「インド映画鑑賞前には…」スーパー30 アーナンド先生の教室 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
インド映画鑑賞前には…
睡眠不足はNG。そしてお手洗い行ってください。(笑)
本作品もしっかり2時間半。
目の前の席の2人組が別々のタイミングで席を立つので、がっかり。
久々のインド映画。
今回歌と踊りは少し。若干特撮あり。
インド映画も少しずつ変わっているのかな。
今回主役の俳優さん。名前も知らないけど、めっちゃイケメン。
そして当然美人女優さんも。(インドの美人さんは超絶美人なのだ)
「きっと、うまくいく」でも理系男子学生の実情が垣間見られたが、やはりインドでも良い大学に行かせたい親は多いらしい。
そしてそのためにお金を惜しまない…もちろん富裕層の話だが。
アーナンド先生の無料の私塾、素晴らしいとは思うが、そこに入れなかった31人目以降の子達は?
平等に教育を受ける権利はあるの?
そこが気になったかな。
そして、やはり私財を全て投じるのにも限界があると思うし。
実話なのだから、それが出来たってことなんだろうけど。
受かった後の学費や生活費はどうするんだろうか。
インドの貧しさは、想像以上なものだと思う。
勉強は知識を詰め込むものではない、ということはよくわかったが、ああいう授業は先生の質が高いから出来ることだろうな。
と、ノーマル以下の自分は思ってしまったよ。
教科書がなくて、自分達でスライド?を作ってしまうなんて素晴らしいね。
英語アレルギー克服のため、20分英語のみで劇をするシーンはある意味クライマックスか。
インド人は普通に訛りのある英語話すよね?と思うけど、あれは上流階級の人たちだからなのか。
30人の生徒達はいろんなところから来たはず。ということは、言語も違うはずで。
皆さんどうやって勉強してきたんだろう。
何語で書かれた教科書を読んでいたのか。
と、この辺も掘り下げて欲しかったな〜。
でも、やはりインド映画。2時間半楽しんだ!