「からくり妖術師」スレイヤー・オブ・ディザスター 妖術廻戦 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
からくり妖術師
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スレイヤー・オブ・ディザスター(slayer of disaster)は厄災の殺人者?、原題は奇门偃甲师、中国で人気の奇門遁甲術師(からくり妖術師)のことらしい。
主人公の杜風波は木材をロボットのように自由に操れる妖術師、木の鳥小朱は偵察ドローンや大鷲に変身可能で杜風波の守護霊でもある。父常天の守護霊は木の虎でした。常天は悪の妖術師四大凶相こと鳳四娘、蕭人屠、諸葛直断、呂無涯らに殺されてしまいます。長じた杜風波は警察官の江瑛洛と力を合わせ四大凶相と闘います。江瑛洛は妖術師でなく女性でありながら中国拳法の棍術(棒術)の達人です。
見せ場は妖術合戦のワイヤーアクションでしょう、小朱の変身や活躍ぶりも見どころです。
最後の四大凶相・呂無涯から杜風波を守った小朱でしたが毒にやられてしまいます、父と同様に守護霊を失うと主人もまた絶命の危機、ラストは倒れた杜風波を助けようと荷車で運ぶ江瑛洛のショットですが続編を匂わせていましたね。
ちょっと困惑したのは江瑛洛の部下の楊嘆も四大凶相を父の仇と狙っており、どちらが常天の息子なのか紛らわしい演出でした。
文化風土が違いますが妖術アクション・ファンタジーとして結構面白かった、ただ、江瑛洛が妖術師でもないのに最強なのかはやや疑問・・。
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