きみの正義ぼくの正義

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きみの正義ぼくの正義

解説

「仮面ライダー電王」の仮面ライダーゼロノス役で知られる中村優一が主演を務め、息子があこがれるヒーローの敵として生きる父親の苦悩を通して正義とは何かを問いかける、異色の社会派特撮ドラマ。刀を武器に戦うヒーロー、サムライドの活躍が日々報道され、学校でも「サムライドは正義の味方」という勧善懲悪の教育が行われている日本。岩城慎一は家族思いの優しい父親だが、7歳の息子の勇気にひとつだけ隠していることがあった。それは、慎一がサムライドと敵対する組織デスブラックスの幹部であるということだった。息子には建設会社で働いていると嘘をつき、事実を知っている妻の有美も息子にはそのことを黙っている。しかし、時が経つにつれ慎一の正体についての噂が広まり、ついには勇気の耳にも届いてしまう。勇気から真相を問いただされた慎一は、ある決断を下すが……。慎一の妻・有美役で「海を感じる時」の市川由衣が共演。監督・脚本は「劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人」シリーズの天野裕充。

2021年製作/71分/G/日本
配給:グランピクス
劇場公開日:2022年6月24日

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映画レビュー

3.0あなたは何を信じますか?

2022年6月24日
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怖い

単純

難しい

サムライドと言う正義のヒーローと呼ばれる存在と、悪とされる組織デスブラックスが存在する国の話。

デスブラックスの戦闘員を主人公にみせていくストーリーで、ドラマもバトルも展開も安っぽかったり茶番だったりとベッタベタ。

しかしながら、これが某独裁国家だったら?と考えたら、有り得ない話ではないことをヒーローと組織という形でみせているといえるし、実際に前半はタイトルも相まってそれを考えさせる様なつくり。深くはないけれど。

現実社会でも、主権者や党や宗教を盲信していたり騙されたりしている人は多々いるしね。

作品自体が面白いかと言われると微妙なところだけど、そう思わせる、考えさせるエンタメとしてはとても良かった。

どうでも良いけれど、市川由衣が時々戸田恵梨香に見えたのは自分だけ?

そして更にどうでも良いけれど、スニフターで茶色い酒を飲む若い女性って設定的に何か含んだものある?と先走った考えが過ぎったけれど、何もなかったw

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Bacchus