「見たかった」蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE こんぺいとうRさんの映画レビュー(感想・評価)
見たかった
感無量でした。
今までのシリーズを通して「戦い」ありきのファフナー、常に緊張感があり死が間近にある日常を送っていた彼らに、戦い以外のことを考えられる、平和が訪れます。未来に希望を抱いて進もうとする者もいれば、変わりゆく環境に戸惑う者、余命を告げられ未来を見いだせない者、未来にどう向き合っていくか、この年頃だからこその葛藤、精神的な成長が感じられます。
時系列が過去である今回のスピンオフは、既に未来を知っている視聴者からみれば、本当にツラくもあり、登場人物の新たな部分がみれたことへの嬉しさもあり、感情の浮き沈みがなかなかのものでした。
また、この作品の良い部分である「いなくなった人たちのことを決して忘れない」誰かのおかげで今がある。そこの描写が本当に素晴らしかったです。
この作品に出会えたことに感謝したいです。
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