「映画館で夢見心地に」夜明けの詩 Orbitさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で夢見心地に
誰もが、心にしまっていた思い出に、良いものも、悪いものもある。それは誰にも話さないことがある。
言葉にしようとしても、伝えられることはほんの一部で難しい。この映画はそんな人間と人間の微妙な感情の揺れを繊細な描写で伝えようとした実験作品だと思う。
わたしはその真摯な描き方や試み、俳優に委ねた「空間」の演技がとても心地よく、没入できた。
いつもどこか心に留めておきたい、お守りのような作品だった。
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