映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のレビュー・感想・評価
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映画ドラえもん最高傑作
映画ドラえもんでは(誇張抜きで)世界を救いがちですが、本作も例に漏れず世界を救っちゃってます笑
しかし決して善悪二元論や単純明快な解決には収まらず、むしろタブーとされていた概念にもズカズカ切り込んでいきます。
テーマが難しく、ドラえもんにしては珍しく少し大人向けなシナリオではありますが、だからこそ物凄く心に響きましたし、後半はずっと泣いてしまいました。
これぞ最高傑作だと声を大にして言いましょう!!!
結構よかった
古沢ドラ
初ドラえもん映画
大人もドラえもんに感動
微妙〜…
面白かった
伝えたいメッセージははっきりしているが
かなりデキの良いオリジナル作品
号泣の空のユートピア
後半、ほぼ説明と説教
誰もが完璧になれる理想郷を探して、のび太たちがたどり着いた先は空に浮かぶ理想郷パラダピアだった。そこで完璧小学生を目指すのび太たちだったが、実はパラダピアとは…という話。
パラダピアの正体が語られてからがひどい。のび太やソーニャはもちろん、黒幕でさえ自分の心情や理想を口頭で詳しく説明していたからだ。そして説教。いかに自分が世界から嫌われたか黒幕が説教し、いかにありのままの世界が大事か黒幕に説教し、いかに友情が尊いか友達同士で説教し…それを画で描いてもらえないですかね。
映画らしいところは大げさな身振り手振りだけで、豪華声優陣による朗読劇のようなものだった。ソーニャの声はちょっと滑舌が悪かったけど…ただ、声質はかなり良かったからいいか。
一方、パラダピアの正体が明かされるまでが面白いかというと、うーん…。未来科学の描写も持て余していたし、算数体育は一体何だったのか。
タイムツェッペリンで理想郷探しをしていた間はまだ面白かった。何かが始まるワクワク感だけはいつ観ても楽しいものだ。ただ始まったのがコレということだけが残念だ。
悪役も古い。我々ひとりひとりが完璧な人ばかりを望んでいる現代で、ただ一人の歪んだ悪の心の持ち主が黒幕というのはどうなんだ。黒幕の心の歪みが欠点を許さない善良な人々によって生まれたことにすれば、ストーリーに一貫性もあってよかったのだが。
映画のキャラクターが映画のどこに感動すべきか口で説明してくれる今作。ガイド付きの作品で涙を流したい人がいれば、是非。
古沢良太さんの脚本
レビューが高めだったので気になり、鑑賞。
子供向けの映画とは思えないくらい、ストーリーがしっかりしていました。
笑えるところはしっかり笑わせ、泣かせにもくる。子供達の笑い声もよく聞こえてきました。
伏線回収が秀逸。大人にはある程度展開が予想できてしまいますが、子供には「予想がつきそうでつかない」くらいの、良いバランスではと思います。ただ、未就学児には、お話がちょっと難しいかも。
展開が予想できていても泣いてしまいました……。隣の席のお母さんも泣いてました(笑)
この素晴らしい脚本は誰が……とエンドロールを見ると、なんと古沢良太さん。
映画『キサラギ』が大好きなので、古沢良太の文字を見て驚きました。嬉しいサプライズです。
「レビューが高くてもどうせ子供向けだしな……家族連れに紛れて観ても大丈夫だろうか」と思っていた鑑賞前の自分を叱りたいです。
この映画、侮れません。
ストーリーは良かったですけど、派手さは控えめ
ここ2作はリメイクできてましたが、今作はオリジナル作品。
空に浮かぶ島を偶然見つけたのび太。
その島は、イジメもテストもない、誰もが完璧な人間になれる理想郷(ユートピア)だと信じ、いつものメンバーで飛行船に乗り込み、空に浮かぶ島を探す冒険に出る。
ラピュタを連想させる流れですが、冒険にいくぞって夢のあるオープニングはワクワクします。
本作も子供たちにも分かりやすいメッセージ性があり、素晴らしい作品だったと思います。
ただ、ユートピアに着いてからの生活で少々中だるみ。
素敵な楽園というが、住んでいる人達の雰囲気が宗教団体っぽさを醸し出してて拒絶感。
ああいう感じが個人的には苦手です😅
まあ、そこからの展開がキモになってくるわけですが☺
あと、ジャイアンやスネ夫にはもっと暴れてほしかったですね。暴れられるような敵キャラが今作には登場しなかったのがちょっと残念でした。
でも、ドラえもん映画としては、いつもと違った感じで新鮮な作品ではあったと思います。
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