「前作でエスターを演じたイザベル・ファーマンが?!?」エスター ファースト・キル 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
前作でエスターを演じたイザベル・ファーマンが?!?
同じ役を13年後に演じることになるとはご本人も思ってなかったことでしょう。
名探偵コナンのコナン君みたいな設定。
(外見は子供だけど、中身は大人的な・・)
その設定、ラストでネタバラシしたら、どんなに面白かっただろうと、
思わないでもなかったです。
でも、かなりドッキリして楽しめる作品でした。
サクッと短く(99分)、終盤にアッと驚く展開があり、
お父さん(ロッシフ・サザーランド)
お母さん(ジュリア・スタイルズ)
兄のグンナー(マシュー・アーロン・フィンラン)
そしてエスター(イザベル・ファーマン)
主要キャストのキャラが濃くて、曲者ぞろい。
はじめから敵意ありありでエスターに意地悪なグンナー。
優しい母親から突然本性を現すジュリアン・スタイルズ。
最初のエストニアの医療施設のリアがエスターに化ける展開も怖すぎて
ブルブルでした。
でもですね、試しに前作「エスター」をちょこっと観てみました。
これが名作の香りぷんぷんなんですね。
この後、前作を楽しみたいと思いますが、
そういう目で見ると、セリフがことごとく安っぽくて説明不足。
映像が描写不足なので、観客が想像で補う必要を感じたのですが、
(私だけが鈍いのかも知れませんが、)
エスターとお父さんがイキナリ屋根の上にいたり、
あまりにも不死身なエスター。
(だからホラーで面白いんですけど、)
そして火災の場面の家の模型のチャチなことなど、
「相当に低予算なのかなあ〜」
それにしても前作から13年後に、同じ女優がエスターを演じた驚愕、
ボディダブルが2人とのことで、もちろん子供を後ろ姿など使い、
頭部分と下の部分を合成したり縮小したり、
お父さんお母さん役はもの凄い厚底靴などで調整したと、
イザベル・ファーマンが話してましたが、
アイデアの勝利という、ややB級テイストの映画でしたが、
かなり面白かったです。
ラストの歌「マニアック」とエンディング・ロールはアートでお洒落で
素晴らしかった。
共感を有り難うございます。
そんな様々な工夫があったのですね。画像合成や縮小とか、後ろ姿の代役とか、厚底靴とか‼︎
そんな撮影シーンや加工を想像すると、それもかなり怖かったりしますね。
返信お気遣いありがとうございます。😊低予算の秀作。なんか遠近法の記述がありました。お父さん👨ピュアすぎ、に対し、お母さんと息子 肝っ玉レベルが尋常ではない悪の権化❗️狙いかもですね。ありがとうございました♪。
おっしゃるとおりです合成で古典的な縮尺遠近法も駆使したみたいです。たぶん、金無いからCGとか贅沢に使えなかったみたいです【パンフの受け売り&推測】
残りの2人はともかく、お父さんが気づかなかったのはフィクションとはいえ疑問❓でした。【何で気づかない❗️】って心の中で叫んでました、この前日譚は記憶では、失踪から4年後、仕草や、声質、体臭で気づかんのかぃ💢と❓が頭を駆け巡りました。
単純にアートとしては秀逸でした。イイねありがとうございました😊