただけに、演技の出来る豪華な俳優の人達が揃っていただけに、僭越ながら残念には思われました。
ドラマ版より深刻
竹野内豊の黒木華の軽快なやりとりが楽しいドラマだが、映画版はストーリーの深刻さが際立つ。
大企業の工場に地域の雇用を頼った地方都市。そんな町で発生した町ぐるみの労災隠し。事件は解決したかもしれないけれど、決してハッピーエンドではないし町の状況は寧ろ悪化したと言えるかもしれない。
人口減少の始まっている今の日本では、全国であり得るストーリーだ。なかなかやるせないストーリーだった。
もう少し軽快なストーリーで、シーズン2のドラマが見たいな。
面白かった
ドラマでは向かい風が吹いても
ヒョウヒョウといなす印象があったけど
今回は苦戦してましたね〜
またドラマやらないかなぁ
向井理、久々見て
カッコいい〜と思いつつ
横に並んだ竹野内豊も、スタイルが遜色なく
目の保養になりました
偽SMAPや月9バカは笑えても首皺ババアは笑えない
2023年映画館鑑賞8作品目
2月19日(日)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
原作未読
テレビドラマは昨年4月に録画したものの観るのを忘れていた
本日の午前中に1話だけ鑑賞した
破天荒な主人公とツッコミ役の堅物な同僚のやりとりが面白かった
はじめは東京
なんやかんやでのちに熊本
やはり全話スペシャルドラマも観た方が良い
今回は主人公が岡山に転勤し準主役はその隣で制度を利用し裁判官を辞めない形で弁護士に転身
監督は『コンフィデンスマンjp』シリーズの田中亮
脚本は『きな子 見習い警察犬の物語』『プラチナデータ』の浜田秀哉
貨物船とイージス艦の衝突事故
裁判官の入間は防衛大臣と徹底的に争うかと思いきやそれはフェイク
町ぐるみの隠蔽工作がメイン
古畑任三郎でも似たようなものがあった
コメディータッチな社会派ドラマだがこの作品の場合レビューにおいて国家権力がどうのこうのとか地方の閉鎖性とか嫌味ったらしく論じるつもりは微塵もない
キムタクが検事を演じた『HERO』と似たような雰囲気を感じる
主人公が高校中退という異例の経歴も共通している
自分にもあったらおそらく子宮にも響くに違いない竹野内豊と斎藤工の美声
あれがスリムクラブの人みたいならせっかくのイケメンも台無し
世界が認めた黒木華の演技力
バリエーション豊富な表情は観ていて飽きない
なぜか親しみを感じさせるあの顔だちは好きなタイプ
サイズが合わない寝袋のシーンが面白かった
滋賀県のふるさと納税の返礼品でなぜか鮫っぽいのもなんか変だけど
人魚というよりジョーズの凄惨なシーンを思い出した
その前の夜這い?ってところも
駅のホームでの心がポッキリのやりとりも好き
裁判所の前でパフォーマンスを繰り返す環境保護団体の緑の人たちの存在が邪魔だった
特に小日向文世と斎藤工のやりとりのとき
麿赤兒っぽいアングラ系の舞踏は子供の頃から気持ち悪いと感じ生理的に嫌いだったし今も嫌い
柄本時生の変な踊りもいらない
一番古い『のび太の恐竜』でテンション上がりまくりで変になったのび太を彷彿させた
誰の友情か知らないけど庵野秀明を役者として使わないでほしい
はっきりいって迷惑だ
よく見ないと気づかないエキストラなら良いけど
元女子アナが熱演している
むしろなんでTBSなんかに入社したのか意味がよくわからない
あのときは役者よりアナウンサーになりたかったんだろうけど
それにしても首の皺がすごい
まるで中島みゆきだ
首が長めの人はこうなる傾向があるんだろう
あの役にあの首の皺はマッチしていた
無念な思いからくる窮状がひしひし伝わってくる
出演者
熊本から岡山県秋名市に異動してきた裁判官の入間みちおに竹野内豊
他職経験制度で弁護士に転身しみちおの赴任先の隣町日尾美町で弁護士事務所を開いた坂間千鶴に黒木華
弁護士を辞めるみちおに裁判官転身を薦めたイチケイ(東京地裁第三支部第一刑事部)の部長裁判官の駒沢義男に小日向文世
みちおのお目付役として岡山に赴任した検事で糸子の夫の井出伊織に山崎育三郎
イチケイの書記官の浜谷澪に桜井ユキ
元イチケイの事務官で井出の妻の一ノ瀬糸子に水谷果穂
史上最年少で防衛大臣に就任した岡山選出の国会議員の鵜城英二に向井理
秀彰の妻で鵜城を切りつけようと傷害事件を起こした被告人の島谷加奈子に田中みな実
イージス艦との衝突事故で亡くなった貨物船の船長の島谷秀彰に津田健次郎
岡山地方裁判所秋名支部の裁判官の土井潤に柄本時生
岡山地方裁判所秋名支部の裁判官の赤城公子に西野七瀬
坂間とコンビを組みシキシマ株式会社に関わる弁護士の月本信吾に斎藤工
シキシマ株式会社の工場長の木島昌弘に平山祐介
シキシマ株式会社の顧問弁護士の三田村武晴に尾上菊之助
シキシマ株式会社の産業医の小早川悦子に吉田羊
悦子の夫で日尾美町役場地域推進課職員の小早川輝夫に宮藤官九郎
和菓子屋で働いている植木幸太郎に八木勇征
商店街の花屋の娘の相良恵に八木莉可子
こういう場所、沢山あるんだろうなぁ😢
日本にはこういう場所、沢山あるんだと思う😢
そんな場所に生まれてしまった人達、可愛そうだなぁ😢
民主主義国家の中にあって、民主主義の街では無いんだろうな😢
簡単ではない😣
2023 29本目〈劇場2作目)
ドラマも面白かったですが、こちらも良かったです。自転車の意味はそうだったんですね。
笑いあり、感動あり。西野七瀬も少ないながら良かった笑
どれだけ守りたいものがあっても悪事に手を染めるのはだめですね
工さんいい味出してました
丁寧でない
連続ドラマ、スペシャルドラマのときには気楽に楽しく見れていたが、この映画は期待外れというか、単純に面白くなかった。
無理にスケールアップを図っているからか、ドラマ版の良さもなくなっているような気がした。
様々なシーンの「唐突感」や、最後のどんでん返しの「粗さ」、登場人物の心情描写の「浅さ」が目についた。作りが雑で、丁寧じゃない。これはハッキリと、俳優陣のせいではなく監督、脚本、演出のせいだと言える。
前半のシーン、民事裁判では職権発動せず→ムカつく入間道夫!の下りまではまだマシだったけど、後半にかけてはずっとスベってるというか、ちょっと見ていられなかった。「裁判官がそんなことするのは実際にあり得ない」とかそういう次元の違和感じゃなくて、端的にエンタメ作品としての完成度が低いということだと思う。
裁判官や書記官の仕事にスポットをあてる珍しい作品で、竹野内豊の飄々としたキャラが当たり役だと思ってたのに、残念。撮影、編集の破棄差戻しを命じてもらいたいです。
国家権力に楯突く?
現実だと、かなりなあなあで、三権分立も、国を相手に裁判で勝つ事も、まず無いから、ドラマだけでも…
というのも期待し過ぎだったか?
この手の話は「法を守っていたら、これまでの幸せは壊される。幸せになれる人は居なくなる」という結果になりがちだけど…
どうして、そんな結果ばかりになっちゃうかな?
最初と最後が同じ場所とは、同じ人とは思えない。
最後に笑うのは、法を作る側の者と、法を熟知している者のみ。
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