「愛なのか」エゴイスト ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
愛なのか
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トイレのピエタが(昔すぎてほぼ記憶ないけど)よかった印象の松永大司監督作品。今作は鈴木亮平と宮沢氷魚のゲイカップル役が話題なのか、TOHOシネマズ日比谷は女性観客8割。
関係継続のため鈴木が宮沢へ生活費を渡すことが単なる援交に見えなくもなく、宮沢の死後も母の面倒をみつづけることで、愛の証として成り立たせているように思え、阿川佐和子が死んだら戒名つけて墓も立てるの?とか、どこまでエゴイズムを貫くのか気になった。
話は淡々と進行し、人物に寄った手持ちのカメラもあってドキュメンタリーっぽいのだが、宮沢と一緒の時とは違って鈴木が飲み仲間とはオネエっぽくしゃべるのが違和感。リアルにこういう感じってあるのか?ノンケの自分にはよくわからず、もやもやした。
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