「色んな意味が込められた、すみません、ごめんなさい、ありがとうをたくさん聞いた」エゴイスト talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
色んな意味が込められた、すみません、ごめんなさい、ありがとうをたくさん聞いた
そんなに「すみません」て言わなくていいのにと思った。でも日本語の「すみません」の意味の多さと過剰に使うのがこの映画では嫌でなかった。
スタイリッシュでセンスのいい内装の部屋(浩輔)を邦画で初めて見たような気がする。掛けられている絵、ブルーに統一されたリネン類、流れているクラシック音楽、美しいクローゼット。ソファが唯一ちょっと違う?浩輔の趣味?そしてこれほど美しいセックスシーンを邦画では初めて見た。
鈴木亮平と宮沢氷魚、二人とも手が美しく長くて細い指。ずっと見ていたかった。そして宮沢氷魚の存在そのものの透明さに心が揺さぶられた。龍太の母の作ったお惣菜をお土産に貰って冷凍しておき、それを解凍して浩輔が食べるシーンは浩輔の母と龍太の母と龍太への思いが詰まっていた。
婚姻届を貰ってきて記入して家の中に貼って幸せを感じる、なんてことを聞いただけで泣けてくる。結婚は全ての人の権利で、するもしないも自分と相手で決めること。そんな当然のことが未だにできない国に住んでいることがつくづく嫌になる。
この映画の前提になっているのは、同性同士の結婚ができない日本、突然シングル・マザーになった人とその子どもに手を差し伸べるセーフティネットが無い日本が舞台であることだ。大学まで学費が無料であれば、龍太は母の病気を理由に高校を退学することもなく大学にも行ったかも知れない。そして母と自分の生活を成り立たせる収入が得られる職業に就けたかも知れない。
もし浩輔と龍太が結婚できたら、浩輔は龍太に別の形のアドバイスや助けを申し出ることができただろう。そして龍太の母は浩輔の母ということにもなる。浩輔と龍太の母の関係がいいものであれば龍太の母への同居の申し出も決して突飛なものではない。マイノリティーを無いことにしている社会がマイノリティーの人達を苦しめているだけだ。だから!これはエゴ?と悩ませてしまうんだ。彼らは全く悪くない。
余韻が大き過ぎてね、まだその場から動けないでいるんです。
フォロアーの皆さんから1年遅れの鑑賞でしたが、この映画に出会えて良かったです。
talismanさんコメントありがとうございました😊
思ってた以上の良作で、今年の邦画でも特に心に残りました。
『オッペンハイマー』ご覧になられたんですか!? アメリカででしょうか。
メチャクチャ見たい一本です。早く日本公開が決まって欲しい…。
コメントありがとうございます♪
talismanさんのレビューが素晴らしすぎて、感動しています。
マイノリティの人を認めると、そして同性婚を認めると、
国になんの不利益があるのか、私には分かりません。
エゴイストなのは国そして議員たちなのでは、と思ってしまいます。
talismanさんコメント嬉しかったです、ありがとうございました。
浩輔が、龍太が、大切な人に沢山ごめんなさいを言ってきた人達が、抱く必要のない罪悪感を抱えずに生きていける。そんな社会に早くなってほしいって、僕も思いました。
女性(文系)=共感+暗記
理系がオリジナル理論で論破なんて最悪です。もちろん人生経験や自信をつければ相性の幅は広がりますが、恋愛経験がなかったり女性に対する知識が身についてない場合、理系の相性がいい人は息子さんの話しているオリジナル理論。アニメキャラ=天然ちゃんです。僕も若い頃、スレンダー、色白、目が茶色の天然彼女にベタ惚れでした。笑 僕はラッキーでしたね。
二次元!?笑
なぜ二次元好きか質問すると面白いコメントあるかもですよ。旦那様羨ましい。
僕は極端に偏っているから自分で組み立てた会話は理解者少なくて。間違った常識、あるある話っていっぱいありますよね。
コメントありがとうございます。
新鮮でした?笑
10人中1人にしか伝わりませんけど本当ですよ。浩介のすみませんは本心です。やっはり男性目線に違い悩み方するみたいですね。女性の方が共感しやすい話でしょうけど。男女(理系、文系)がこんなに違うなら恋愛する前に教えてよ!と思います。
自分は普段、意図が直接伝わらない気がするので、「すみません」は絶対使わない様にしています。
只、浩輔が龍太の家でお風呂入る時に言う「すみません」は、
「すみません」しか無いかもな、と思いました。
言うならば“義母”への最初のアプローチ、距離感は「すみません」が丁度良いかも。