劇場公開日 2024年7月26日

「何とも分かりにくく微睡む」劇場版モノノ怪 唐傘 ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5何とも分かりにくく微睡む

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

予告編を見て圧倒的な画質に魅せられて見てみました。
とにかく映像は素晴らしい素晴らしいが…
物語がよく分からん。
何か美術館で前衛的な美術品を見ていた気分だ。
どうしてそうなった?みたいな。
予備知識は無く見たけど後で調べたら昔のアニメの続きものらしい。今回は唐傘の回と言うことらしい。

本編は大奥に使えるために同時に女中として入ったカメとアサ。二人はすぐに仲良しになった。
二人は大奥に入るにあたって自分の大事なものを井戸に全て捨てなければ(貢物を送るみたいな?)ならない。カメは言いつけ通り捨てたがアサは捨てるものが何も無いと言い切った。
明るく天真爛漫だが仕事の覚えが悪くドジなカメに対して何事にも慎重で言われたことをメモして正確に遂行するアサ。上の女中にも不可解な事は質問してキッチリする。しかし何かとカメを心配してフォローするアサ。
二人が大奥に入った時を同じくして遅れに遅れていた大餅曳と言う行事が行われる所だった。
ここで色々な異変が起こり薬屋がモノノ怪の仕業と喝破して捜査にあたる…果たしてモノノ怪は退治されるのか?

映像は素晴らしいがやたらと動きが早かったりグルグル回ったりじっくり見れば見る程微睡の世界に陥って何ともふんわりした心地で何を見ているのか分からなくなってくる。
結局モノノ怪がどうなったのか、解決したのかよく分からんかった。原因は何でモノノ怪が何を行いどうしてそうなったのか?
なんともよく分からん内容だった。
だが続編はあるみたいだ。

ひろちゃん千葉