劇場公開日 2023年2月10日

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「カメラワークが秀逸」エゴイスト REGZA521さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0カメラワークが秀逸

2023年2月11日
iPhoneアプリから投稿

原作未読。
結局人って我儘。
でもそこが素敵だと。(♪いいないいな 人間っていいな)

鈴木亮平と宮沢氷魚の絡みの中での色分けが見事。
低予算?カメラから見る景色と相まって作品の世界観を見事に表現しています。
『売りセン』って久しぶりに思い出した…
昔あの辺りに『どんどん』あったんだって(笑)
末広亭から2丁目へ向かうであろう道程をぼやかすことで暗美な世界へ向かうと感じさせる。
少ない時間でスマートだなと。

阿川佐和子にもう少し母親としての葛藤を演じて欲しかった。やはり母親として葛藤はあるよね…?
それぞれがエゴを押し通すにしてもさ。

でも観て損は無い作品。

REGZA521