映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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なるほど納得
テレビドラマは全くのノーマークでした
映画館で予告を見て気になっていた作品
大きな相手と戦う方法が今まで見たリーガルものとはかなり違った切り口から攻めていくこのストーリー
なかなか楽しくてどうしてもテレビ作品を見たくなってしまいました
どんな事件を扱ったんだろう
どうやって解決したんだろう
あの二人のやりとりをもっと見てみたいと
大嫌いで仕方ないのに、認めたくないのに納得してしまう
そうそう、納得することはとても良い
皆んなが納得できる答えを導き出してくれる裁判官
そんな人に裁かれたのなら仕方ない
笑顔にすらなってしまう
本物の裁判を見てみたいと本気で思ってしまいました
これも一つのきっかけなのでしょうね
何事も経験してみよう
リアリティゼロ。
早送りして観た。国の為に戦うのは理解出来るが、故郷を守るために犯罪に加担する、という思考回路には付いていけず、リアリティが全く感じられない。テレビドラマの映画化で成功することは滅多にない(コンフィデンスマンは例外か?)が、これもそうだった。家内と娘は映画館で観たようだが、今年のワースト候補らしい。
キャラ設定は「◎」なんですが。。。
竹野内豊、黒木華、斎藤工、吉田羊、宮藤官九郎ほか、個性派・演技派を贅沢にキャスティング。
一人ひとりのキャラクター設定も、実に自然で違和感はない。
・地元企業シキハマの公害疑惑
・海上自衛隊艦艇と貨物船の海難事故
・舗装路で発生した謎の土埃による交通事故
一見、無関係のような3つの公判が、一つに収斂しつつ、さらに犯人は意外にも・・・
素晴らしいキャスティング、絶妙なキャラクター設定に比して、ストーリー展開は大いに疑問。
事件の謎解き(動機や真犯人)は、、、、
観客をあっと言わせたい、裏をかきたいetc.
があまりにも全面に出過ぎて、無理やり感が拭えないし、不自然さすら感じてしまう。
笑いを取りにいった軽妙なやりとりもあるにはあるが、底流にある「法律とは」「正義とは」のやや講釈じみたものが、ちらちら顔を出すことが、軽妙さをラクラクと吹き飛ばしてしまっていたことが残念。
誰が言ったか知らないが
本当の意味の悪人は一人も出てこない,というところがミソで,「良かれと思って」「〇〇のためを思って」地獄への道をせっせと舗装する人達の悲劇。
善意・忠誠心・愛着というものがつくづく取り扱い注意の危険物なのだと思い知らされる。
誰か烏の雌雄を知らんや
聞き慣れない“イチケイ”とは、東京地方裁判所第3支部第1刑事部の略。そこに属する裁判官たちの話。
同名コミックを基に、フジテレビで2021年に放送されたTVドラマ。見てはいないが、やってた事は何となく覚えている。
大抵裁判モノは弁護士や検事が主人公が多いが、本作は刑事裁判官。これは民放ドラマでは初だという。
確かに裁判官主人公ってあまり思い当たらない。何か目新しいものを期待。
イチケイに赴任してきた特例判事補の千鶴。真面目で堅物でエリート志向。
型破りな裁判官として知られるみちお。中卒で弁護士出身。謎や不可解な事は裁判官でありながら現場に赴き、徹底的に調べる。“職権発動”が伝家の宝刀。
そんなみちおに振り回されながらも、一つ一つ事件に向き合い、千鶴も成長…。
というのが、TVドラマの大まかな概要。
ちなみに原作では脇役のみちおを主役に据え、男性だった千鶴のキャラ設定は女性に変えられているという。
この劇場版はその後。みちおがイチケイを去って2年後。
異動先の岡山で、ある傷害事件を担当。岡山近海でイージス艦と貨物船が衝突。貨物船は沈没し、船長は死亡した。彼の妻が防衛大臣を切り付けたのだ。
その妻の傷害裁判の場で、夫は殺されたと訴える。そこに何か疑惑を感じたみちおは、職権発動して事の真相を調べようとするが…。
千鶴は他職経験として弁護士をしていた。奇遇にもみちおの異動先の隣町で。その日尾美町で、千鶴もある裁判を担当していた。
町を支える工場のトラックから荷物が落ち、老女の運転する車に事故を誘発。通称“大桃ころりん騒動”。
調べていく内に工場の不審な点が幾つも浮かび上がり…。
一見全く無関心の事件。
…に非ず。
やがて徐々に関わりを見せ、国家を巻き込む大きな事件へ…。
型破りな裁判官は型破りな検事の『HERO』を彷彿。
ユーモア交え軽快テンポのリーガル・エンターテイメントは『リーガル ハイ』風。
監督は『コンフィデンスマンJP』が評判の田中亮。
フジドラマのエンタメ要素を詰め込み。
竹野内豊と黒木華のW主演。
二人共シリアス役のイメージ強いが、珍しいコミカルな役柄。
型破りで風変わり。マイペースで人を食った性格ながら憎めない。竹野内豊がハマっている。
真面目一筋だが、それが逆にユーモア誘う。奮闘や成長や魅力も。黒木華の好演。
二人のバディ感、正義や信念。
この劇場版の新キャラ。
千鶴と新バディを組む斎藤工演じる人権派の弁護士。法の不完全さを問い、千鶴と衝突する。そんな彼に思わぬ悲劇が…。
町の工場の産業医役の吉田羊、若き防衛大臣役の向井理らも何か秘密を抱え…。
TVドラマも見ずほとんど初見者として見たが、すんなり見れる作風。
お堅そうな法絡みの題材も分かり易く作られている。
型破りな裁判官の設定は現実だったらナシだろう。それを出来るのも創作ドラマだからであり、それが面白味。
でもちょっとリアリティーに欠けたものを感じた。ただ単にエンタメとして見るなら面白いが、知られざる法の世界を描いた目から鱗の作品を期待すると少々インパクトに欠ける。
話も展開も要素も結構ベタだ。
事件の背後に工場や国の隠蔽絡む。
もしこれだけだったら、物足りなかった。散々見た事ある展開や話の焼き直し。
ちょっと新味ある展開。隠蔽に加担していたのは、他にもいた…。
町にとって工場はなくてはならい要だった。
大勢がそこで働き、恩恵を受けていた。
工場が町を支え、住人たちは町を心から愛していた。
町を守っていく。
そんな工場から環境汚染。汚染された土を貨物船で運んでいた。
それが知れたら工場は廃業。町も衰退する。
それだけは絶対にあってはならない。
町の為に…。町民たちも工場の皆も貨物船船長も、この隠蔽に加担していたのだ…。
その郷土愛は尊いが、それがかえって判断を誤ってしまった。
工場はすでに“病”に冒されていた。町も病んでいた。住人たちもその病に…。
町や工場が危うくなるくらいなら、治療など要らない。
本当にそうか…?
町を本当に愛するなら、今こそ治療する時。
事件は発端であり、町民たちの欲する本心でもあった…。
沈没事故の真相は…
汚染土で貨物船の乗員は体調不良を起こし、航路を外れ、イージス艦と衝突。
そのイージス艦には極秘で防衛大臣も乗り込み、ある国家機密に関与。それが知れたら…。
双方知られてならない秘密を乗せ、事故に。
これは不運か、それとも招いた自業自得か…?
真実を掘り起こす事で失われるもの、悲しいものもあれば、救いになるもの、新たに開けるものもある。
それに向き合い、判決を下さらなければならない裁判官。
時に酷でもあり、道しるべに…。
だらだら長くて眠くなる
自分はドラマ版を見て多少なりとも興味があり最後まで見ましたがそれでも眠くなりました。瀬戸内の風景が綺麗なのは良かったです。職権発動の流れがないのでドラマ版の様なスカッと感はありません。後半の裁判、言うなれば町民全員クズなのにメソメソ泣いて一体何の茶番なんだって感じでした。ラストの主題歌流して泣くシーンはベタベタ過ぎないですか。法律のそれっぽいことを言って上辺をなぞっていますが人の真というか本質に迫れていないので中身がスカスカで感想という感想も浮かばない内容でした。
不完全な法律とオリジナリティーある裁判官
原作の漫画がモーニングと言う雑誌に連載されていたこと
テレビドラマを放送していたことを
知らなく初めて映画を観ました。
ありがちな展開、不自然な捜査
入間みちおの人間味あるキャラクターを
活かした法廷と人間ドラマを描いたストーリーをイメージして見ましたが、期待外れでした。
黒木華の弁護士にも感情移入出来なかったです。
斎藤工さん演じる弁護士、月本が妹を亡くしたつらい過去と向き合って、法廷で
戦い抜く姿が見たかったので、途中で亡くなった設定にしない方が話に深みが出たかなと
思いました。
安直な人の死、終わり方も見応えや
余韻、面白さをあまり感じなかったです。
こちらの作品を好きな方には
批判になってしまいすみません。
「病」
今年1番の映画でした。
ドラマ延長
竹野内豊と黒木華がとても良い感じ!!
楽しい映画でした。
ドラマもスペシャル版もいっさい観てなくて申し訳ないのですが、
チームワークの良さが滲み出てて、予想外に楽しめました。
型破りな裁判官・入間みちおを演ずる竹野内豊さんが飄々として、
しかも少年ぽい。
イチケイとは(地方裁判所の第一刑事部)とのこと。
カラス・・・これは裁判官の着る黒い法衣のことでしょうか?
今映画では検察官の入間千鶴(黒木華)が、なんと他職種経験制度で
弁護士になっており、
しかも入間の隣町・日尾見町に越してきた設定。
裁判官を辞めずに経験を積むために弁護士職ですかー!!
無知なので驚いてます。
千鶴の正義感の強さは輪をかけた様子で熱血・胸熱です。
2つの事件。
自衛隊のイージス艦に運搬船が衝突。
船長は死亡するが公開日誌が行方不明で運搬船の航跡を
辿ることも出来ない。
船長の責任にされた妻(田中みな実)は真実を知るために
防衛大臣(向井理)に刃物を向ける。
この事件が一つ。
もう一つは日尾見町の殆どの人が生活の根幹としている
シキハマ株式会社の土壌汚染廃棄物から、多くの住民に
健康被害が出ている件。
国家権力と戦うんか?!
公害問題と健康被害!?
メチャめっちゃテーマがデッカい!!
と、思ったけれど落とし所は違ったのです。
ネタバレになるのであまり触れませんが、
幼なじみの約束!!
意外な人が繋がっていて、あの人もこの人も幼なじみ!!
ってことになります。
新メンバーの斎藤工がヤサグレの人権派弁護士。
良い味を出しています。
黒木華ちゃんは意外とムッチムッチなボディを想像させる
野球のユニフォーム姿。
オールバックのヘアスタイルでも可愛くて上品な色気と
正義感溢れる弁護士が板についてます。
ただどうしても引っかかったのは、汚染泥の扱いですね。
貨物船の船長が運んでいた汚染泥のドラム缶の蓋が開いていた。
それ位で意識朦朧になる毒って、猛毒(神経ガス?!まさかね!!)
それを何処に捨ててたいたのか?とか・・・
アスベスト公害問題を思い起こすんだけれど、アスベストだって
そんな即効性はないし・・・とか。
公害病で入院していた子供の酸素マスク・・・
それほどの重病なのか?・・・とか。
ラーメン店の子供がどこで、汚染泥と濃厚接触したのか?とか。
いっさい考えないことにします。
映画は面白くて竹野内豊さんが、
黒木華ちゃんが本当に魅力的でした。
テレビドラマをパワーアップ
思ってた以上に良かったです◡̈⃝︎⋆︎*
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