「気軽に見られる映画と思ったら…。」人質 韓国トップスター誘拐事件 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
気軽に見られる映画と思ったら…。
今年265本目(合計541本目/今月(2022年9月度)8本目)。
大阪市で韓国映画といえばシネマート、ということで。
ここの特集や予告に書いてあるのがストーリーのつかみになります。特に実在の方が演じられている関係で、韓国文化や(この方が出演した)映画に関する知識が前提となっている部分もいくつかありますが、知識勝負にならないように字幕は丁寧なほうです。
一方でこの映画、もともと日本で公開されることを「あまり最初から」想定されていなかったフシもあります。「○○洞に行く」などの表現です(ミョンドン=明洞 などのようなもの)。韓国国内だけで相当数ありますが、漢字表現がないのでカタカナ表記からハングル表記(韓国語表記)ないし漢字表記を推定するのは限界もあり、そこそこ当地の文化・地理の知識が求められそうです。
90分ほどの映画ですが、ここの予告編などからわかる範囲のストーリーは30分までで、残り60分はどうやってもわからない展開に飛びます。ただ、その部分も理解・推測が簡単だし(日本の警察行政などの知識を、韓国のそれに類推できて見ることができること、IT技術一般は日韓共通)、今週90分ほどの枠でどれ見ようかな?となれば選択肢の一つかなとは思います…が、そもそも上映している映画館、多くはないよなぁ…。
90分ほどでさくっとみるアクションものという観点、また、アクションものは一部を除いて韓国映画が日本映画を完全に凌駕しているのはもう事実なので、さくっと見たいならお勧めというところです。
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