劇場公開日 2023年2月10日

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エゴイストのレビュー・感想・評価

全167件中、41~60件目を表示

4.0エゴ

2023年5月20日
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鑑賞方法:映画館

鈴木亮平さんの安定の演技力に、
終始魅入ってしまった。
ゲイを描いた作品だけども、
大げさじゃなくって、
へんにデフォルメされてなくって、

普通にお母さんへの思いと、
基本、人は何かしらのエゴで動いてるし、
それは、ゲイでもゲイじゃなくっても一緒で、
納得のできる作品だった。

鈴木亮平さんの熱唱シーンが好き。

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hkr21

4.0愛あるところに優しさは生まれる

2023年5月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

ただ同性愛を扱った作品ではなく、「愛」の形を描いた作品。純粋な愛ゆえに生まれる悲しみや葛藤、個々に抱える欲望が描かれている。

本作での「愛」は、
龍太(宮沢氷魚)と母(阿川佐和子)
浩輔(鈴木李)と亡き母(中村優子)
浩輔と龍太
浩輔の父(柄本明)と母
そして、浩輔と龍太の母との間に存在するものである。

これらの愛は似ている様で少しづつ異なっており、親子愛や夫婦愛、同性愛だからの一言で片付けられるものではない。そこにあるのは純粋な美しさを持つ「愛」である。

ただ、一部の生々しい濡れ場は、好みの分かれどころである。

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加田瀬恋

4.0暖かい気持ちに

2023年4月19日
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泣ける

悲しい

幸せ

ものでは変えられないけど...それでも繋がっていたいと思ったから手助けのかたちで。
確かに時間、お金、持っていなかったらできないけれど私は違う見方をしました。
映画を観た人達それぞれの気持ちでみればいいかなと切なく暖かく、素敵な時間になれたと思いました。
すごく撮りかたが良かった。

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シーナ

5.0LGBTQ映画ではない。

2023年4月17日
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たまたま出会った人と恋に落ちるなんて、よくある話で、でもだんだんと主人公の薄ら暗さが見えてくる。
彼の愛は他人から見たら歪んでいて、エゴで、真っ当に見えないでしょう。
でも真っ当なんて誰が決めたわけでもない。
彼が大切に思う人達にして来たことが、彼の、そしてそれを受け取った2人の何よりも愛だと思った。

主演の鈴木亮平と宮沢氷魚をはじめとする全ての演者さんの演技の細やかさ、口調から仕草や表情の細部までとても丁寧で原作者や彼に関わってきた人たちへの礼儀を感じるところも大変素晴らしかった。

濡れ場の描写も大変丁寧に描かれており驚いたが、この驚いた自分こそ一種の偏見で、解ってる当事者になってるつもりでわかってなかったと気付かされた。

そこが当たり前なのは前提で、その先の人の付き合い方や、人生の向き合い方などを難しく懸命に生きるヒューマンドラマであった。

だからLGBTQなどと括りにとらわれた作品ではない。

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あきら

4.0優しいエゴイズム

2023年4月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

ROBOTがR15で作ったら、こんなに優しい世界が広がった。エゴイストという割には、各々のわがままが良い方向に転がっていた。
それにしても、宮沢氷魚は儚い透明感溢れる青年が良く似合う。

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印刷局員

3.5カメラワーク

2023年4月9日
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鑑賞方法:映画館

カメラワークと鈴木亮平が印象に残ります。後半はガラッと様相が変化するが、不自然な感じを覚える。

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こうたんまる

5.0エゴイズムは愛に昇華させうるということ

2023年4月7日
iPhoneアプリから投稿

利己的な行動であれ、愛にまで昇華することができる。
人は孤独ではなく、愛する人を作り、家族ですら作ることができうる。
そういう学びがあった。

同時に、これは生活に余裕のある人間にしかできない芸当かもしれないとも思った。
つまり、金銭的・精神的・肉体的な余裕がないと、他人を包摂したり、ましてや人に何かを与えることによってエゴをこの映画のような形で昇華できないのではないかと思った。
その問いに100%答える映画ではなかった気はする。

私はいま日々生きることに追われ、そのような余裕を作り出せていないので、今の状態ではリュウタのポジションで留まるだろう。
つまり、人から与えられるままに生き、お返しのできないうちに死んでいくということだ。

それでも、生きて人と関わる中でその先に何を指向するかによって、人に何かを与えたりそれによりエゴを昇華させ愛に転じさせることが"もしかしたらできるかもしれない"という気持ちにさせてくれた。
ただ、想いはあくまでその瞬間瞬間のエゴであり、エゴのポジティブな昇華は偶然の結果に過ぎず、想いの先にある見返りを期待するものではないと思う。
"エゴの出し方を磨きなさい"という示唆とでも言おうか。

映画からの帰り道、雑踏の中で私が人々を眺める視線は確実に映画を見る前とは変わっていた。そんな余韻があった。

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SPQR

4.0良作でした

2023年4月5日
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ストーリー展開は、個人的に予想していたものとは結構違っていた(ラストシーンも含め)。
ワンシーンワンカットの演出は、どれもリアリティがあり、何と言ってもゲイの主人公を演じる鈴木亮平の自然な演技が素晴らしく、一見冗長に感じるシーンも不思議と退屈することがなかった。
登場人物は全員「善人」ばかりで、その中でも際立つ主人公の「優しさ」の反面、タイトルが示す「エゴ」とは一体なんだろう‥と考えることになる。
その文脈で言うと、劇中の「僕は愛が何なのか分かりません」というセリフが一番印象に残ったと言えるかなぁ。
簡単な映画じゃないけど、良作でした。

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village

3.5前回いただいたさほど好みではないお菓子をやっと食べ終わった頃に、また同じものをくれ、今度はそれがまだ食べきっていないうちに、また同じものをくれるというジレンマはエゴイストにより生じられる。

2023年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

幸せ

ゲイ発端から気づけば家族路線の話になっている狐につままれる作品だが、自然な構成と演技によるものなのだろう。

良い点
・歌唱
・ボケた患者

悪い点
・同じサイト

その他点
・他の生徒
・タイトルが何にでもあてはまるようにも思えるが、きれいな回収の仕方である。

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猪古都

4.0ふたつの喪失を取り戻す物語

2023年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

●公式サイトからあらすじ
14 歳で⺟を失い、⽥舎町でゲイである⾃分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、仕事が終われば気の置けない友人たちと気ままな時間を過ごしている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである⺟を⽀えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。

自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の⺟も交えながら満ち⾜りた時間を重ねていく。亡き⺟への想いを抱えた浩輔にとって、⺟に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし彼らの前に突然、思いもよらない運命が押し寄せる――。

***

作品の冒頭、母の命日に、故郷に帰った浩輔が幼年期に自分を「オカマ」と罵った、今も地元で暮らしているらしい、よれよれの作業着を着たいじめっ子と横断歩道ですれ違う。

浩輔は、当時のいじめっ子たちを「豚」と呼ぶ。そして、大人になったいま、自らが着る高級ブランドの洋服を「鎧」と称し、無理解の敵から、自分を守ってくれるものだと心の中で呟く。

他方、偏見に満ちた田舎から都会へ飛び出し、同好の士に囲まれ、一定の理解が進むファッション業界で高い収入を得てもなお、浩輔にはどこか隙がなく、幾重もの「鎧」を身に纏っているようにも見受けられる。

鈴木亮平演じる浩輔は少年期にすでに同性愛性向があることを自認したようだ。そして、時同じくして、母を喪う。この多感な時期に、愛することと、愛されることの両方が、身のまわりにある多くのケースと異なっているという自覚が、後のかれに重い「鎧」を着せることになる。

ドキュメンタリー映画のように寄りが多用されたカメラワークが何度も捉えるのは、浩輔が鼻で強く息をする瞬間だ。ため息のような、深呼吸のような、忘れていた呼吸を思い出したかのような、あるいはどこか不浄な白い粉を勢いよく吸い込むときのような刹那、かれはふと鎧を脱ぐ。

表題の「エゴイスト」には、自分本位、利己という意味が充てられる。長い行列をなす人気店に我先にと割り込むその人は文字通りエゴイストである。

では、視力を失った人が星空を見たいと願うことはエゴなのだろうか?幼いころに愛すること、愛されること両方を喪った人が、時を経て、鎧を脱いでも良いと思えるパートナーやその母親と出会い、かれなりの不器用な方法で埋めようとする、どこまでも利他的な情動はエゴなのだろうか。狭いキッチンで阿川佐和子演じる母と、「わがまま」という言葉が飛び交う押し引きの場面は特に象徴的である。

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えすけん

5.0意外な結末でしたね。 途中の歌唱シーンかなり笑いそうになるのを我慢...

rさん
2023年3月22日
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意外な結末でしたね。
途中の歌唱シーンかなり笑いそうになるのを我慢しましたが終わってみれば余韻の残る良い映画でした。

宮沢氷魚肌白っ!
鈴木亮平えろ!!って感じ。オネェ言葉も様になっててよき。

母親の方に依存するのは何かな、、、って感じでしたけどそれもまた愛かな

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r

4.0何回か見たい

2023年3月21日
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泣ける

難しい

幸せ

前知識をほとんど入れずに見に行ったため、息を飲むような展開でした。
舞台挨拶などで「心情をセリフにしていない」とあったので、受け取れている部分と、まだ受け取れてない部分が自分にあると思いました。
何回か見たいな、と思うくらい見てよかったけど、顔、顔、とにかく顔のアップって感じなので慣れるまで状況や場所の方が気になりました。ちょっとだけ引の絵が欲しい…と何回か思いました。顔のアップでも成り立つので役者さんすごいです。

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桜さんです

3.0演技と演出がマッチしてるのか

2023年3月18日
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鈴木亮平の演技は芸としての細やかさでは完璧。ただ、これはフィクションとしてがっつり描いていれば大当たりだった気がする。それをドキュメンタリーとは言わないけれど、リアリティのある方へある方へという手法とマッチしてない気がする。そのリアリティではどうしてもホンモノに勝てないというか。まあ勝てなくてもいいのだと思うけど。

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ONI

3.5エゴイスト

2023年3月16日
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最初はつまんなかったけど
ラストは泣いてた
BL感を一切排除した感じ
監督が俳優経験があるだけあって人物の表情や仕草にカメラがすごく近い、
それもいいんだけどもうちょっと違うパターンの撮り方があった方が飽きなかったと思う。

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すぱーくりぃ

5.0優しいエゴ

2023年3月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

演出も出演の皆さんも本当に素敵でした。
語り尽くせない。多くの人に見て欲しい。

恋愛、同性愛、エゴ
このキーワードからもっとどろどろしたストーリーかと思ってましたが、優しいエゴしか出てきません。

序盤ベッドシーンの畳み掛け
あ、ヤバメの映画かなぁ
とドキドキしましたがちゃんと純愛でした。

二人の愛を否定する人は登場しないながらも、どちらの母親もが浩輔に結婚の話をする描写は切なさを感じます。終盤に浩輔が「愛がわからない」というセリフもくるものがありました。

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やんやん

3.0ゲイのレベルの上がった愛物語

2023年3月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

男同士の恋愛に焦点を当てた今作。肉体描写もさることながらなかなか過激な性描写もありました。
ゲイである苦悩というよりは今作は愛の対象が深く描かれており、鈴木亮平さん演じるゲイはとても作り込まれており、リアルなんじゃと少し思ってしまうほどでした。
最初タイトルがよく意味がわかりませんでしたが、これは確かにエゴイストでした。

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シネマスター

4.5愛の意味とは?

2023年3月12日
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役者陣の演技、映像、演出が抜群に良かった。
過剰な演技、過剰な演出が無く、邦画でありがちなそんなことあるかな?という疑問が無い作品だった。
そのため作品の世界にストレス無く入り込んでいける。

2人の関係性を見ているだけで幸せな気持ちになれる。
阿川佐和子さん演じるお母さんが語る、愛の意味についてのセリフは心にグッとくるものがあった。

純度の高いラブストーリーだった。

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モトコ

4.5男性同士の「純愛物語」です。

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

ファッション誌の編集者の浩輔と、彼が出会ったパーソナルトレーナーの龍太との純愛物語です。

「浩輔」を演じる鈴木亮平さん、「龍太」を演じる宮沢氷魚さんとも、俳優やモデルとして活躍しており、この二人が、自分たちのイメージを壊しかねない、「ゲイ」が主役の作品の出演を、なぜ、承諾したのだろうか?という疑問が、この作品を観ようと思ったきっかけになりました。

この作品は、作者の高山真氏の自伝的小説が原作だそうで、ここ最近、何かと話題になる「LGBT(エルジービーティー)」問題を描いた作品だと思っていました。

しかし、そうでは無くて、お互いに惹かれあって、男性同士の恋人の関係になる迄の過程が描写されています。

小説を読んでいないので分かりませんが、作者の高山真さんは、実際に、このような体験をされたのでしょうか?

私は、観終わって、かなり衝撃を受けたのですが、「エゴイストは誰なのか?」、「龍太は何故、『この世は地獄だけじゃなかった』と思うに至ったのだろうか?」と想いを巡らせました。

そして、鈴木亮平さん、宮沢氷魚さんが、この作品の出演を承諾した理由が、何となく分かるような気がしました。

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The_Winnie

4.0亮平さん最高

2023年3月9日
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阿川佐和子さんもぼくとつとした話し方が良かった
これは考えないと行けない問題

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れこほた

3.5鈴木亮平さんの演技が凄い

2023年3月8日
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鑑賞方法:映画館

鈴木亮平さんの演技には他の作品で何度も驚かされてきましたが、今回も凄かったです。喋り方、目線、手つき…。演技の神だと思います。

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そるたん