劇場公開日 2023年1月27日

「脚本と演出が。。。」レジェンド&バタフライ ももたろちゃまさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0脚本と演出が。。。

2023年5月18日
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木村拓哉のファンで、映画が完成したら即映画館で観るつもりだったが、上映時間が3時間と聞き断念(笑)
アマプラ配信初日に観たが、途中睡魔に襲われてしまった。
ヘタレ信長はやはり魅力に欠けた。
信長協奏曲だったかな?あれはそもそもが未来から来たそっくりさんだったし脚本も家来も皆上手く描かれていて、そっくりさん信長がヘタレでも、人間的な魅力がありかなり面白かったが、この映画は、木村拓哉ファンとしてもいただけない映画だった。
興行の失敗は木村拓哉の責任ではない。
これはファンでなくともそう思うのではないだろうか。
脚本は現在の大河ドラマ「どうする家康」の方。
やはり主人公家康は、今のところ大ヘタレである(笑)
そして大河ファンである私の印象は「全く面白くない大河」である。
信長については、多くの方が描き、演じていて、言葉は悪いが手垢まみれの人物である。
そこに新しい信長像を、新しい視点で描くという試みには拍手を送りたいが、いかんせん信長自身が木村拓哉をもってしても魅力的とは言いかねる人物像になってしまっていた。
これは脚本のせいだと感じた。
また、いわゆるラブストーリーに約3時間は長い。
いらないシーンも散見され、2時間で十分だったのではないだろうか。
昔、同じく木村拓哉がドラマで信長を演じたが、それは面白かった。
やはり脚本、演出は、ドラマや映画での重要なファクターであると改めて感じた。
因みに、私のまわりでこの映画を観た人で、映画を観て良かったという感想の人は一人もいなかった。

ももたろちゃま