劇場公開日 2023年1月27日

「long long ago 今回は濃姫として」レジェンド&バタフライ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0long long ago 今回は濃姫として

2023年3月7日
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鑑賞方法:映画館

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2023年映画館鑑賞11作品目
3月5日(日)イオンシネマ石巻
ACチケット1000円

監督は『るろうに剣心 』シリーズ『プラチナデータ』『3月のライオン 前編/後編』『億男』『影裏』の大友啓史
脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ『キサラギ』『探偵はBARにいる 』シリーズ『映画 鈴木先生』『寄生獣』二部作『コンフィデンスマンJP 』シリーズの古沢良太

皆さんご存知織田信長と濃姫の出会いと最期
日本で生まれ育ったなら説明はいらない
ネタバレしていても面白いものは面白い
忠臣蔵だってそうじゃない
観てない人はとにかくすぐに観てくれ

とはいえタイトルの横文字だけは疑問に思った
レジェンドとは織田信長のことでありバタフライは濃姫の別名帰蝶のことらしい
いかにも南蛮かぶれの信長らしい
そんなわけで木村カエラとは関係ない

映画織田信長決定版

木村拓哉と綾瀬はるかの演技がとても良かった
特に綾瀬はるかが素晴らしい
こんなに演技うまかったっけ
人気俳優だけでなく一流俳優の仲間入り
彼女の代表作
今まで色々な役をやってきた彼女だが濃姫を演じるための準備活動だったのではないかと邪推してしまう
濃姫といえば綾瀬はるか
綾瀬はるかといえば濃姫
ブラボーはるか

散々煽ってのちに咎める濃姫ってなんなの?
まっ与謝野晶子も戦争反対から戦争支持に転向したし右翼から左翼に転向した雨宮処凛ってのもいるね
女心と秋の空とはよく言ったものだ

織田信長生存説?
妄想かよ
ポスターは妄想だったのね
キリストとか源義経とかヒトラーとか生存説は好きな方だしそういう方向に終わっても良かった気がするけどね

それにしても賎民たちを次々に殺す展開は驚いた

南蛮人の音楽や踊りを眺めるエキストラの人々の目立たずそれでいてしっかりと芝居をしている姿が良かった
そのなかで綾瀬はるかよりあごに特徴的な人がいてちょっと吹いた

吹いたといえば徳川家康を演じた斎藤工と木下藤吉郎を演じた音尾琢磨と白塗りの綾瀬はるかのメイクがおかしかった
あと特にメイクをしているわけではないけど見上愛にはギョッとした

配役
織田信長に木村拓哉
濃姫に綾瀬はるか
濃姫の侍従・福富平太郎貞家に伊藤英明
濃姫の筆頭侍女・各務野に中谷美紀
濃姫の父親・斎藤道三に北大路欣也
明智光秀に宮沢氷魚
森蘭丸に市川染五郎
木下藤吉郎(豊臣秀吉)に音尾琢真
徳川家康に斎藤工
織田五大将の一人・滝川一益に増田修一朗
織田五大将の一人・丹羽長秀に橋本じゅん
織田五大将の一人・柴田勝家に池内万作
信長幼少期の筆頭家老・林秀貞に本田大輔
織田家の武将・佐久間信盛に浜田学
織田家の武将・森可成に武田幸三
前田利家に和田正人
信長の小姓・池田恒興に高橋努
信長の小姓・長谷川橋介にレイニ
信長の親衛隊の一人・蜂屋頼隆に野中隆光
濃姫の侍女・すみに森田想
信長の父親・織田信秀に本田博太郎
信長の側室・生駒吉乃に見上愛
信長の教育係・平手政秀に尾美としのり

野川新栄