ザ・メニューのレビュー・感想・評価
全187件中、121~140件目を表示
「三つ星レストラン」
今年132本目。
サンフランシスコのミシュラン三つ星レストラン「アトリエ・クレン」のシェフ ドミニク・クレンがすべての料理を監修。新聞の広告に大きく載っていたので面白そう。それより映画館の予告が秀逸でした。この秋は「ザ・メニュー」と「ラーゲリより愛をこめて」が一番見たい映画で予告でハードル上がっているのですが、ハードル超えてきました。
予告と新聞の広告の情報だけで見たので何も入れずに御覧になるのがオススメです。
このレストランが 毎日ではなくても ある程度常設で普通に営業してい...
このレストランが
毎日ではなくても
ある程度常設で普通に営業している店だったら
なんてストーリーだったら
もっと面白そう
お帰りにチーズバーガーをどうぞ
意表をつく演出、先の見えないシナリオなど、仕掛けとして興味深く、変なお話なので惹かれます。
面白いといえば面白いのですが。
ただ……
ミステリアスと紙一重なのですが、シェフやスタッフの心情がよくわからない(取り立てて説明のない)まま最後まで行くので、「なんでそこまで」と戸惑いの方が大きくて。
また、客も妙に諦めがよく、もっと足掻けよと不思議に感じたり。
わずかなシェフのセリフから推理しながら観るということを楽しめるかどうかが、この作品を面白いと思えるかどうかかな。
私は面白いと思ったけど、完全には楽しめず微妙な気持ちも同居しておりました。
チーズバーガーはとても美味しそうでした。
観終わった後は、妙に食べたくなります。
ポテトつきで。
強烈なマインドコントロールを楽しめるか
レストランや居酒屋とかで出てきた料理についての説明・解説を聞くのが少し苦手だ。仰々しくてあまり頭に入ってこないから。あれは店側の自己満足なんじゃないかと思ってしまう。
本作に登場するホーソンという高級レストランは、その説明をさらに増やし、さらに客にいろんな制約を課す店。わがままな成金、落ちぶれた俳優、美食ライター、空気の読めない若き食通、金持ち老夫婦等、いろんな客がいてそれぞれ何かを抱えているという設定はいい。どんな物語になるのかと思っていたら、思ったよりもイカれた展開だった。強烈なマインドコントロールがあってのこと。
何事もこだわりが強すぎると不満がたまってしまうということかもしれない。そんなことを感じる映画だ。それでもアーティストとしての矜持みたいなものを感じるラストはなかなかよい。自分の作品に不要な要素は取り除くってことか。
辻褄が合わないんじゃない?とかそんな行動する?なんてことも思うが、意外と引き込まれている自分がいた。とても妙な鑑賞体験だった。
映像はきれいですが、とにかく怖かった{{ (>_<) }}
ミステリー小説に「奇妙な味」と呼ばれるジャンルがあるそうです。ブラックユーモアや幻想、怪奇などの異色の物語たち。「味」は読後感のことだが、代表的なロード・ダンセイニの「二壜の調味料」やロアルド・ダールの「味」などは、味そのものをテーマとしている。このスリラーも、奇妙な味と呼ぶにふさわしい作品だと思います。日本でいえば宮沢賢治の『注文の多い料理店』が近いのではないでしょうか。
舞台は、孤島にある世界で最も予約困難な超高級レストラン“ホーソン”。カリスマシェフとして世界的に知られているジュリアン・スローヴィク(レイフ・ファインズ)による、選び抜かれたセレブな客だけが味わうことを許された究極のフルコースを堪能するため、破格の高額な料金を払って予約を取ったゲストたちは、専用の客船に乗って意気揚々と招かれてくるのでした。みんな有名な俳優や料理評論家、IT産業で成功した若者ら富裕層ばかり。究極の美食を楽しむ客たちでした。しかし、11人の客たちの中には、予約が取れたものの代わりに来た客もいました。グルメオタクのタイラー(ニコラス・ホルト)と連れの女性マーゴ(アニヤ・テイラージョイ)です。
物々しい雰囲気の中、マース料理がふるまわれて行きます。けれども、出てきた料理に感動するタイラーとは対照的に、マーゴはどことなく違和感を抱き始めます。実はこの日のメニューには恐ろしいサプライズが用意されていたのです。やがてディナーの「演出」は常軌を逸し始め、シェフはまるでカルト集団の教祖のごとく君臨し、ゲストたちは恐怖で追い詰められていくことになるのでした。
外界と隔絶した太平洋沖のレストランというたった一つの状況設定のもとで、全編が進行していくサスペンス映画。ガラス越しに荒々しい海を間近に望むレストランの内装から、軍隊のように統率された厨房スタッフの動き、現代アートのごとき料理の数々まで、緻密に構築された様式美に目を奪われます。
グルメにまつわるブラックな風刺を盛りつけた映像世界は、謎めいたスローヴィクの人物像も好奇心をかき立てられました。唯一の招かれざる客の若い女性マーゴ (アニャ・テイラージョイ)、スローヴィクとの対立劇もスリル抜群の緊迫した場面が続きました。途中で救助に現れる沿岸警備艇の登場で、狂気に満ちたメニューもジ・エンドと思ったら、とんでもないことに。
そして圧巻なのは、衝撃的なラストです。シェフもスタッフも客もレストラン全体までひっくるめて調理し、メニューにしてしまう展開は、想像を超えた世界。刺激的な映画体験に浸れる一作です。
不穏な空気に一気に引き込まれ映像ですが、恐怖が支配すると裏側には、ゴージャスで、官能的で魅惑に満ちた美しさも併せ持っていました。
例えば、劇中登場する料理は、全て実在の有名シェフが手掛けたもの。それらはもはやアートといえるものでした。レストランのデザインも洗練されていて、「死」ですら盛りつけのように飾られるのでした。あくどさを感じる過剰な描写と美しく整えられたセットデザインのバランスが絶妙なのです。
同時期公開の「土を喰らう十二ヵ月」と見比べると面白いと思います。素朴な料理で「食」が「生」そのものだと描く同作に対し、美食は追究すればするほど生から遠ざかり死に近づくのが本作です。そんなシェフの心の空虚さをファインズが熱演しています。ただ、格差社会や客たちの罪など、材料を詰め込みすぎで「味」がややぼやけてしまったことが残念です。
訳ありの登場人物たちのキャラクターは典型的で意外性はありませんが、デスゲーム系の作品が好きな人は間違いなく楽しめそうです。
うーん…
サイコスリラーだと思ってみたけど…結局暴力的な描写がただ流れてくるだけで、もっと深い理由があってやってるのかと思ったけど何もわからないまま終わった…。予告が一番面白かったな…。薄いな…。なんで最後涙ぐんでた??なぜ主人公は帰れたの??見なきゃよかったな…。映画館で見るほどの価値はなかった…。
安い2時間ドラマかよ
これ、わざわざ映画館で見る必要ないなーと思いました。
家で、倍速で見て充分でしょう。
ハンバーガーから始まって何がどうなって人を巻き込む??
辛口コメントで店潰された?いずれ潰れる店でしょ?
なんで売春やってんの?なんでいちいち感動して泣いてんの?
各人物のキャラ設定が甘すぎて、背景が不明瞭だから、
シェフが皆を巻き込む必然性がまるで見えない。
「人は人を裁けません!」と言いたくなるだけ。
なんて身勝手なシェフなんだと。
片平なぎさ&船越英一郎なら、もう少し噛み砕いて
各人物について説明してくれますけどね?崖の上。
ディズニー配給だから媚びて書いてるプロライターとか要りますか?
シェフの恨みが壮大なメニューに。皮肉を込めた描き方に好感。
予約の取れない孤島の超高級レストラン。
シェフから招待を受けて訪れた客の顔ぶれは
グルメ批評家、富裕層老夫婦、成金IT億万長者
グルメリポーターに転身しようとする落ちぶれかけの俳優、ミーハーなグルメ通と彼に連れられてやってきた何者でもないマーゴ。
彼女が本作の鍵を握っていて、彼女を通して強いメッセージを訴えている。
想定外のサプライズの数々には、思わず目を塞ぎたくなるグロいシーンも。
レストランのオーナー(個人的には一番スカッとする)のシーンも静かに恐ろしい。
ジャンルで言うなら、サスペンススリラーといった感じだろうか。後味は決して良くない作品だ。
SNSにアップするために必死でカメラを撮る人やインスタ映えを狙って飛びつくインスタグラマー。金に物を言わせる成金たち。料理を何も分かっていないグルメ通…。
いるいる、こういった人たち。
富裕層の行き着く先は極上のグルメだとよく言うが、果たして料理の本質を知っている者はどれほどいるのだろうか。
本作に共感するとともに、スカッとした気持ちを覚えるのは、自分がラーメン、ハンバーガーなどのB級グルメや大衆居酒屋を好むような紛れもない庶民だからだろう。
(もちろん、高級お料理も大好きだけどね😉)
だけど最後の晩餐に食べるなら、やっぱりご飯とお味噌汁かな。
料理人たちにも是非見てもらいたい作品だ。
めちゃめちゃ後味の悪いレストランだ。でもこういう映画、いつかは出来るはずだった。
メーク濃いアニヤ・テイラー=ジョイの、はすっぱな喋り方、物腰がかっこよかった。
鑑賞後しばらくは、お客の歓談を遮るが如きのフロア担当蘊蓄付きのコースメニューは無理だと思うので、予定を確認してから見るべし笑。
サイコ感半端ないレイフ・ファインズに立ち向かうアニャの目力
孤島のレストランが舞台のサスペンス、くらいの前知識で観に行ったら、展開が怖すぎてビビったww
孤島に到着したスタート時点で、もう不穏な空気が渦巻き、レイフ・ファインズ演じる天才シェフが物々しく登場した辺りから静かな狂気が劇場内に広がり、突然凄まじいスピードで加速する
強烈なインパクト、暴力、ささやかな希望からの失望、共感、拒否、最後の希望からの絶望、という完璧な洗脳を経て導かれる結末
後半に差し掛かる辺りまで、予想が出来ない展開に背筋が寒くなるくらい不気味で怖いんだけど、盛り込み過ぎた感が無きにしも非ずで、ラスト手前で一瞬減速したのが惜しい
狂気のシェフに立ち向かうヒロインを、アニャ・テイラー=ジョイが好演
レイフ・ファインズのサイコ具合がハマり過ぎてる分、彼女の強すぎる目力が生きた
彼女がシェフの家で見つけた過去がどういうことなのか、観客に判断を委ねる形なので、解釈次第で最後の展開の評価が変わると思うけど、評価がどちらであれ、映画を見終わるとチーズバーガーが食べたくなるのは必須
贅を尽くした豪華な料理がいくつも出される中で、一番美味しそうだったのがチーズバーガーっていうのも、中々な皮肉だな
最後まで狂気に満ちてるから、ただのサスペンスだと思って観に行くには要注意
奴らは情報を喰ってるんだ
ブラックユーモアな皮肉を
芸術性の高い料理に載せて表現し、
食べるな。味わえ。と要求するシェフ。
馬鹿みたいな値段のディナーショー。
腹の膨らまない料理を有難がり、
ステータス獲得と捉え、
現代美術絵画に対するような解釈を始める。
よく分からないくせに、ショッキングな事を演し物として評価する。
まあ、うまいもん作って出してやったのに、
分からんクセに偉そうに講釈垂れて評価するんじゃねぇよ。
って感じかな?
なんか不発
レイフファインズと言えば、
「グランドブダペストホテル」が
ベストアクトだと思うんですよ。
それと比べると、今作も、
「キングスマンFA」も、
大人しめというか、顔芸少なめ🤣
いや彼だけの不満だけでは無いです。
事前情報ほぼゼロで、
レイフファインズとテイラージョイと、
おお、久々ニコラスホルト。
X-MEN以来だな。
それくらいで臨んだ所、
いきなり島に連行されるとは、
ホラーなのかな❓
あーもう案内係怪しい〜。
ホラーだねきっと😳
どなたかも仰られてましたが、
「ミッドサマー」を彷彿させます。
環境がよく似てます。
でも今作はその意図が不明瞭で、
釈然としない。
あのおにごっこは何だったの❓
天使❓あれ誰よ❓
結局モヤモヤして終わったなーて印象。
久々の洋画で楽しみだったんだけど、
元々「ザリガニの鳴くところ」
を観たかった分、
求めてたモンが全然違った😩
全く
理解できず…
狂気のシェフ、料理と殺人、参加した客たちとの関連、前半に「どうなる?どうなる?」って期待感だけ上げておいて、その回答や伏線回収もナシ。
サスペンスでもミステリーでもないと思うんだけど…(^^;)
上映時間の短くて飽きさせないところだけが良かった作品でした。
シェフ怒り大爆発
孤島のレストランで催される至高のフルコースのはずが…
批評家、グルメ気取り、料理をシェフを蔑ろにする勘違いどもにシェフの怒りが大爆発。
芸術と呼べる狂気のフルコースが始まる。
中にはとばっちりに近い人もいて同情してしまう。
レイフファインズの狂気の中の悲しさは流石。
アニャテイラージョイの気骨のある役は似合ってる。
そして、ニコラスホルトの真っ直ぐすぎるイカれっぷりは最高で最悪。
なんだか楽しかった。
チーズバーガーが食べたい
想像以上に違う展開だった。怖い。どんどん怖くなっていく。怖いのだけれど、チーズバーガーが猛烈に食べたくなった。美味しいワインも飲みたくなった。解釈が色々ありそう。感想を語り合い。
私には合わなかった😌
期待し過ぎだったのかも知れないが途中で退散したくなる映画だった。
傲慢な客へのメッセージなのか分からないが見ていて気分が良いものではなかった。
カップルで見るのはやめた方がいい。
後味の悪いデザートを食べた感じ😱
おネイちゃんは良かったが・・・
料理に興味がないのに、なんとなく観に行った。
R15の意味はこれだったのかと・・・
新スタートレックの「ホテル ロイヤル」を猟奇的に構築したような展開。
実際、ホログラム映像の話と思いたい・・・
心臓に悪いので注意を要する。
とっても美味しい DIE ニング!!
金持ちだけが行ける超高級レストランにいった主人公が、段々と明らかになるレストランの素性の中でヤバい事に巻き込まれていく物語。
物語の殆どは水上レストランの中で巻き起こる、ワンシチュエーションモノとも言える展開。
視聴前は、先日公開されたボイリングポイント的な作品かと思っていたけど、思いの外ガッツリとしたスリラー作品だった。
結論から言うと、得も言われぬ不気味さに包まれた序盤は期待値があがったものの、副料理長(でしたっけ?)の男がいきなりバンしてからは、何というか豪華キャストに似つかわしくない如何にもB級な展開だなぁ~と言った印象。
B級映画は好きですが、本作に期待したものとはちょっと・・・かなぁ。。
それでも、レスキュー隊のビックリ展開はかなり良かったし、あの絶望感はなかなかでしたね。
そして、高級料理ばかりが出てくる中、シェフが最後に作ったものとは・・・。
一瞬でも、純粋にお客さんが食べたいものを作り、美味しく食べてくれる喜びを思い出してくれたのかな?まぁでも結局は・・・w
つっても、みーんな悪い奴っぽいですからね。
ちょっとコミカルな場面もあったり、料理人とは何ぞやと考えさせられる作品ではあったけど、総じてガッツリ刺さるような作品とはちょっと違かった。
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