説得のレビュー・感想・評価
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ダコタ・ジョンソンがJ.オースティンをアップデート
19世紀初頭のイギリスで、贅沢が過ぎて財産が枯渇した元富豪の次女、アンが、何かにつけて富に引き寄せられる家族を距離感を持って見守っている。一見、彼女は自由に見えるのだが、本心ではかつて裕福だった一族が望まなかった結婚を諦めたことを後悔している。今も相手のことが忘れられないのだ。
ジェーン・オースティンの原作に基づく本作は、そんなアンの前に今は船乗りとして出世して、かつ財産も手に入れた元恋人、ウェントワースが現れたことで、2人は互いに相手の気持ちを探り合うことになる。愛している?愛してない?ずっと忘れていなかった?とうに忘れていた?2人はいいお友達?それとも?等々、意地の張り合いや偶然の悪戯、またはあり得ないような誤解に邪魔されて、この愛はハッピー・エンドに向かうのかどうか気が気じゃない。つまり、いつものオースティン調に若干『ブリジャートン』を塗して、一族の中でのアンの立ち位置は『シンデレラ』にも少し似ていなくもない物語が展開する。
観る人を選ぶ作品かも知れない。だが、少なくとも、ヒロインにダコタ・ジョンソンを得たことで映画は斬新にアップデートされている。特に、終始カメラ目線でモノローグを展開しつつ話を引っ張っていくジョンソンの軽快さが不思議な推進力になっているのだ。それと、イギリス南部のバースほか、時の洗礼を受けていないロケ地の絶景が、観客の目をうっとりとさせる。イギリスって、なんて素敵な国なんだろう!?と、改めて思うに違いない。
ジェーン・オースティン
原作がジェーン・オースティンで、イギリス貴族たちの恋の駆け引きを描いている。
主人公がテキサスのダコタ・ジョンソンなので雰囲気はちょっと、だけど、ロマコメ系に処理しないと、今の時代は難しいかもしれない。
アンだけアメリカ人に見える
古い貴族の思考や価値観に普通はついていけないが、アン(ダコタ・ジョンソン)の語りで分かる。
ダイバーシティを反映して、他人種が出演しているが、歴史的には、ホワイトだった?
しょうがないなぁ的ダコタ・ジョンソンの演技と、賢さと人間性が分かるセリフの回しが良い。地味だけどここ重要。
ダコタ・ジョンソン推しで、推せる時に推しときます。
女性の監督だからと言って、良いとは限らない。
ハーレクイン・ロマンスってやつだろうか。
すれ違いロマンスってやつで、日本人こういうの大好きなんだよね。
結果が分かってしまうから、また
古い古典が原作なのだろうから、仕方ないけど、共感したり、感動するところはない。
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