「タイトルと内容が乖離しているかなぁ…。」クリーン ある殺し屋の献身 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルと内容が乖離しているかなぁ…。
今年285本目(合計560本目/今月(2022年9月度)28本目)。
内容としては他の方が書かれている通りです。まだ2週間ですし余り書かないほうが良いのかな…。
結局のところ、評価が低めなのも、不愉快な表現やどうでもよい表現があるのではなく、90分ちょっとの作品なのに起承転結の「起」の部分が7割くらいを占めてしまうため、実質的な見どころは3割くらいになってしまう上に、登場人物の大半(ないし、全員?)が何かにとりつかれているのか、よく趣旨のわからない発言をする(字幕はもちろん、聞き取ってもよくわからない。ただ、字幕はやや意訳はあっても極端な変更はないことを確認)ために、結局「わけのわからない間に終わってしまう」「趣旨がよくわからない」という点に大半つきてしまうし、換言すれば残り3割のラストの部分を一度見てしまうと、長い最初の「起」の7割の趣旨も理解できるだけど、作品が推し押しの9月後半~10月にこの作品を2回見るのか?というとそれも微妙で、宣伝不足というか何というか、人を選ぶかなぁ…というところです。
ただいずれにせよ、他の方の評価が低いのもそこに尽きるのであり、人を不愉快にさせるような発言や字幕、挙動はないので(まぁ、登場人物の大半が「何か」変なのか、趣旨がわからない発言も一応はありますが…。それは映画の趣旨なので…)、結局「宣伝がよくない」「あるいは、日本の一般的な文化で理解できる内容ではなく、そもそも日本で公開されることを想定していない」という部分(配給側のチョイスミス)に大半帰するような気がします。
--------
(減点0.7) 結局上記の部分につきてしまうため、作品としては成り立っていても、趣旨がなるほどと理解できるのは全体のラスト3割くらいで最初の7割近い部分(49分、ほぼ50分)はよくわからない発言が続くので、趣旨が理解しにくいうえに、さらにレーティングの関係か表現の一部を緩和している(一部、直接的描写を避けている)ためにわかりづらい点はさらに増し、こうなるとさらに???になる、という悪循環があるのだろうというところです。
ただし、上記の通り、どうでもいい表現や人を不愉快にさせるような発言、あるいは、突然脈絡なくフェミニスト思想etcが…(フェミニスト思想を否定するのではなく、脈略なく突如登場して混乱させるような状況)がない以上、減点幅としてもこの程度にしかできない、というところです。
--------