劇場公開日 2023年6月16日

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「面白かったが兵馬俑である意味が薄め」兵馬俑の城 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5面白かったが兵馬俑である意味が薄め

2023年6月24日
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2023年劇場鑑賞144本目。吹替しか上映されておらず、パンフレットもないので☆1減点。

中国の時の権力者が亡くなった時に一緒に埋める土を焼いて作った兵士の人形である兵馬俑が、長い年月で生命を持つという設定なのですが、一体の兵馬俑に起きた奇跡ではなく、地下に国を作るレベルの人数が生命を持っているので兵馬俑が動き回るのが当たり前の世界になっています。

土人形なので腕を失っても血の一滴も出ませんし、強い衝撃を受けると粉々になってしまうのですが、人間と違って土自体に生命が宿ったのだから粉々になろうがまたくっつけたら元のように動けるのでは・・・?
そういった土人形であるメリットはあまり活かされていなかったように思います。
ストーリー自体は終わってみれば既視感のあるものではありましたが、観ている最中はどうラストに向かうのか分からないのでそこは良かったです。
ただ、最後の最後続編を匂わせて終わらせるのはいいけど、中国のファンタジー映画は大体続編を匂わせて、ちゃんと続編作るのは体感三割しかないのでいい加減にしてほしいです。

ガゾーサ