劇場版モノノ怪 唐傘のレビュー・感想・評価
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美しい映像と音楽で世界中に発信して欲しい素晴らしいJapaneseアニメ。 本年度ベスト級。
鑑賞予定は全く無かったけど鑑賞した劇場のポイント会員は年内、1300円で映画が観れる素敵な企画に釣られて鑑賞(笑)
映画や楽天のポイントが溜まりまくり♪
川崎チネチッタさん。ありがとう(笑)
前半に少し寝落ちした事もあってか、ぶっちゃけストーリーには付いて行けずだったけど映像と音楽はホントに素晴らしい!
和紙に描いた様なアニメが新鮮で美しい。
日本の映画でしか考えられない発想で世界の方に観て欲しい。
全てのカットが美しく、一瞬のカットでも手を抜いていない感じ。
主題歌を歌うアイナ・ジ・エンドさん。
やっぱり彼女の歌声は唯一無二の歌声でエンドロールの歌声に痺れる!
エンドロール。横スクロールでキャストやスタッフが紹介されたのは初めての体験だったかもです( ´∀`)
『和紙風の映像美』『繊細な音響』『迫力のある戦闘』
『TV版モノノ怪』未視聴での『劇場版モノノ怪』視聴。
この映画を観て、まず驚かされたのが、『和紙風の背景の上に絵巻のような作画』がされていることです。この作画の仕方は他の作品ではありえない、これだけを観る為に劇場に足を運ぶ価値がある、そのくらい映像が素晴らしかったです。
次に素晴らしいなと思ったのは、『映像に合わせた自然な音響』になっていたことです。一つ一つの交換音が丁寧に仕上げられており、映像や戦闘などを補佐し、より良いものにする為に欠かせない存在となっていました。
残念だった点は、『ストーリーが難解だった』ということです。序盤は『キャラクターの紹介』中盤は『退魔の剣の三様』終盤は『薬屋の覚醒からの戦闘』というような形で作られていました。
第一章作成時点で、第二章、第三章の2作品の上映が決定していたと考えられることからも、序盤の『キャラクターの紹介』に重点をおいていたことは間違いないです。
その為に、中盤、終盤に配分する時間が足りなくなってしまい、誰が観ても難解なストーリーが展開されてしまっていました。
第二章『火鼠』では、第一章『唐傘』の中盤『退魔の剣の三様』、終盤の「薬屋の覚醒からの戦闘」の2点だけに絞られていた為、丁度良いテンポにストーリーもわかり易く改善されていました。
第一章の失敗点は『キャラクターの紹介』の分だけ時間を増やし、1時間半ではなく2時間のボリュームにしなかったことだと思われます。
諸所は良い映画だったのでDVDが出た際はご購入してみてください〜
極彩色
時代劇が生き残るには…
何の予備知識も無く観た…
まず、この映画を語るに、時代劇について説明せねばならない。
かつての時代劇「印籠」「銭投げ」「桜吹雪」という物が見られなくなった…
理由は、そういう「マンネリの必殺技」が好みの老人達も、それに飽きて
しまったから…
だが、そういった記号的手法の勧善懲悪を描くのでなく「業」、つまり
人間の「良い部分」「悪い部分」全て描くとなると、今の時代は敬遠される。
現代劇のドラマで生々しい物を描くと視聴率が取れない時代、
それが時代劇だったら、なおさらだ…
人間関係・派閥抗争なんかを複雑に描くと、より嫌われる。
それが許されるNHK大河ドラマは「戦国」と「幕末」ばかり描いて
皆が全て知っている内容だから受け入れられる。
「時代劇」「演歌」「落語」の伝統的な日本文化は、今は風前の灯だ…
ショー・コスギが米映画で「忍者」として出た時は、誰もアレを「アメリカ人が
時代劇をリメイクした」なんて言わなかっただろ?
日本人が描くから「時代劇」が日本文化であるのに、何故か現代の
日本人は「クジラやイルカの肉を食う」という文化は強く守ろうとして
「時代劇」「演歌」「落語」は守ろうとしていない…
結局、時代劇を描くにはアニメでやるしかリアリティーが無く
マンガやアニメの内容と同じ物を実写の俳優がやると「大帝の剣」の様な
おバカ映画になる…
この映画が時代劇の生き残る手段ではないと言い切るのなら、それは
この作品のスタッフより、もっと上の世代の「時代劇・黄金期」を知る
者達が作らなければいけないモノだ…
今回の作品は「大奥」というのを舞台にしたフィクションであり、それは
アニメだから、これだけ美しい虚構の物語として完成する事が出来た。
繰り返すが、この映画が時代劇としてイカン!というなら、時代劇・
黄金期を知っている世代が、今の時代の時代劇を作れ!!
良いとこも悪いとこも
公開初日と盆初日の2回鑑賞
良いとこ(+☆5)
演者側のトラブルで声優交代となった薬売りに違和感がほぼない。
新・薬売り役の神谷浩史さんがTV版の薬売りの雰囲気等を大事にして演じてくれてるのがわかる。
少し軽く感じる部分もあったが、厄介オタクが感じる違和感程度。
制作前(CF開始前?)に総作画監督&キャラデザインの方と一悶着二悶着ありその方が降ろされてしまっていたので不安だった演出、表現もモノノ怪らしさが見え良かった。
文句のある方も居るとは思うがテクスチャ貼り付けただけの別作品に堕ちるかと思っていた身としてはちゃんとモノノ怪として楽しめたので良かった。
悪いとこ(−☆1.5)
『形』と『真』と『理』、このシリーズにおいて最重要なポイントであるはずなのだけど、『真』以外にモヤる要素が。
まず『形』、さらっとわかりすぎ。
尺が決まってるとはいえTVアニメ3〜4話分あるのだからもう少しどうにかならんかったんかな。
そして『理』、これがもうボヤけてて曖昧過ぎて一緒に観た友人と帰りに「え!?アレでいいの??」と悪い盛り上がりをしてしまう程度にボヤけてる。
スッキリしないまま『理』を得てバトルシーンへ進んでしまう。
3部作とのことで次の火鼠の舞台も大奥なのかはたまた外からのアプローチとして舞台変更(大奥の内と外に縁はできてる)なのか来年3月が楽しみではある。
万華鏡をくるくると回したようなめまぐるしい絢爛さ。
見逃してしまうところでしたが、ULTIRAで上映していたので駆けつけて観ました。(ツイスターズをULTIRAで上映してくれよ〜)
今まで観たことのない、万華鏡をくるくる回しているような絢爛な絵がめまぐるしく続き、ストーリーを追う間もなく置いていかれそうになりましたが、映像と音楽を充分堪能させてもらいました。
ただ、せっかくの映像と音楽なのにアニメ声優さんのいかにもな声と台詞回し、時々差し込まれる今風アニメっぽい表情表現が、この世界観に合っていないように思いました。ファンの方には叱られそうですが、主要登場人物だけでも俳優さんにしてもらった方が良かったんじゃないかと思います。(俳優さんが吹替するの賛成派です)
テレビ版を見ていないんですが、見たくなりました。
全てのシーンが絵画です
期待以上でした!
今年になって配信でアニメ版から見始めました。
アニメ版とは違った良さがあり、楽しく観てます。
声優さんの変更による違和感があるかなと不安でしたが、別の薬売りとして観ることができました。
終始美しい画面が続きますが、とにかく全てのカットの長さが短いこと、遠くの背景もぼやかさずハッキリ描写されてる事などから、正直1回の観賞では飲み込むのが難しいと思いました。
また、約90分の映画にしては登場人物が多く、ほぼ喋らない・どんな人物か分からないキャラクターがいるので、この人に触れずに進むけどどうなるの…?と思いなが初回は観てました…
他にも大筋のストーリーとは別の伏線も回収されないまま進むので、大丈夫?ともなりました。
(公式から3部構成であるこが明かされたので納得しました)
とはいえ、あれはなんだろう、どういう意味なんだろうと知りたいなと思わせられる珍しい映画でした。
あと、とにかく薬売りさんの動きが観ててとても楽しかった…!
観て損はない作品だと思います!
2,3部が楽しみです。
個人的な満足感は高いが、もう少し一つの作品としてまとめて欲しかった
テレビ版からのファンということもあり、「モノノ怪の続編が出るだけで嬉しい!」というファン補正を加味した採点になります。
個人的に映像美や音楽、声優さんの演技などは期待値以上のものをお出しされて大満足。
キャラクターも美男美女が多く目の保養になり、ストーリーも想像よりドロドロ感がないというか、寧ろ鑑賞後の感想としてはさっぱりとした爽やか感があって良かったです。
ただ鑑賞後にまず思ったことが、「話が途中でよく分からなくなったから、後でほかの人の考察を見よう」でした。
テレビ版でも「この部分よく分からなかったな?」ということはあり、他の方の考察・感想を見て「そういうことね」と気が付くことはあったのですが、今作の場合は終盤の鑑賞中、常に「???」を浮かべながらの鑑賞でした。
何が起こっているかは何となく分かるのですが、なぜそんなことになっているのかが全然分からないのです。
ストーリーに置いてけぼりにされながらの鑑賞は久しぶりの感覚でした。
小説版が出ている&連作のようなので、他の作品を含めて鑑賞することで完結・理解できる作りなんだろうとは思うのですが、唐傘という話のメインに関しては映画を見るだけで理解できるよう作って欲しかったなというのが正直な感想です。
評価するも何も消化できてない
せめて源氏物語くらいは知識としていろいろ普段から入れていた方が良かったかな
関係ないかな
香道について無知だったのはある程度仕方ないような気もするけど
理解力の低さ故か一回では消化しきれず評価どころではない
美しさはわかった、テレビシリーズのようなあえて歪さが入ったのとは明らかに違う印象
完璧であれば良いのかというのはそれぞれ個人の趣味の問題か
美が先に立つ作品はレビュー も無意味か
初見だけイライラ
やっぱり櫻井さんで観たかったなぁ
映画化ということで心待ちにしていました。まさかの櫻井さん降板!モノノケだけは降板しないでくれと願うも、真っ先にモノノケでしたね、そうですか。
とは言いつついそいそと鑑賞しました。
圧倒的色彩美に感動!映画なだけあって絵の美しさとスピード感、迫力が凄まじいものでした。(ただ、そのシーンが長い!)個人的にはもっと和風で、アニメ版のように色を使った遊びが欲しかったですが、また違った味わいということで。
絵はとても良かったのですが、ストーリーが薄いと思いました。アニメ版ではモノノケになった理由や、登場人物のバックボーンが気味悪く恐ろしい内容が多かったと思いますが、映画版ではその毒気がありませんでした。正直「え、そんなことで?」というのが感想です。登場人物の深掘りがされないのであれば、あんなにたくさん豪華声優を使ってキャラクター増やさずとも…。
先程書いた色彩美、スピード感を全面に表現するためストーリーに深みは持たせられなかったのでしょうか。別物とは分かりつつも期待していた分残念でした。
そして薬売り、めちゃめちゃアクティブだなぁと思いました笑
良かった点は小山茉美さん!小山さんの声が聞こえた瞬間、雰囲気が深まってグッと引き込まれました。さすがです。
アニメは何周もしたくなる魅力が満載なのですが、映画はあと1回見たいくらいかな。櫻井さんの、つかみどころのない飄々とした、歌うような囁くような喋り方の薬売りがぜひ見たいです。
とは言いつつちゃっかり続編も観ること間違いなし。
さて、アニメ版見に行って参ります。
ゆる〜いゆる〜いアート系映画
アニメもすごいが劇場版はスケールアップ!元の色彩の豊かさに加えてサイケデリック感が増してパワーブーストされてる!!お見事!!
アートアクアリウムの金魚展を見たあとのような目のチカチカ感となんだかドッと疲れたような感覚とが一気に押し寄せる感じ😅見応えのあるボリューミーな美術展に行ったあとの目と脳とが心地よく疲労した感じ。とにかく激しい☺✨そして音楽も「徳川大奥」が舞台の映画でありながら途中でメタルがかかる激しさ🎸⚡️ギターカッコ良かったな❤ ❤ ❤
しかし、薬売りさんはいつもながらのスローな語り口と安定のイケメン感www
来年3月の続編『火鼠』も今から楽しみだゎい💜
時間の関係でパンフレット購入出来なかったけどちょっと見てみたいな〜
ストーリーは一回で理解するのは難しかったけど、映像と世界観はメチャクチャ好み
和紙みたいな画像がすごい
映像美のご馳走
どなたかの言う通り二次創作感ハンパなかった
テレビアニメ視聴者です。
事前にこちらのクチコミを頭に入れて観に行きましたが率直な感想がタイトルの通りです。
そうは言っても…と思ってましたが本当に最後までずっと二次創作だなんて。
これも他の方が書かれてましたが、内容が全く入ってこず。
テレビ版では形と真と理が独特なリズムで畳みかけてきて最後に一気に盛り上がるという粋な演出で、化猫なんか観終わった後思わず手を叩いてしまう程でした。
作画も全部に多色彩の画を盛り込んでいるのではなく、ストーリーの展開や登場人物の心情に合わせてシンプルに上品に仕上げられている場面があったりと(特に座敷童子やのっぺらぼうのワンシーンなど)
ハイセンスな演出と高度な技術をいま自分は目の当たりにしてるんだと当時は衝撃でした。
比べるのも何ですが映画は…なんでこんなに全部とっ散らかってしまったんだろう。。。
あと、登場人物の誰1人好きになれず。なおさら人としての共感もできず。
次回作の映画館での鑑賞はわかりません。
星を付けたのは薬売りの声を担当された神谷さんとても良かったです。
声のトーンやリズムから前作をリスペクトされてるのが伝わってきて、それだけ心にグッときました。
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