ザ・メニューのレビュー・感想・評価
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かなり良い、かなり好きな映画
何となく良い映画の匂いがして観たところ、想像以上に良かった。もしかすると私の中で2022年ベスト1映画かもしれない。少なくともベスト3には入る。スリル感が独自で恐いんだが普通のレストランの流れは崩さない絶妙な設定。誰もが思い浮かべるであろう自分の罪を避けては通れない。私も観ている間に過去の罪を思い出していた。ずっと置き去りにしていた罪が1つ、2つはあるものだ。映画は普段気付かないことや逃げていたことを思い出させてくれる。年末の忙しい最中に、この映画を観ることが出来て良かった。
アニャがひたすらに可愛い
自称グルメを痛烈に吊し上げたような作品。
チリチリとした進行がうまく、良いサスペンス具合。
最後までうまく作り上げており、正にコース料理のような作品でした。
何よりアニャがひたすらに可愛い!
グルメ・バーガー店へGO!しちゃいました
ちょいとエグくて、毒を盛った風刺要素が並べられた怪作スリラーではありますが
今やハリウッドで引っ張りだこのアニャ・テイラー・ジョイ!
名優レイフ・ファインズと互角にやり合う彼女の熱演と
舌なめずりする程リアルにそそられた
チーズバーガー(ポテト付😁)が怪作をB級グルメ的な娯楽作に引き上げて下さいましたね!
…3種のチーズ入りバーガー!ポテト大盛り完食したところでございます🍔
変な映画なんだけど結構面白い
レイフ・ファインズがアニャ・テイラー・ジョイにディナーを振る舞う映画って時点で、普通の料理映画じゃないのは明らかだった。
で、やっぱり普通の映画ではなかった(笑)
一言で言うと結構変な映画。
一応サスペンスとソリッドシチュエーションホラーのジャンルだと思っていたが、変な笑いどころが多く、そしてかなりブラックなユーモアがてんこ盛りのコメディ映画だった。
ガチなサスペンス・スリラーを求めて見るとがっかりするかもしれないが、半分笑うつもりで見に行くと意外にも面白い映画。
決して外れではない、という評価が自分としてはしっくりくる。
洗脳ってこわいし、シェフ怖すぎ。
ただの料理映画とおもったらどぎもを抜かれました。
会員制の孤島にあるレストランでのはなし。
料理にいろいろ仕掛けしてあるのも面白かった。
まさかの◯◯◯までがメニューだとは。
ある人物だけたすかるのもよかった。
でもこわいはなしだね。
洗脳もこわいねえ。
ラストも凄いので是非とも劇場にて見ていただきたい作品です。
お帰り、狂気のレイフ・ファインズ
レッド・ドラゴンのダラハイドが帰ってきた(嬉)。
それだけで★2つ。
アニャも相変わらずチャーミングなので★1つ。
たしかに料理人に対して失礼なことしてるな(反省)、と気づかせてくれるお話で★1つ。
みんなスマホもってるから、「助けを呼べない状況設定」が難しくなってるよね。
携帯つながらないレストランなんか、誰も行かなそうだけど。
新ジャンル
この映画は何なのでしょうか?
グルメ&サイコでしょうか?
よく理解できないまま、ストーリーについていくことを学んだ気がします。色々なひとがいて、色々な考えがあって、それは分からなくても良いのだな、と思いました。
好きとか嫌いとか、つまらないとか楽しいとかを超えた新境地が新鮮でした。
以前にみたテレビ番組で、所在地を明かさない焼肉屋さんの従業員が声を揃えて「イエス!シェフ!」と言っていたのと、映画『羊たちの沈黙』を思い出しました。
異色のフルコースサスペンス
孤島の高級レストランに隠された秘密が明らかになっていく異色のサスペンス。グルメものかと思いきや徐々におかしな空気感が漂いはじめる。サイコなカリスマシェフがもてなすフルコースディナーを存分に味わうことが出来ました。
2022-216
これはあまりハマらなかった。
美味しい料理が出てくると思いきや、全然美味しそうじゃない(笑)
唯一美味しそうだったのはマーゴがオーダーした料理(笑)
シェフのジュリアンがあそこまでする理由もよく解らず。
レストランの従業員達はジュリアンに洗脳されている感じが宗教団体の感じ。
金持ちの美食家達を風刺した感じで客達の行動もよく解らず。
マーゴは美しかったです( ´∀`)
高級料理が伝えたいことは
高級な食材を使った高級料理!果たして有名シェフとしての結果は自分が臨んでいるのだろうか?
一番心がこもっている料理は何か?お客様もシェフも生きるために様々な犠牲をしてきました。そしてお客様は今回高額を払って楽しみにしているのは確かです。しかし、料理が進むにつれ心情が変化していきます
ネタバレしないようレビュー漁らなかったのは失敗
皮肉なんだろうな、というシーンや特になんでも無さそうなシーンで殊更ゲハゲハ笑いたがる客がいる劇場で見たためスリラーよりそっちの印象しかなかった
味がわかることを鼻にかけるやつへの皮肉への理解を鼻にかけるようなジョーク
美食家であることやステータスを鼻にかけることと同じくらい美食家じゃないことを鼻にかけることも嫌いな自分にはありきたりで新鮮味のない皮肉が冗長な映画だった
最後の晩餐が幕を開ける
アメリカ北西部・太平洋沖の孤島に存在する世界屈指のレストラン『ホーソン』。そこに招かれた特別なゲストたちとマーゴ(アニャテイラー)。
『シェフのテーブル』の番組クリエイターが監修をしたという料理は、まるで『エル・ブジ』を彷彿とさせる独創的なクオリティ。しかし、初めからどこか気味悪い空気を纏う。
流れの転換点は3品目の「The Mess」。
ここから一気に緊張感に支配されてゆく。
それぞれのコースに込められた意味を堪能したい。
複数の録音部隊で、同時に会話を録音したという本映画。
彼らの会話が自然に聞こえるような工夫は、自分がその場に溶け込むような体感を味わえるだろう。
上流階級たちに対するホーソンの私怨は、一体どういう形で結末を迎えるのか。
支配された人間は、こんなにも従順になってしまうのかと、ある種の怖さを感じずにはいられない。
最後まで楽しめた
アニャ・テイラー=ジョイが好きなので、それだけを頼りにあえて予備知識は入れずに劇場へ。
(若干ネタバレ風な箇所もありますので、観てからお読み頂けるとありがたいです。)
予告編もろくに見ていなかったが、かなりブラックなコメディホラーだった。
冒頭から何となく提示された「不穏」が、どんどんと表面化し、そしてエスカレートしていく。
「シェフ、次はどんな料理を見せてくれるの?」
悪趣味な自分を突き付けられながらも、次はどんな趣向が?と気が気でない。
ここで集まった客(とスタッフ)は謂わば「食材」で、本当の客はむしろ劇場で観ている我々観客、といった感じに最後まで引き込まれた。
「食通」と「映画好き」って、実は似たところもあるので、こういう難解なコンセプト先行の料理に対して、分かったフリして要らぬ講釈を垂れたり、ここに足を運んだ自分をまるで偉いみたいに感じている人々を私はあまり笑えないでいたりする。
「じゃあお前、そんなに偉そうに言うならキッチンに立ってみろよ」
そんな、ある意味禁じ手的な皮肉もまた楽しかった。
そして、ただのイカれた料理人の話に終わらせず、ちゃんと彼の人生にも想いを馳せるグッとくる趣向もある辺り、また憎たらしい。
結局ダントツに美味しそうなのが「アレ」な訳だから。
そりゃそーなるよね。
そして、アニャ・テイラー=ジョイですよ。
もう最後までずっと可愛くてカッコ良い。
客はともかくお店のスタッフの方には気の毒な話なので、ほんの少し気は咎めるけど、ま、ホラーでありコメディなので…と美味しく頂きました。
時間もコンパクトでテンポも良く、楽しめました。
みんなおかしいので普通の人が異常に見える
出てくる役の95%くらい狂ってるので、ほぼ唯一の普通の反応が逆に異常に見えると言う。途中のセリフにもあるがとにかく全員に違和感しかない。多少騒ぎはあるがそれでももう少し騒ぐだろって反応が作り物っぽいし、それらも自覚的に表現してると思う。隠喩暗喩だらけだとは思うがこうなんと言うか、客を敬ってるようでとにかく見下すという感じかなぁ。
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