空と山と緑　遥かなる旅路

姉妹３人が登場して、ひと時の息抜きの旅行に出た、という出だし。

何かイベントがある訳でなく、散歩とかバーベキューとか
途中までは どういう映画なのか、さっぱり掴めなかった。
ようやく中盤で登場人物たちが、死んだ母ソックリの人物に出会い、
物語が少し動く、
わけでもなく、ソックリさんが 死んだ母の代わりに話を聞いてやり、
皆の心残りを少し晴らす。
というお話し。
いい話なのだろうが、死んだ母にソックリな人物に会った時の反応が
オーバー過ぎて、少し引く。

そのまま終わると思っていたら、なんと残り１５分程の終盤で事件。
いたずら目的で家族の事故だとダマして誘拐する「古典的」な案件
そんな見え透いた手口でダマされるのもどうかと思うが、
その後の展開も とても ご都合的。

家族愛を描こうとしたのだろうが、まとまりがない感じがした。