「ちょっと難しい物の怪の劇場版は、さらに難解なストーリーに」劇場版モノノ怪 唐傘 Ko Fuさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと難しい物の怪の劇場版は、さらに難解なストーリーに
物の怪の劇場版。絵はテレビアニメ版よりもゴージャスになり、よく動きよく喋る。極彩色のようで渋くもある色遣いは相変わらず職人技。
しかしもともとテレビアニメ版も決してわかりやすいとは言えなかったストーリーが、劇場版で、しかも女性だけの世界である大奥を舞台にして更に難解なものに。
臭いもの=世相。それに慣れる=ただの人になる。何かを捨てないと出世できない=女性のキャリアアップの現実。というようなイメージかと思うのですが、なにせわかりにくい。わかりやすいものが良いわけでもないですが、伝わりにくいのは少々問題。
とはいえ三部作の一作目。総評は続きを見てからでも良いかも。
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