ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブルのレビュー・感想・評価
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続編・・・ではないですよね
伝説の秘宝を狙う強盗団が引き起こす騒動を描く物語。
スウェーデン発のコメディテイストのクライムサスペンスです。
冒頭はリズミカルで明るく楽しい映画になる雰囲気でしたが、中盤から「明るいコメディ」が後退。
仲間割れによる諍い。続編ならともかく、初見の映画でそんな物を見せられても、戸惑いしか感じません。
そんな雰囲気の中でギャグを入れられても、「暗い」「下品」な印象になってしまい、笑うことが出来ません。
ブルース・ウィリス主演の「ハドソン・ホーク」、そしてトム・ハンクス主演の「ダ・ヴィンチ・コード」等のオマージュが入っているように感じますが、それも個人的には真似事に感じて物語に入り込めません。
私的評価は、極めて厳しくなりました。
スウェーデンのり
「僕のエリ」「裏切りのサーカス」が大好きなので同じ監督作ということで鑑賞
これは、原作情報が無いと日本人にはキツい
なんか楽しげに物語が進んでいるようなのだが、人間関係が全くわからない(自分は)
猫を連れて行くノリに乗れるか乗れないかが分岐点
『スノーマン 雪闇の殺人鬼』で大失敗した巨匠の新作は自虐ギャグにすら見えるほどほのぼのとしたピカレスクコメディ
『スノーマン 雪闇の殺人鬼』で大失敗したトーマス・アルフレッドソン監督の新作はこちらの勝手な期待を斜め下に見下ろすヘンテコなピカレスクコメディ。怪盗グループのイェンソン一味は盗むものがショボすぎるのでリーダーのシッカンが逮捕されても100日で出所してくるので“ギャング“と呼ぶのはちょっと乱暴。余りにも儲けがなさ過ぎるので一味は解散、シッカンだけでとある盗みの依頼を請けて国家規模の陰謀に巻き込まれるという話ですが冒頭から独特のゆったりしたテンポで物語が展開します。犯行計画は全部シッカンが綿密に計算しますが、駆使されるのはピタゴラスイッチみたいなローテク。犯行ごとに選定されるBGMが終わるまでに犯行を完遂出来るかというキュートなサスペンスはドミノ倒しでも眺めているようで楽しくて小さなお子さんも安心して楽しめます。しかしそんな作品にさりげなく滲んでいるのは結構辛辣な社会風刺なので鑑賞後の満足感は格別です。
過去作とは全く異なるテイストにビックリしましたが、巨匠の作品がこんなささやかな規模で上映されているのはホントにもったいないです。
しかしとにかく残念なのは邦題。これでは本作の魅力がこれっぽっちも伝わらないです。過去作の邦題も全部ダメなので、邦題にことごとく作品を毀損されてしまっている不運な巨匠です。
政治絡みでルパン三世みたいな話なんだけど、お宝も盗み道具もビルのシ...
政治絡みでルパン三世みたいな話なんだけど、お宝も盗み道具もビルのシステムもちゃちでコメディでも何でもないような気がする PWはバンクシーかと思った クロッカンちゃんが可愛かったので+0.5
シュガーオフの評価でスイマセン
音楽を利用して犯行時の音をかき消し実行する4人組窃盗団の解散と再集結の話。
ハリーだかハリィだかでパニックになった運転手のミスにより、現場に取り残された男の出所をみんなで出迎えるけれど、盗んだものが大したものではないとはいえ、14回目の服役で99日って、フィンランドじゃそんなものなんですね。
建国時に作られ、未完成のまま消えた冠と、そこに取り付けられる筈だったカレリアのハートを巡るストーリーだけど、フィンランド史のお勉強ですか?という回りくど~い説明に始まり、その後離れ離れになった面々の様子にしても、一応コミカルにみせてはいるんだけど、全然楽しいとか面白いとかいう感じにならず。
盗みのシーンよりもそれ以外が長過ぎるからでしょうかね~…それでも盗みのシーンは良かったけれどね。
なんだかなにをやっているのかが判らないレベルにグダグダしていて自分には合わず、ほぼ全てにおいて冗長だった。
蛇足だけど、シングルモールトって言ってたやつはグレンリベット12年っぽかったですね。
今週末の酒はリベットでスタートしようかな…。
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