「見ると、ほっこりする。」金の国 水の国 僕は頑張らないさんの映画レビュー(感想・評価)
見ると、ほっこりする。
映画のPVを見ただけで観に来ましたがイメージと少し違うのですが概ね期待通り。
そして、誰も『死なない』『罰せられない』ので、なんでやねん!とツッコミを入れたくなる。
ストーリー的にも『なんで、そうなる』と言う無理やりな展開もある。
---------------【国と力】------------
国に招待する事で明らかに負け戦になるのを、わかってもらってからの話し合い。
金の国の凄さを見れば誰でも勝てるように見えない。
しかし兵力は相当弱く学者達の方が、カラダツキが良く、学者のジャウハラ1人で兵士20人程を相手に、無傷で生還したと思われる程に兵士達は弱い。
暗殺部隊の一員である『ライララ』は優秀だが王女を殺そうとしている兵士にも甘く誰一人殺さず逃げ回る。他の暗殺者達は、どこにいるのか誰の味方なのか気になる所ではある。王の命令で暗殺部隊が動くなら主人公は即座に死んでそう。
金の国の兵士より主人公の主婦のお姉さんの方が強そうである。
対して、水の国は自然が豊かで子供達も外で遊び回る、つまり自然に鍛えられているのだ。つまり金の国は武器、水の国は肉体と言う感じ。
【ピリパッパ】
王をそそのかしナヤンバヤルだけでなく王女のサーラまで殺しの指示をだしたのに、なんの罰もなくお説教のみで済んでビックリした。しかもお説教も『ばあや』からのみである。そのお説教中にまさかの言い訳の反論もいちをする。その言い訳が王の頭痛が直ったである。最後も右大臣として笑顔で王の横にいた恐ろしい奴。
【王】
娘達が離れていき自分の名前にコンプレックスを抱き悩み続け苦悩した人。
名前を付けた人に聞け、と言いたくなる
実際に殺しを好まずピリパッパにそそのかれたとは言え何かしなければと言う重圧と民の為にと言い聞かせ震えながらも剣を主人公に突きつけた。その後ピリパッパを処刑する事もなく自分のした事も、なかったかのようにストーリーを進め王の座に座り続けた。
【水の国の族長】
ただ男が好きなようなのに美人であれば連れて帰ろうとしたと人。結構な過激な発言と戦う意志を持っていたが金の国を見て戦う意志をなくした。
【感想】
結果的に良い話風に終わっている。
終わり良ければ全て良しであるかのように。最後に2人の娘2人が登場して後の国の現状を語るのが良かった。2人とも可愛いく母親似で、ほっこりしました。
【終】