劇場版モノノ怪 唐傘のレビュー・感想・評価
全143件中、21~40件目を表示
薬売りがイケメン。
知識0ですが、予告がおもしろそうだったので行ってみました。ガチャガチャこれでもかと詰め込まれた色鮮やかな世界観と、不思議でちょっと毒々しいストーリー、妖艶で謎多き薬売り、いやぁ~いいですね。なかなか面白かった。ただだいぶ目は疲れました。
いわゆる妖怪退治で昔からよくある物語ですけど、どちらかと言うと大人向けで、ちょっと分かりにくい表現もあってやっぱ日本のアニメは奥が深いし、幅も広いなとしみじみ実感。
次回作もあるようなので楽しみです。ひとつ言えばせっかく本編が疾走感があって良かったのにエンドロールが単調過ぎたかな。まぁ敢えてなんでしょうけど。
クオリティの高さと独自性はあるが、見てて疲れる。
『夏目友人帳』といい、『〈物語〉シリーズ』といい、神谷浩史は何かと怪異に縁があるなあ、、。
それはさておき、本作は豊かな色彩感覚と和紙のような画面設計によって、一目見ただけでその作品性が窺える作りとなっていて、それにケレン味のあるアクションが加わり、より視覚的快楽の満たされる1本であった。
ただ、問題点としては、カット割りが速すぎて一つ一つのシーンの全体像がつかみにくい+セリフが多すぎて結局どんなストーリーなのかよく分からない、という2点があり、見ていて非常に疲れてしまい、正直1時間半の上映時間でも長すぎるように感じた。
個人的には好きです
さまざまな意見や、TVシリーズとの比較等あるとは思いますが。
色合いや話の進行のテンポ、キャラデザの変更は、これはこれでありだと感じました。旧来とは異なっていても踏襲されているところはある、といったところでしょうか。
登場人物に共感するというよりは少し離れたところから全体を眺めているような感じがすること、何回か観ることが前提になっていることから、好みや評価が分かれるとは思います。
くっきりとした彩度は海外の方の色の見え方を意識したとのことだそうです。
絵作りも旧来のトガりが抑えめでやや平易になっているのはそれもあるのかなと。
劇場版自体は独立した作りですが、TV版のオマージュもアップデートを加えた上で散りばめられています。
立体音響にはかなり力が入っており、音のめぐり、迫力はぜひ映画館で体験して頂きたいですね。
続編2作を見ないとまだ何とも言えないところですが、それぞれ単体でも楽しめるようになっているとのことなので、今後に期待したいところです。
旧作のファンでもなく劇場予告の華やかな画面に惹かれつつようやく鑑賞...
旧作のファンでもなく劇場予告の華やかな画面に惹かれつつようやく鑑賞。
予習も何もなく観ると何が何やら。展開もカラワークも早くて色彩の波に翻弄されて物語について行けなく理解する前に終わってしまった。EDは少し酔った。
ただここから、理解しようと情報集めるか一回で充分、と放るかだけどこれは情報を集めて考察など見、再度鑑賞するに至った。監督のインタビューなど踏まえて複数回の鑑賞を経ると解像度が上がっていく作品。鑑賞回数2桁いってしまい、現時点でかなりハマっている。色彩も劇伴音楽もかなり好み。
ただ初回ではさっぱり理解できない作品。噛めば噛むほど味が出るけど、初回はいきなりデカいスルメを口の中に放り込まれた感じでただビックリ。今は星4.2くらいの気持ちだけど、考察必須、公式のインタビューなどで補足しないといけない。映像の中で語られない形なので好みは分かれると思う。
今回でこの作品の楽しみ方がわかったので第二章・第三章と楽しみに待つ。
モノノ怪
物部
モノノフ
モノノ怪
もののけ
モノノフ
物部
上記何もモノが指し示すモノは霊魂のことである
そのことを前提に陰陽的解釈で水を読みよくと
水は女性性に纏わる因子であり陰である。
故の舞台が大奥なのであろう。
そしてその水が落ちる陰極まる瞬間を遮り分つ場を
作り出すのが傘だとしたら
本作は読み解きやすいのである。
つまりは、臭い水は澱んだ大奥そのものを指し
世継ぎが産まれず苦難を強いられる天守様でもあるのだ。
水は魂を宿し育み守る存在であり
女性の子宮に満ち足りて然るべき存在だ。
と言うことだろう◎
そんな我が国古来より暗黙的に理解されてきた
この世の理を見事に描いた怪作(^^)
世は満足じゃw
モダン・アートの寄せ鍋
TVバージョンのファンなので、見に行った。TV版と同様、アニメ映画と云うよりも、モダン・アートのインストレーションを観ている様な感じは、TV版と同じ。薬売りの華麗で流麗なアクションは、映画版の方が手が込んでいる感じでGood。ストーリーも、人の情念を中心に予想の付かない展開で良かった。只、薬売りがスーパーヒーローに変身する際の音楽が、男性のボーカルか何かが入っていて余り好きではなくて、映画館の大音響が又、凄く邪魔だった。この時フッと、この作品に限っては、TVで観たほうが良いんじゃないかと思った。作品によっては、ああ云う場面の大音響は観客の興奮に繫がるけど、これの場合、自分が見る環境をコントロールしたいと思った。それは、自分がこの作品のアートワークが好きで、まるで自分が好きな画家の画集を独り占めにしたいのと似てるんじゃないかな?
映像美に酔いしれる作品
レビューをみて、中々酷評だったので心配でしたが、アニメの禍々しい不気味な雰囲気(褒めてます が足りない気がしましたがその分とても見やすく相変わらず最高の世界観でした。現代アートですか、これは。
動く美術館です。内容は考えるんじゃ無くて感じろ系アニメです。こんなに綺麗なアニメーション他にないと思います。日本画を現代風にしたような、画面いっぱいに色があるのにまとまっており、本当にこの作品はさすがだなと思いました。映画版を見て綺麗だな、世界観がいいな。と思ったらアニメ版もおすすめします。
内容は私の語彙力じゃ全く説明できませんので、他の方のレビューで、またはご自身でご覧ください!
「凄くて迷ってしまう」
今年188本目。
あまりに凄い作品の場合レビュー書くか迷ってしまう時があります。それでも絞り出して書くと神谷浩史がいい。絵はどうなのと行くの少しとまどっていましたが全然好き。「プロメア」「甲鉄城のカバネリ」超えてNO.1アニメ映画でした。
前情報一切無しで鑑賞しました
作品の存在は知ってましたが全く内容を知らない状態で鑑賞しました。
別作品ですが蟲師のような道行き薬を売りながら妖怪と関わり合っていく作品だと思っていましたが、全く違う内容でした。
色々細かいところや設定を知らなくても、そう云うものなんだと気にしなければ楽しめる作品だと思います。
映像は綺麗ですが、色んな世界観を取り入れているためごちゃごちゃした感じです。
戦闘シーンでの音響も大分大きいので、高い音が苦手な人はイヤホンをするのをおすすめします。
話のストーリーが難しかったり、また映像の移り変わりが激しくて見ていて少し疲れるところもありました。
主人公の薬売り師(?)の見た目や言動をみていると、この作品が長く愛されている意味が少しわかりました。
ただ、この映画を見て面白かったらアニメや漫画をみようと思っていましたが、そこまで強く惹かれるものはなかったので、見るのは先になりそうです。
ストーリーは分からなかったが、
テンポがよく、終盤に向かって盛り上がっていくので観ていて飽きなかった。90分とは思えないボリュームを感じた。
現代風の絵が好みに合っていたので、最初から引き込まれた。声優さんがみんな上手く、特にアサの迫力がとても良かった。
ストーリーについては説明が少なく、登場人物それぞれの立ち位置も掴みづらい。クライマックスでも全てが明らかになった感じではないのでよく分からなかったが、TVシリーズでも理解しきれてなかったので諦めることにした。
TVシリーズ観ていない人は全く意味が分からないだろうから、予習は必要。
映像がすごい
テレビシリーズの映画版なので、一応テレビシリーズを予習したけどあまり意味はなかったかな…
映像はすごくて100点なんだけど、物語的にはモノノ怪を倒すだけみたいで深い因縁があったとか謎が明かされるとかはない。アサちゃんとカメちゃんのエピソードがあるなーぐらい。
和風の映像が好きな人向け。
◎映像○物語・・・ただ難点も。
場面転換を多用しているためにスピード感はありますが、つぎはぎになった話を頭で再構築しながら観ないといけないので、他の方の意見にもある様に、必死について行かないと置いて行かれてしまう点が作り方として不親切に感じました。アニメ版では真(まこと:事のありさま)と理(ことわり:心のありさま)を推理しながら楽しめたのですが、映画版にその隙というか遊びの部分は無かったかの様に思います。また、真については補則説明で語られるのですが、理についてはモヤがかかった状態で刀が抜けてしまったので、私自身は「うーん、良く分からんけどいってまえー」というラストでした。終盤に向けて観る手の想像力に頼る所も多い故に、つぎはぎを直しながら補完もしないといけない状態。結論からすれば、人生で初めて映画の公開日に観に行くほど楽しみにしていた作品で、その想いには十分に応えてくれた作品でしたが、もう少し観る手に考える時間を与えて欲しかったです。次回作も楽しみにしております。
むかしTV版を見ていた記憶がある程度です
事前にあらすじを読んでおいた方が良いとの感想を見ていたので内容にはついて行けました。ありがとうございます
カラフルでキレイな情報量の多い絵柄なので、なるべく後ろの席で見た方が見易かったかもしれません
コレで完結でなく第二章として続いてくとのことでビックリ情報でした。
それゆえにナゾというか伏線というのか、スッキリ全部理解できはしなかったので若干モヤモヤしてしまったなとう思いを抱いてます
総じて、映画館の雰囲気とキレイな絵柄を見れてそれなりに良い時間の使い方にはなったなというのが私の感想です
薬売り2号
世界観は変わらず、ただ人間の怨念や執念などはアニメ版よりかなりマイルドに感じた。
あまり恐ろしさは感じなかったかな。
ラストは結局何が起きたのかよくわからず。
エンドロールは長い。クラウドファンディングの返礼品なんだろうけど、長い。
美しい映像と音楽で世界中に発信して欲しい素晴らしいJapaneseアニメ。 本年度ベスト級。
鑑賞予定は全く無かったけど鑑賞した劇場のポイント会員は年内、1300円で映画が観れる素敵な企画に釣られて鑑賞(笑)
映画や楽天のポイントが溜まりまくり♪
川崎チネチッタさん。ありがとう(笑)
前半に少し寝落ちした事もあってか、ぶっちゃけストーリーには付いて行けずだったけど映像と音楽はホントに素晴らしい!
和紙に描いた様なアニメが新鮮で美しい。
日本の映画でしか考えられない発想で世界の方に観て欲しい。
全てのカットが美しく、一瞬のカットでも手を抜いていない感じ。
主題歌を歌うアイナ・ジ・エンドさん。
やっぱり彼女の歌声は唯一無二の歌声でエンドロールの歌声に痺れる!
エンドロール。横スクロールでキャストやスタッフが紹介されたのは初めての体験だったかもです( ´∀`)
映像、音響、演出よし! 芸術的作品! 後半のストーリーが理解しにくかったのが惜しい…
極彩美の映像、映像を補佐するように響き渡る音響、映画諸々の演出!この3点はずば抜けて良かったと思います!これだけを目当てに観に行くのにすら価値があります!
キャラクターと場面を絞ったことで、前半のストーリーに集中しやすかったのはいいと思いますが、後半のストーリーが難解で理解しにくかったのは残念でした。
1時間半の映画でしたが、後半のストーリーを深掘りし、2時間の映画であればより良かったのではないかなという気はしますね…(まぁ難しい事なんでしょうけどね💦)
レビューの雰囲気からして、アニメ版のファンの方からは低評のようですね。まぁストーリーでしょうかね〜?
ストーリー −1
1度見れば充分 −0.5
映像おまけ +0.5
映像、音響は本当に良かったので、ストーリーがより良くなることを信じて、来年3月公開予定の続編に期待ですね〜!
全143件中、21~40件目を表示