「【”疑似家族から本当の家族へ・・。”憧れていた女性がボクの前に突然現れて。けれども彼女の中身は・・。とても、不思議なテイストのトラウマ克服、ラブストーリー。食卓に並ぶ食事も美味しそうで・・。】」いつか、いつも……いつまでも。 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”疑似家族から本当の家族へ・・。”憧れていた女性がボクの前に突然現れて。けれども彼女の中身は・・。とても、不思議なテイストのトラウマ克服、ラブストーリー。食卓に並ぶ食事も美味しそうで・・。】
ー 高杉真宙さんと、関水渚さんを、暫く観ていないなあ・・、と思い劇場へ。親戚の叔父さんか!-
◆感想
・オリジナル脚本の拘る私は、それも楽しみに観に行ったのである。
・医師として働く俊英(高杉真宙)の表情は、最初はほぼ無表情。
ー 理由は、後半分かる。空のキングサイスのダブルベッド・・。-
・そこに現れたのは、且つて友人の写真で見て、一目惚れして、写真を持ってきてしまった女性(関水渚)だが、彼女は写真の女性の双子、漫画家を目指す、亜子だった・・。
ー 睡眠薬をのみ、自棄になって適当に結婚をして・・。と書くと相当イタイ女性のようだが、関水さんが演じると、これが良いのであるよ。
悪戯で、絶対に落ちないマジックで、俊英と思われるパンツイッチョの男を机に書き、”ぷりりーん”って。可笑しいなあ。
そして、”プリリーン、家族”はどんどん増えて行く・・。-
・自由奔放な亜子や、
声の大きいノンストップお喋り伯母さんや、
家政婦さん(芹川藍:良い味を出している)
父(石橋蓮司:昔はリーゼントだったそうである。ウーム。石橋蓮司のリーゼントかあ。見て見たい・・。)
等と囲む、食事シーン。亜子はいつの間にか、彼らの家族の様に普通に、食卓を囲んでいる。
ー ふわふわ焼売とか、出汁巻玉子とか、食事が美味そうである。フードコーディネーター、良い仕事してます。-
・だが、海外出張から亜子の旦那が帰って来て、”疑似家族”も終わりかと思いきや・・。
<突っ込み処は、数々あれど、何だか不思議な恋愛物語であったなあ・・。
ラスト、俊英の家にドカンと亜子から届けられた段ボール箱に書いてあった、”親とは絶縁!”には笑ったなあ・・。>