「唯一無二の映像美」劇場版モノノ怪 唐傘 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
唯一無二の映像美
先日(2024/11/28)から3日掛けて観ました。
何より印象に残るのは、『チームラボ』を思い起こす映像美。当然本作は、ランダムな映像の流れに留まらず、物語が載っています。大奥に起こった不可思議、男子禁制の女の園を舞台に薬売りはどう立ち回るか。視聴直後の今でも、思い出して少しゾクッとします😅
矢継ぎばやに変わる場面、疾走感、怪異のおぞましさと得体の知れなさの表現は文句無しの出来映えで、ほれぼれしてしまいました。絶妙な恐怖シーンや残酷な描写も、僅かな瞬間しか見られない為、逆に恐ろしさを倍増させます😱
反面ストーリーはやや難解で、理解しようにも本作の魅力のひとつである疾走感が仇となっている感がありました。しっかりと理解するには2回以上観る必要がありそうです🤔
尺としては89分と、アニメ映画としては最適な長さなので観やすいかと思います。
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