劇場公開日 2023年2月10日

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「浩輔は、龍太を愛し、沢山のものを与えて 龍太は、浩輔から与えられた...」エゴイスト msさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0浩輔は、龍太を愛し、沢山のものを与えて 龍太は、浩輔から与えられた...

aさん
2025年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

浩輔は、龍太を愛し、沢山のものを与えて
龍太は、浩輔から与えられた愛を頑張って返そうと一生懸命働いて その結果、龍太は過労により亡くなってしまう

愛する人のためにした行いが、結果相手を失うことになる
龍太が頑張って母を養っていた事を知っていた浩輔は、龍太の代わりに、母のそばに居る決断をする

龍太の母を支えることで、自分のせいで龍太を失ってしまったことへの罪滅ぼしをしている

龍太の母を支える自分の行動は、エゴではないかと思いながら
何が愛かわからなくなった浩輔にかけた龍太の母の言葉
「あなたに分からなくてもいいの。私たちが受け取ったものが愛だと思っているから」
この言葉は、浩輔が1番かけてほしい言葉だったと思う

龍太をこんなにも愛したこと、龍太の母を支えた事、
全て自分のエゴかもしれないという考えから救い出されたと思う

人のためを思った行動、それが例えエゴだと言われても
受け取り手が愛だと思えば、愛になる

愛とは多少自分を犠牲にしても相手の幸せを願うことだと思う

印象的な場面
病室で眉毛を描く
病室で浩輔を息子という龍太の母
自販機で水を買う際に小銭を落とし涙する
龍太の葬儀で浩輔が泣き崩れる
冷凍していた惣菜を1人で食べる

皆さん同じですかね?

a