「仲間をころされ人間に恨みを持つライオンVS父親」ビースト けんのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
仲間をころされ人間に恨みを持つライオンVS父親
なるべくネタバレにならないようにこれから見るべきかの参考にしたい人の指標になればと思う。
物語は密猟者が、金になるからとライオンの群れを一網打尽にする所から始まる。
が、群れの1匹を仕留め損ねてしまう。
この1匹VS家族を守るために戦う父親という、構図の物語である。ストーリーのスケールとしては
そこまでは大きくはないだろう。
主な登場人物は主人公(父親)長女、次女。
父親の旧友……そして敵ライオン。
妻はガンで亡くなっているが、亡くなった時ずっと傍にいてやることが出来なかった自分に父はひどく後悔しており自分の責任だと抱え込んでいた。そして、長女も父が悪いと……父をあまり良くは思っていない。
ある日、妻の故郷である南アフリカに訪れることにし、妻と父親の旧友にも再会する。
久々の再会で息弾む父と旧友ではあるが長女がヒステリックを起こし妻のことで食事そっちのけで口喧嘩したりという描写がある。
翌日親睦のため村を訪れたのだが……いるはずの村人が見当たらない……そこには無惨にも殺されていた村人の惨状であった。
ライオンが自らこんなふうに村や人を襲うことは無い……一体どうして!?と困惑する登場人物達
ここからライオンVS父親という戦いが始まっていく。
車での心理戦やちょっと派手とは言えないアクションではあるが……自然界の動物の恐ろしさは充分味わえるであろう。
が、個人的には少しストーリー性や人の行動にチープさを感じてはしまった。
だけど、アクションとしては悪くはなかった。
まあ、素手でやり合ったりする場面はなかなかツッコミ所はあったが。
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