「ずんぐりむっくりヒロインがどんどんかわいく見えてくる」金の国 水の国 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
ずんぐりむっくりヒロインがどんどんかわいく見えてくる
2023年劇場鑑賞26本目。
アニメ映画はよく見ますが中世ファンタジーものはちょっと食指が伸びないので深夜アニメだとスルーするのですが、単発映画ということで鑑賞。主演は賀来賢人と浜辺美波ということで、プロの声優使えよという批判もあることでしょうが、はっきり言ってなんの遜色もございません。
声優も俳優の一種なので、俳優でもうまい人はうまいんですよね。
予告でヒロインを見てキャラデザ間違えた?と思うくらいまるまるっとしたヒロインに、これ恋愛展開されてもきついかもな、と思っていた自分に人は見た目じゃありませんよ、と叱ってあげたい。
優れた技術と貿易で栄えているが自然の資源が全くない通称金の国と、自然は豊かだが貧乏な通称水の国が互いを侵略する口実を虎視眈々と狙っている中、一応の取り決めでお互いの国にその国で一番の美女と一番賢い男を送りあって婚姻させることになったが、どちらの王も動物を送りつけ、送りつけられた互いの国の二人は戦争の口実にさせないため協力してなんとか隠し通そうという話。
自分、カルチャーショックを受ける展開が大好きでして、お互いの国の違いに驚いてうらやましがる前半も好きですし、じゃこの仲悪いのなんとかしてやっか、と主人公が動き出す中盤からの展開も面白かったです。そしてまぁ天才浜辺美波の演技もあってですがサーヤ王女がめちゃくちゃかわいらしく描かれていて、まぁちょっと実際結婚して性的対象として見られるかと言われるとちょっと自信のないベクトルのかわいらしさではあるのですが、二人が頬を赤らめるたびにこっちも照れてしまいました。
良作!
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