劇場公開日 2023年1月27日

レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価

全467件中、441~460件目を表示

4.0タクヤ、ハルカ最高!

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

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SAKURAI

4.0とにかく!最近まれに見る「豪華」な作品!

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

まず、キムタクの本気度が伝わる渾身の演技!
プラス!
体育会系女優・綾瀬はるかとの絡みのアクション!
これだけでも、一見の価値はあるが
さらに!
佐藤直紀の
最近では珍しいくらい本格的な映画音楽
美しい衣装、キャストも含め、
かなりの制作費をかけた「豪華」な作品って感じ

田舎のヤンキーだった織田信長を
賢く強い妻・濃姫が
天下を取ろうかというくらいのビッグな男へと
成長させてゆく…
また、
「恋愛」を知らない濃姫が
信長に対して、少しずつ男性としての愛情を
育んでいく…
このへんが、見どころ!

屍を積み上げ、積み上げ、それをよじ登って
てっぺんを目指す男の孤独や罪悪感…
人としては、決して幸せとは言えなかったんじゃないかな…
と、思わせる新たな織田信長を見た!
そして!
さすが殺陣シーンのベテラン大友啓史監督!
ラストの本能寺はよかったー
が、
信長、死ぬ前に
妄想がちょっと長かったような…

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ぴーちぱい

3.5ラブストーリーにしては

2023年1月27日
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設定が中途半端かな
二人の関係性に感情移入しづらいんだよね、演出も
役者の皆さんは良かったよ

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G列は貸し切り

3.5最期が見せ場

2023年1月27日
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濃姫と信長の恋愛物のストーリーで終わりぐらいで光秀登場でカナリ悪役にされている感じ。戦闘シーンより恋愛感情を重視した今風の女性が観たく成る映画の仕上がりと思います。

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かずかず

3.0木村拓哉と綾瀬はるか、ですかね

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

謎を秘めている史実ということだけあって、あらゆる解釈や切り口があります。今回はタイトルが示すとおり、美しく儚い物語。焦点を信長と濃姫の関係性に極力絞られていて、2人の名演をじっくりと楽しむことができました。とはいえ、あまりにすり減らされているネタだけに、どんなに良くてもさすがに飽きてしまうかなぁといった印象です。もっと驚くような映像や音響じゃないと満足感は得られません。

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SH

3.5キムタクの信長と綾瀬の濃姫のビジュアルと、佐藤直紀の音楽を楽しむだけ

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

2023 年大河の脚本家がこの映画の脚本も手掛けている。この脚本家は、戦国時代がどういうものであるのかが全く分かっていないとしか思えない。信長のビジュアルにだけ執着して作り上げた PV とでも思う他はない。史実や時代の推移や人物関係など一切興味がなく、ただただキムタクの演じる信長の姿が見られれば満足できる客向けなのであろう。

信長の人生をうっすらとなぞってはいるが、それぞれの合戦に至る経緯などは一切描写がないので、予め信長の一生が頭に入っていないと疎外感を感じるだけになるのではないかと思う。濃姫を持ち上げるために不当に信長の能力が貶められており、史実のねじ曲げも酷いもので、桶狭間で兵を鼓舞した演説を自分で考えていないとか、足利義昭を担いで上洛という方針も自分で決めていないという話には辟易させられた。

ダブル主演という設定が最優先で、それに沿った物語を緩く作ってみましたという感じである。大河の総集編でもまだマシなのではないかという薄っぺらいストーリーと人物描写には唖然とさせられた。織田信長の一代記の信用されるべき史料として、戦国時代を語るのによく引用される「信長公記」にさえ、濃姫については「縁組がととのい、道三の娘を尾張に迎えた」という1行しか記述がないので、いくらでも想像を膨らませることは可能であるが、9人もいたという信長の側室がたった1人顔を見せただけというのはあまりに時代感覚がおかしい。完全に現代の視点である。

途中でお忍びの城下視察で迷い込んだ貧民窟でいきなり戦闘になるのも意味がよく分からなかった。その後の濃姫との熱愛シーンの前座に過ぎなかったとしたら、余りに人間の生命を軽んじた話である。誰にも教わらずに突然リュートがプロ並みに弾けるようになった濃姫というのにも開いた口が塞がらなかった。

何度か出てくる夢落ちの部分にやたら力が入っているのも違和感があった。頑張るべきなのはそこではないだろうという感想しか持てなかった。ひょっとすると面白いかもとか、少しでも期待した自分が哀れになるばかりであった。これを受け入れられる人とは歴史の話をしても無駄だと思う。

綾瀬はるかの存在感は流石だったし、十分に目の保養になっていた。キムタクは何を演じてもキムタクだというのは今作でも揺るがなかったが、その上を行っていたのが織田信秀役の本田博太郎であった。「罠の戦争」の犬飼大臣や、「警視庁捜査一課長」の笹川刑事部長そのまんまだったので本当に笑ってしまった。光秀も秀吉も印象は薄かったが、あの家康が斎藤工だったというのには驚かされた。

佐藤直紀の音楽は冴えまくっており、明らかにオーバークォリティであったが、非常に聴き応えのある音楽は今作の最大の収穫であった。エンドタイトルで流れる音楽は中でも白眉で、非常に胸を打つ音楽を聴きながら、何故こんな映画しか作れなかったのだろうかとつくづく不思議な思いに駆られるばかりであった。
(映像5+脚本1+役者3+音楽5+演出3)×4= 68 点

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アラ古希

4.0時代劇苦手でも良い‼️

2023年1月27日
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泣ける

悲しい

正直、時代劇だし物語に期待してなかった。ただキャストがいいからってだけで鑑賞。でもこーいう時っていい意味で裏切ってくれますね。
最初から良かった。面白かった!
1時間過ぎたあたりで一旦睡魔がきましたが(笑)
ちょっと長いよねー(笑)

最初仲が悪い話しって、絶対あとから仲良くなるいい話しで、それが良い。
泣けはしませんでしたが、後半は最後まで面白かった。

ラストは、意見分かれそうな。
私は内容が完結されてるんで、あの感じでもスッキリでした。

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ノブ様

1.5ダースベイダーとタイタニック

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

単純

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chai

1.5うーん、この古沢良太という脚本家は苦手だ。

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

「どうする家康」から始まって、「麒麟がくる」を経て、まさかの「黄金の日日」に至り、最後は「タイタニック」まで来るとはww

前半は綾瀬はるかパート、後半はキムタクパートといった感じで、なかなか頑張っていたと思う。全体を通しては、まるで大河ドラマの総集編のようだった。

うーん、古沢良太の脚本は自分にはツボに嵌まらない事が分かった。

【追記】
よそよそしかった信長と帰蝶が、城を抜け出してデートする際に、人混みの中でスリにあってそれを取り戻し行く際に、いくら抵抗されたとはいえ、二人してスリの仲間をあそこまで惨殺するのはちょっと引いた。

その後、二人は大勢の人を斬ったことで興奮したのか、農家のあばら屋でコトに及ぶわけだが、そのキッカケ作りにしては少々血なまぐさ過ぎるのでは。

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プリズナーN0.6

4.5歴史が苦手な私でも楽しめました

2023年1月26日
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学生の頃から日本史は苦手ですが、どうする家康を観ているのでとても見易かったです。

古沢良太さん脚本✖️大友啓史監督作品なのでどちらも好きな作品がありこれなら観れるかなと思い試写会で鑑賞させて頂けました。
時間が3時間弱なので飽きてしまうかと心配でしたが、そんな事なく飽きずに最後まで観れました。
前半はラブストーリー要素も多く、綾瀬はるかさんがとても凛としていてかっこよかったです。
後半の殺陣のシーンは大友啓史監督作品らしい描写になっていると思います。
セットや衣装も豪華で俳優陣の演技が素晴らしくその世界に連れていってくれました。

歴史が好きな方から見たら物足りないと思う所もあると思いますが、歴史が苦手な私は充分楽しめました。

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あおい

4.0戦国の世に降臨した"魔王"を生み出した一人の女の野望と愛... ひょうきん者のボンボンを恐怖政治の権化へと誘う愛と死の内助の功映画

2023年1月26日
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鑑賞方法:試写会

 木村拓哉さん演じる織田信長と、その覇道に与し"魔王"を形作った綾瀬はるかさん演じる彼の正室の濃姫の二人の愛と憎しみの伝説。
 青年時はぶっきらぼうでお調子者の感すら有るドラ息子が、やがて己の意に沿わない総てを誅戮する暴君へと変貌を遂げる様はかつてなくドラスティックであり、しかもそれがその妻の主導によって齎された、という解釈は大胆でそれだけでも目を見張るものがあります。
 そこに大友啓史監督の躍動甚だしいケレン味たっぷりのアクションとハッタリの利いた演出も相俟って、表面的にはラブストーリーの顔をしながらも複合ジャンルの娯楽大作としての内実を恣にした歴史活劇です。
 織田信長と濃姫を主軸に、政略結婚で出会った2人が対立しながらやがて分かち難い強い絆で結ばれ、天下統一という夢に邁進していく姿を描いていますが、昔から歴代トップを争うほどの屈指の人気を誇る戦国武将の生涯を扱っているだけに歴史上の重要な戦や事件の描写は最小限に抑えられており、むしろその合間合間の主役二人の何気ない場面の関係性を切り取って提示するスライス・オブ・ライフ的な手法で観客に行間を読ませます。
 また、或る者の思惑で担ぎ上げられた張り子の虎のごとき頼りない人物が血で血を洗う覇権争いと周囲と相互の権謀術数の末にアンストッパブルな傑物へと化ける様はまさに歴史物語の妙味そのものながら、それと相反するのではなく同期する形で男女の愛憎をミックスした血道とヒューマニズムの結合は、歪ながらも絶妙なバランスでまとめられています。
 あらためて考えるに、ラブストーリーが苦手な人でも楽しめるような複合ジャンルの娯楽大作に仕上がっていますが、メインストリームとしてはやはりラブストーリーなのでそれを好む層が一番楽しめる、というところでしょうか。

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O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)

3.5信長の最後の言葉に・・・

2023年1月26日
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鑑賞方法:試写会

2023年に入ってはじめての映画です。
1月12日 東京ガーデンシアター
映画『レジェンド&バタフライ』 ジャパンプレミアに行ってきました。

はじめは木村サンでしたがいつの間にか信長に、綾瀬サンの濃姫 強くて凛々しくて可愛い。
信長の最後の言葉に涙が・・・
大友組観客部の一員として1月27日映画館で観て欲しい作品です。

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Milk

3.0「天下を取ったバカ」1998

2023年1月24日
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鑑賞方法:試写会、映画館

木村拓哉さん、四半世紀の時を隔てて再び!

信長と濃姫の血塗られたラブ・ストーリー?… この配役であれば、大河で観たかったかな。映画の尺では詰め込み感あり、やや残念。

綾瀬はるかさんの迫力は凄いです。

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つもろう☆

4.5#かつてないレジェバタ

2023年1月23日
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試写会にて
濃姫は正室であったのに、亡くなりかた等謎が多いと示され、「織田信長」のカリスマ性は初めからではなく濃姫が育てあげたものでは…という現代的視点や理論、持つべきものは賢く強い嫁!!を綾瀬はるかさんが凛と演じていました。
木村拓哉さんもお山の大将でカッコばかりなお調子者の姿、鬼気迫る姿、愛しい人を大切に思っている姿など、色々な表情が素敵でした。

他の共演者の方々も、セットも素晴らしく3時間近くあるのに見入ってしまいました。
ラブストーリー要素も多いので歴史が苦手な人でも織田信長が分からなくても楽しめる作品です。
#レジェンドアンドバタフライ
#レジェバタ
#かつてないレジェバタ

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結

5.0古沢良太マルチバース

2023年1月22日
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鑑賞方法:試写会

とにかく可愛い!
序盤のキムタクが、やんちゃな少年にしか見えなくて驚愕!同年代なんですけど〜。
ヤグラを駆け上がる勢いの高揚感ったら。
キラキラしたおめめにキュンキュンしちゃいました。
照れ隠しではにかんだ表情も最高!

それでいて、徐々に私たちの共通イメージである“信長”の顔つきになっていく。
改めて、役者として素晴らしい方だと感じました。

もちろん綾瀬はるかも素敵。
上から目線の姫言葉が、ものすごく良いっ!
アクションも出来る方だと思っていましたが、俊敏な身のこなしが実にカッコ良かったです。

ポスターの二人の横顔のビジュアル…
この表情の意味がわかってギャン泣きでした。
もし「泣けるか泣けないか」で、映画を見るか見ないかを判断する方がいるのだとしたら、
安心してご覧ください。私は3回泣けました。

そして、なんと言っても注目は二人の掛け合いですよ!
古沢良太さんの脚本は、固定概念(思い込み)が二転三転と覆されるところと、軽妙なセリフの掛け合いが魅力だと思っています。
『リーガルハイ』の立板に水のようなスピード感とは違って、むしろ落ち着いた大人同士の掛け合いがグッときました。
お互いに意地をはってしまう切なさとか、悪口を言いながらの信頼感とか。

固定概念といえば、意外なキャスティングも見どころでした。
宮沢氷魚くんは、勝手に森蘭丸だと思っていたので。えらく色っぽい明智光秀になってしまうのでは?
ん?まさかそれが狙いなのか?(←この後で詳しく)
でも、一番「誰??」と思ったのは斎藤工さんですが。笑
間違いなく新境地!
こんなにコミカルで腹黒い演技も出来るなんて。イケメンフェロモンが彼の実力の足枷になっていたことを思い知らされました。
固定概念が覆された〜!笑
なかなか思い切ったキャスティングで、楽しかったです。

ちょっと横道に逸れましたが。(^^;
キャスティングではなく、古沢良太の脚本としての固定概念の覆しについて。
↓↓↓
歴史物って、マーベルやDCと一緒だと思うんですよね。
誰もがある程度知っているキャラクターなので、とっかかりの説明が不要だし、観客も身構えなくて良い安心感がある。
なんなら世界観の説明も割愛出来るから、すぐ本題に入れて便利。
んで、民間伝承も含めて“諸説ある”部分を自由にアレンジして、それを観た観客は「そうきたか!」と楽しめる。
ある意味、二次創作の楽しさですね。
歴史には詳しくない私ですが、かなり大胆に固定概念を覆してきます。
濃姫はもちろん、明智光秀を宮沢氷魚くんに演じさせた意味!
諸説を活かしたラストの心の揺り戻しはジェットコースター級でした。
そうか〜。古沢良太さんと歴史物の相性は良かったのね。
『どうする家康』を見始めたばかりなので「松潤がこんな斎藤工になるのか?」と、早くも古沢良太マルチバースを楽しんでいます。笑

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NUMAYA

4.0時代劇が苦手な人でも楽しめる作品

2023年1月21日
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鑑賞方法:試写会

興奮

Filmarks試写会にて鑑賞。

東映創立70周年記念作品だけあり、衣装やセットが豪華。

誰もが知る冷酷なイメージと違い、葛藤する1人の人間としての信長を木村拓哉が好演。

本能寺の変もこういう解釈の仕方もありだなと思いました。

時代劇が苦手な人にも見やすいように所々に工夫がされており、168分という時間もそれほど気になりませんでした。

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たのくら

3.5ゴージャス

2023年1月20日
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鑑賞方法:試写会

ホントは長編時代劇は苦手なのですが、ポップな要素もあり最後まで楽しく観れました。ストーリーに激しく感動した!わけではありませんが、ゴージャスな作品なので、観て損はないと思います!

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tomoboop

5.0新たな歴史が

2023年1月20日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

 どれほどかの有名な偉人でも人は1人では…。支え合って、競り合って。2位がどれほど心地良いか。トップになった瞬間の喪失感。信長&濃姫という誰よりも熱く、弱いお方だからこそ。でも等身大な部分も。時代に囚われない今の時代に重なる紙一重な人間模様が。
 火の存在。それはライフラインであり、心を映し出して。エキストラの方々と同じように今作に欠かせないもので。電気にはない情緒深さを醸し出していて。時にその灯火は災難を、でもそれさえも儚さ、優美さを何よりも演出していて。
 初めは分離させようと。でも別に木村拓哉、信長のどちらでも良いくらいとてつもなくカッコよすぎて。歳を重ねても新たな魅力を。シワとシワ合わせて幸せ。隅々まで大人のダンディさダダ漏れで。あの神のお声も信長という熱き男にピッタリとハマっている配役で。
 時代劇×綾瀬はるかは絶大的なものが。濃姫のドSだけど弱き心も抱くかなり難しい役どころをその繊細さで見事に。信長にあんなにも盾を突く存在は唯一無二。そこにはウザさよりも橘咲のような温かさが。何度いとおかしと心の中で叫んだか…。
 各務野も、中谷美紀というリアルもなんてお美しいこと。舞台挨拶でのここぞの時の暴露という一撃があったように劇中でも濃姫を見守る包容力が凄まじく。信長のぶきっちょな愛情だけでは姫は…。尽くして尽くしまくる。母や家政婦とは違うそれにホッとホッとに。
 伊藤英明さんの情の熱さがこれでもかと。舞台挨拶でのロングトークは岐阜での涙を思い出して。とにかく俳優人生を懸けた作品だと。各務野よりも時に厚かましい貞家。瞳にLOVEが見えるほどfor信長。助演で貞家、伊藤さんがいることの木村拓哉さんの安心感はきっと。
 押し倒されるシーンからインという染五郎さんの相当な重要度。凄い役をやってのけたと。確実に今後のオファー爆増な熱演。新選組のような圧倒的お姿。信長を一途に想う忠犬ハチ公のようなお世話係の域を超えたものが。信長のある行動に蘭丸への想いが滲み出て…。
 工さんの役の幅に驚かされて。最初誰ですかと。よくよく観ると工さん。完全に家康化。お主も悪よのうがこんなにも似合うとは。どの時代も弱肉強食。誰もが良とは。でも意地悪さがあるから優しさがコントラストに。そんな縁の下の力持ちに家康、工さんという男が。
 今の宮沢氷魚さんの勢いがそのまま明智に注ぎ込まれて。その行動が全て悪だとは…。世代交代、若者にその座を譲ることも大切なことだと。でもその塩梅がいつの時代もとてつもなく困難で。カッコ良いだけじゃない明智の秘めたる想いが爆発した先に見える未来とは。
 家にないと不安になってしまうのりたまのような音尾さんの存在感。挨拶でもその笑顔と話術に魅せられて。ヤンキーな音尾さんもいいけど…。歴史上の人物になるとなんだかその威厳さに背筋が真っ直ぐと。でもひまわりなニッコリにやっぱりこっちまで笑顔に。
 大国のヒーローや戦火の少女それぞれの重さの同じ尊ぶべき生命だから信長と濃姫の恋の行方も同じように儚くて。ネットがないを不自由と捉えるか。逢うことのかけがえのなさ。ZOOMで紡ぐことのできない縦と横。168分間は携帯、煩わしい人間関係をシャットダウンしてぜひ。

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るいまーる

3.0持つべきものは賢い嫁

2023年1月18日
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言霊の偉大さ、、いや、賢い嫁の偉大さ?
この時代にこんな強い女子がおったんか!?と思うほどに夫に負けない妻なのがよかった。
気になって調べたら、濃姫は信長の正室なのにどこで亡くなったかもわからない謎の人なのね。
あれだけの有名人の奥さんなのに謎って確かにいろんなドラマを想像出来そうで、物語のヒロインとしては夢が膨らむ題材だなと思った。

なんていうか、信長を本当はお茶目な可愛い良い人ってみせてたのがなんかしっくり来なかったかな。
けどきっとそこにグッとくる人もいるだろな、と思いながら観た。
セットも豪華でお金かかってそうな映画だったわ。
そういう意味ではお正月に観るのにはいいかも!

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icco

3.0現代的解釈の信長と濃姫

2023年1月18日
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シネオジ