「サイコパスvsサイコパス」エスター ファースト・キル ゆきんこさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコパスvsサイコパス
なんとなく 貞子vs伽倻子 思い出しました。
そして、やっぱり1作目よりも老けたようなエスター。でもあまり気になりません。むしろ子供感出せてるのがすごいと感じました。
メイク技術もそうだと思いますが、演技もあってこそだと思います。
1作目で出てきたの精神病院から始まり、逃走。行方不明者を装って富豪の家に転がり込めたのはいいが…
母親と再会後、父息子の順番で再会しますが、その段階で明らかに母、息子は何かおかしい。
この段階で、「こいつらが殺したのかも」と何となくそうなのかもしれないという伏線がありました。
その後は1作目と同じように日常が流れて、エスターを怪しむ刑事が出てきて、自分の正体がバレそうになったエスターは刑事を殺します。
そこまでは1作目と同じ。
その後からは、伏線回収のように、富豪家族の秘密が暴かれます。
正直ありきたりな展開ですが、難しい映画よりもスッキリ観れました。
エスターはその家族に弱味を握られ、不思議な事に悪役が"エスター<家族"に見えて面白かったです。
仕事終わりで観たので眠くて記憶曖昧なところもあり、何で本物の娘は殺されたのかはよくわかりませんでした。
驚かされるシーンはあまり無いので、ホラー初心者にはいいと思います。
★4つなのは、タイトル「ファースト・キル」なのに、精神病院に入る前にも殺しているのに、何が「ファースト・キル」なのだろうか。
一応、精神病院から逃走後の「ファースト・キル」ということで落とし込んで観てました。
レビューを見る方にはいないと思いますが、この映画を観た時、2つ隣の席に2人組が座ってました。
食べ物の咀嚼音、飲み物カップを置く時の音、食べてる時の紙のガサガサ音、何より上映開始後もずっとしゃべってました。
前者3つはまだ許せます(言い方悪いですが育ちが悪い方は直らないでしょうし、注意するのもめんどくさい)、しゃべってるのは流石に注意しました。このような人達のせいで映画の世界観が台無しになってしまうこともあります。
少しでも気を遣い、周りの事も考えられるようになっていただきたいです。