「ドラマの続編」呪呪呪 死者をあやつるもの コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
ドラマの続編
楽しかった!
展開でグイグイと引っ張るタイプで、飽きることも眠くなることもない良作。
予告編はスピード感のあるゾンビみたいな推し方でしたが、『キョンシー』+『呪術廻戦』『ぬ~べ~』みたいだった。
特にヒロインのジャーナリストを助ける、美少女祓い師(謗法師)・ソジンが素晴らしい。
単品で十分楽しめる造りではあるのですが、なんとなく人物そのものの説明や人間関係の描写が薄く感じました。
検索したらば、どうやらこれ、韓国のテレビドラマ『謗法(ほうぼう)~運命を変える方法~』の続編というか、劇場版だったらしく。
それを隠して宣伝するのには不誠実さを覚えたり。
エンドロール後に出てくるキャラも、ドラマ版の敵のようでした。
(『謗法』はNetflixで配信中らしいので、観てみるか…)
MCUみたいに続編作る気満々の「ポストクレジット」シーンがあるから、エンドロールが始まっても
帰らないことをおすすめします。
続編がテレビなのか劇場版なのかわからないけども。
それにしても日本の配給会社がつけた邦題がダサい。
『RRR』や『ゲゲゲの鬼太郎』でも意識したのかしら?
原題が韓国語で「방법: 재차의/呪法:蘇りし者たち」、英語で「The Cursed: Dead Man's Prey/呪術師:死人を操る者」なわけで。
そのまま直訳にするとか、『謗法』や『呪殺』とか直接的表現とかでもよかった気がするけども。
『謗法師vs呪殺師』みたいな?
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