ビーストのレビュー・感想・評価
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promiseオヤジvs狂獅子
ライオンが車の窓ガラスを叩き割るなんて、初めて見た。頑丈なオフロード車の中にいても襲われるんだから、めちゃくちゃ恐いし、緊迫度合いもすごい。
イドリスパパがやたらとOKだの、Promiseだの安請け合いを連発する。だから娘たちは、パパの事が信用できず、勝手な行動をしてハラハラさせる。途中で少しダレるんだけど、最後は、まさかの対決でちょっと笑ちゃった。
ある意味、ライオンとじゃれあっているシーンが一番すごい。本物かなぁ。
視点の置き場所が違うと感想が全く異なってしまうシンプルでハイコンセプトな正統派動物パニック映画
アホみたいにシンプルなハイコンセプト映画ですが、冒頭から思いっきり明白なのはライオンがメッチャクチャ可哀想なこと。密猟者に仕掛けられた罠に群れを壊滅させられたライオンが人間に牙を剥く話なので運悪くサバンナに居合わせた人間のサバイバルアクションという視点から鑑賞すると、捕食ではなく復讐目的の殺戮に駆り立てられたライオンとの対決を通じて自然とは何か、家族とは何か、生きるとは何かを強制的に叩き込まれる物語に時折放り込まれる呪術的な幻想やシャールト・コプリーが演じる狩猟禁止保護区を管理するマーティンがボソッと放つ一言に人間の業が滲んでいることをシレッと見逃してしまうので注意が必要です。要するに正統派動物パニック映画です。
思ってたよりそのまま
程々に解消
スリル満載‼️良かったよ。
敵キャラの設定そのものが間違っている。
そもそも、ライオンは、密猟や自然破壊の被害者であって、冷酷非情な殺戮を繰り返す加害者に仕立てることには違和感がある。敵キャラの設定そのものに、無理があるのである。
間の抜けた行動でイライラさせる主人公たちが、何故かいつも生き残るというご都合主義が鼻について、サスペンスも一向に盛り上がらないし、ドキュメンタリーのような緊迫感を出そうとしたのであろう長回しも、効果を上げているとは思えない。
父親とライオンとのタイマンは、アクションの見せ場としては良いのだが、銃で武装した密猟者たちを一撃で倒してきたライオンが、ナイフを持っているだけの一般人に、ああも手こずるのは不自然としか言いようがない。
ライオンを倒す方法が、比較的早い時期に予想できてしもうのもいただけない。
さらに、せっかく黒人俳優を主役に据えて、アフリカを舞台にした映画を作るのであれば、例えば、亡き妻の幻を見るシーンなどで、もっとアフリカの歴史や文化に対するリスペクトを示せなかったのかと、残念に思ってしまった。
映画館でアフリカを味わえた
陸のジョーズ⁉️ユニバーサルピクチャーズ
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