Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
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ドラマの方は観てなかったので
割引になるチケットの有効期限が12月いっぱいだったので、特に観に行きたいと思っていたわけではありませんでしたが、他に観たい作品もありませんでしたのでこちらを観に行きました。
ドラマの方は観てなかったので、映画だけでも楽しめた作品でした。ただ最後がちょっとだけパッとしないというか疑問に残ることが多く感じたのが残念。
年末年始の深夜にコトのドラマが再放送されていました。映画を観に行ったのがきっかけ観ましたが、このドラマこんなに面白かったんだって思われてくれたのは観に行ったお陰だなーって思いました。
期待してたのに
医療もの、中島みゆきの主題歌含めてとても期待してました。テレビドラマは見ていなかったので、ぜひとも見たいと思っていましたが、途中までは涙腺止まらず、やはりいい映画だなあと思ってましたが、途中から夢が覚めてしまいました。
さまざまな問題が起きた時のドラマが1番面白いのに、主人公のスーパーマン振り、そして誰もが傍観者になってしまう、最後には全てすっ飛ばして白い画面で物事を解決してしまうのはいかがなものかと。
カツヒロの医療事故の問題、本人の白血病、生まれる子供の問題、離島の医療の問題、老人介護、研修医の成長振り、恋愛?なんでも詰め込みすぎて最後に中島みゆきでシャンシャン。
もっと丁寧に映画作って欲しいと思ってしまいました。
観て良かった。
D rコトーが映画になったのは知っていたのですが、今日やっと観る事が出来ました。
映画館で観るのも20数年ぶりでした。
また、漫画も読みたくなりました。
46のおっちゃんが泣きそうになりました。
奇跡のものがたり
ドラマはちょこちょこ観てた程度で、ほぼ初見で映画観に行きました。
地域医療の話っていうか、人情と奇跡のものがたり。災害起きるけどトリアージもせずただみんな助けてみせる!っていう精神論?だけで患者をみる。しかもボロボロの医者が。島の人も患者をどんどん連れてくるだけ。軽症も含め患者どんどん入ってくるわ、呼吸停止してる人いるわ、医者2人ともオペに入るわ、なのに全員生きてる。もうこれは奇跡としか言いようがない。今課題となってる地域医療だけど、これは真似できないというか真似しちゃいけない。
災害のこと想定して訓練とかちゃんとしてないのかな。
そして新人ドクター優秀すぎる!緊急オペ入っても動じないし、すぐ助手につけるし。最後島に残ってる風だったけど優秀だからこそ数年は大病院の救命とかで経験積んだ方がコトー先生みたいな医者になれるのでは?と。
役者さんもいい演技してるからこそ、もう少しリアリティのある内容だったらなぁと思ってしまった。
あくまで個人の感想だし、ドラマもちゃんとみてたらまたもっと違う感想になってたのかなとは思う。
映画にすると難しいんですね。
評価が2つに割れるようですね。ドラマから見ていますが吉岡さんの演技力に惹かれてこの作品も絶対に見たいと思っていました。ドラマでの時任さんの強くて優しい存在感も好きでした。
映画だとこんな感じの仕上がりになってしまうんですね。
ドラマでのDr.コトーの良さって個人的には役者同士の空気感と、島での時がじんわりゆっくり流れている表現力だったので、映画ではそれが満足に得られませんでした。
無駄にセリフを言わなくても無言の間や役者さんの表情が心に響く感じのドラマの方が良かったです。映画だと時間の制限もあるから難しいですよね。
でもやっぱり吉岡さんの演技は好きです。間だけで心にダイレクトに伝える事ができる役者さん。心の中で葛藤する役が合ってますね。
ラストの手を伸ばすシーンが一番良かったけど、こんな感じで意味深なのはDr.コトーらしくないなと思いました。
続きがあるのかないのか、どちらにも転べるように作ったのかな。
見る前は号泣を覚悟してましたが全く涙腺はゆるみませんでした。
色んな出来事が満載で観賞後、お腹いっぱいになる邦画。 本年度ベスト。
ぶっちゃけお正月なのに観たい映画が無く本作を選定。
期待していなかっただけに満足度は高目。
めっちゃ面白かった!
Dr.コトーはあまり興味が無くドラマもあまり見なかったので観賞後に後悔(笑)
Dr.コトーさん。
めっちゃ凄いお医者さんだった(笑)
西の小島の開業医の奮闘日記って感じ。
出だしは緩い感じで美しい風景に引き込まれる。
ストーリーが進むにつれ「静」から「動」にシフトチェンジする感じ。
ある災害からの怒涛の様に起きるハプニング。
コトー先生が可愛そう過ぎる程に奮闘。
悪い人が一切登場しないけど、神に見放された様な展開に泣けた。
東京の大病院の御曹司、織田のポイントが高目。
言ってる事は的を射てるけど彼の考えが変化していくシーンが良い。
ノーマークだった生田絵梨花さんは美しかった。
後半の絶望的なシーンからの展開にビックリ。
吉岡秀隆さん。
子役の頃から観てるけど、味のある役者さんで今更だけどこれからに注目したいです( ´∀`)
過疎地の慢性的な医師不足
原作未読、劇場版も初めて観るコトー診療所でした。主人公の医師はすばらしい人格者でまた確かな医療技術をもち、自身を犠牲にして過疎の沖縄の村人のために働いている。慢性的な医師不足から、近隣の村等と統廃合をし、指導医としての打診も上がるころ、自身が重篤な病であることを知る。
妊娠中の看護師の妻、東京から研修にきた御曹司の若手医師、村出身の若い女性看護師の人間関係。このチームワークをもう少し繊細に描いてほしかったし、若手医師を語り部した構成でもよかったのでは?と思ってしまう。コトー先生と対照的な東京の御曹司の若手医師の内面から、一人称の語り部の映画を観たかったとは思いました。
あと、もう少しリアルな展開であるならば、重篤な病とわかって時点でコトー先生は周囲に無理やりにでも病院送りになっていたかもしれないし、その場合は、若手医師の奮闘を描く、それこそコトー先生の意志を引き継ぐような展開になった方が現実感でたように思います。
災害時での対応場面は、映画であるとはいえ、これでもかというくらいに過剰な演出で、もう少し抑えた感じでも伝わってきたと思う。それにしても、社会面からすれば、こうした過疎地の医師不足は慢性的な問題で、医師の過労にもつながっていると想像できる。この解決策って、どんなものがあるんだろう、と興味をもった。
若手医師を演じた高橋海人、「あきらとアキラ」でも御曹司の次男役だったし、たしかにお金持ちの家の出という感じで、今回もハマり役だったのではと思った。
今一度ぶつかる「限界」という壁
伝説的な「Dr.コトー診療所」というドラマが、スタッフ、キャスト再結成で完全復活!
というだけで、もうこの映画には十分価値があるし、ファンには見て損のないものとなっている。
あの雰囲気、音楽、世界が帰ってきてくれたというだけで、もう満足。
ただまぁ、脚本はあれだったけど。
具体的に言えば、過疎化の進んだ市町村の医療問題という、重大な問題を取り上げ、かつあまりに不幸に見舞われ過ぎて、こんなになっちゃってさすがに限界だろってくらいにさせちゃいつつ、結局血反吐を吐きながら現状維持で問題解決には至ってないというところ。
ラストの説明描写がゼロなのは敢えてなのかもしれないが、にしても問題だらけだったのに説明無しで何とかなりましたーっていうのは、ちょっといい加減だったかなと。
でも実際問題、現代の少子高齢化による人口減少、過疎化は深刻で、そこに焦点を当てたかったのは伝わったし、かつあの志木奈島という、「奇跡と犠牲」によってギリギリ成り立っているというのも、いずれはぶつかるのは明白だったわけだから、ラストに相応しいシナリオでもあったかな。
何はともあれ、面白かったです!
ただ、やっぱドラマの視聴者じゃないとあんまり面白くは無いと思うので、最初のワンクール、2004くらいは見た方がいいと思います。
後半の展開が良いのか悪いのか…
エンタメ作品としてみるとこれで良いと思うけど、全体的に人の優しさを全面にだしているゆえ甘い展開にならざるを得ないんだろーなー、と。が、美しい景色を大画面でみて優しい人達のお話として年始にみるには最高に清々しい作品だった。
あくまで個人の解釈です
*原作マンガは読んでいません。
ドラマシリーズ〜映画の感想です。
この映画がコトーシリーズのラストで集大成と聞いたので、こういう解釈にたどり着きました。
様々な意見があると思うし、人それぞれで解釈が違っていいと思います。
台風の夜から数ヶ月が過ぎたであろう島の人々のいつもの暮らし、診療所に集まるみんなの笑顔、子供を抱き上げるコトー先生、この最後の映像の解釈。
力を120%使い切ったコトー先生が最後に心に描いた映像(=コトー先生は亡くなった)という解釈に自分は落ち着きました。
そのほうがコトー先生「らしい」からです。
そして「生きて」と言った昌代さんの卵焼きをコトー先生が食べるシーンがなかったからです。
コトー先生が貫いてきたのは
「目の前の命に全力で向き合うこと」
ドラマシリーズの時からそれは何も変わっていないんです。
だから今回も「全力で向き合った」だけなんだと思います。
「自分を犠牲にして」とか「命に優先を付ける」とか、コトー先生の中にはないんです。
「医者だから」とか言う前に、目の前で助けを必要としている人がいたら全力で助ける人なんだと思います。
ドラマシリーズで最後のエンディングの曲が流れる時、みんなが笑ってる中でも素晴らしい景色の中でも、コトー先生の背中はいつも孤独を抱えているように見えました。
「寂しそう」とかいう生半可なものではなく、「信念を持った孤独への覚悟」のように感じました。
今回の映画は20年分のコトー先生の「孤独」と「覚悟」だと思いました。
そしてコトー先生が「そういう医者だ」ということ、そう思うと自分なりの解釈に自然と辿り着きました。
海外の戦争中の国などでは医療施設に人が押し寄せ、何日もかけて歩いて来て施設に着いても診察してもらえるまでまた何日か待つ、と聞いたことがあります。
孤島で唯一の医者というのは立場は違えど、みんなから頼りにされることには変わりはないと思います。
島民はコトー先生を頼りにするし、他の人はきっと励ますことしかできない。
テレビシリーズからのファンで大好きなドラマなので、今回の映画は見ていて辛くなるものでした。
でもそれは自分が「コトー先生」の本当の孤独や覚悟がわかっていなかったからなんだと思いました。
もちろん今でも自分は想像するだけで、わかるはずもないですが。
コトー先生をずっと体現してきた吉岡さんの今回の鬼気迫る演技は素晴らしかったです。
孤独と覚悟「コトー先生という人」を生きていました。
コトー先生の死=アンハッピーエンドとは思いません。
彼はそういう人だった。
そして真っ直ぐに全力で生きた。
彼がいつもずっと20年間願ってきたのは最後の映像と同じ。
みんなのいつもの「暮らし」と「笑顔」なんだと思います。
そしてそんなコトー先生だったからこそ、彩佳さんやみんなに好かれたんだと思います。
この映画でハント先生が唯一マトモなことを言ってる、と口コミに書かれてる方もいます。
ハント先生や鳴海先生のような方が医者であるべきだと自分も思います。
頭ではそう思います。
だけど何故でしょう?
自分がもし病気になったことを想像した時、やっぱり見てもらいたいのはコトー先生なんです。
観たことを心の底から後悔した
初回のドラマからずっと見ていたので16年ぶりに復活したことをホントに嬉しく思い、楽しみにしていたのですが、映画を観たことを心の底から後悔しました。
こんなに後味の悪い終わり方にする必要があったのか?・・・と、制作側に問いただしたいくらい。
島の人たちのためにずっと頑張ってきたコトー先生を失明させる必要があったのか?
コトー先生は、患者に寄り添い、どんなに難しい治療でも諦めずに患者を絶対に見捨てない。
人格者な上に腕の立つスーパードクター。
そもそも現実にはあまりいなさそう・・・な人物設定なのだから、最後までスーパードクターの設定を崩さないで欲しかったのに、いきなり現実的な終わり方。
島の人たちの自分勝手さに呆れるばかり。
自分の義理の息子が『急性骨髄性白血病』という命に関わる病気になったと知らされた時、『これからどうすればいい?わしは何もわからんからコトー先生に聞くしかないんじゃ!』と言ったきり何もしようとしない、あやかさんのお父さん。
場所は違えど自分の娘が罹った病と同じ癌であり、どんなに深刻な状態であるか判るはずなのに、強引にでも入院させようとしないのは信じられない。
悩んでいる暇があったら大きな病院に入院するよう説得しろ。
おまけに、前もって台風が来ると判っているのだから、その前に本土に送るか、あやかさんが入院していた病院に送り込め。
コトー先生が島にいなくなると困る・・・結局コトー先生の命よりも、こっちを優先させるなんてホントに身勝手な奴。
失明してしまったからもう手術もしてもらえなくなるねぇー。
坂野さんと一緒にハント先生に頭を下げてコトー先生の代わりをお願いするべきだった。
並行してコトー先生の代わりを探す手はずを整えるべきだった。
坂野さんもハント先生に痛いところを付かれて逆切れしている場合か。
そして。
『コトー先生とあやかちゃんの子供を取り上げるまでは死ねん』と言っている割には、先生の言いつけを守らず薬を飲まない、なみちゃんのおばあちゃん。
挙句、台風が上陸した夜、避難所にはいたくないとわがままを言って役所の人に送らせ、自宅で倒れているところを発見されるが心筋梗塞で診療所に運び込まれて、結果、コトー先生に決定的なダメージを与えることになった。
倒れたコトー先生を放置している意味も判らん。
一緒に観に行った人はコトー先生が失明した・・・であろうことに気が付かなったと言っていた。
子供の手を取ろうとする手がおぼつかない感じだったのは目が見えていなくて手探りで探している…様子を描いていたのだろうし、子供を抱き上げる時に子供に視線を合わせていなかった。
子供が初めて歩き出した瞬間だったのに。
それを見ることもできない。
自分を犠牲にしてでも島の人を救うコトー先生の”美しい姿”・・・というテーマで描きたかったのか?
それで感動させようとしたのか?
全然感動しない。
出来るわけがない。
こんなことなら観なければ良かったと心の底から後悔しました。
ドラマのまま終わらせればよかった。
荒んだ私の心を救ってくれたのは、たけひろくんがまた医者を目指すようになったことと、ハント先生が全部私の言いたいことを言ってくれたこと。
高橋海人くんの演技がとても良かったです。
私の中で『姉ちゃんの恋人』と並んで”ツートップ”となりました。
映画の登場人物にここまで感情移入してしまう自分もどうかしている・・・と思うのだがwww
悪くはないと思うが
離島での生活は、本土に暮らしている私達にはわかり得ない所が有ります。
原作もドラマも有るのは知っていたけど見たことはなかったので、知っている方達はもっと奥の奥まで色々思う所が有るんでしょうね。
ラストは詰め込み過ぎな感は否めない。どれかに絞ればもうちょっと違いが生まれたはずです。只立場が違うとどれが正解なんてわかりませんから。
でも、最後に流れる中島みゆきさんの歌は素晴らしい。
ドラマの世界観の続きを観られます
実際にドラマの中でも長い時間が流れていたのでしょうね。
新キャラクター二人もドラマの世界にハマっていて良かったです。
コトー先生と彩佳が立て続けに倒れる「ああフジテレビ」ですが、今回に関しては説得力がありました。
この結末に不満はありませんが、原作では絶対にたどり着かない結末のはずです。
公開を機に山田先生がペンをとってくれないものでしょうか……。
お約束か?
1本目。
ドラマは見てないけど、相関図は何となく分かる。
まあ、いい映画だなとは思ったし、離島医療、正論、人道人情論に、ややエゴありだけど、映画で正論は敵に回しちゃうからなあ。
同局制作のラジエーションハウスの映画も孤島が舞台にはなったけど、台風は付き物なのね。
そうでもなきゃドラマチックには、ならないけれど、お約束な感じが否めない。
ドラマは見てなかったけど・・
大晦日に暇だったので上映開始時間が合ったので今更ですが観てきました。
大晦日ということもあり、映画館は私ひとりでした。
内容的にはドラマ見てなくても楽しめると思いますが、
登場人物がほぼドラマのメンバーそのままのようで、ドラマを観てたかたは、更に面白く観賞できると思います。
ただ、特に映画館で観るほどのものでもないかと・・
映画館で観て良かったな〜と思えたところは、貸切状態で見れたことと、景色が綺麗で実際に島を歩いてる気分を味わえたところかな!
特に泣ける場面もなく、他の皆さんが書いている後半の場面で違和感を感じたのと、最後が少し雑な感じでした。そこまでの経緯も描いてもらいたかった!
全302件中、101~120件目を表示