「快作。ブラック作品。レイフ・ファインズが原点回帰。「土を喰らう十二ヵ月」と好対照。俺はこういうの好き!」ザ・メニュー 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
快作。ブラック作品。レイフ・ファインズが原点回帰。「土を喰らう十二ヵ月」と好対照。俺はこういうの好き!
映画はさぁ、フィクションならでのサプライズが良いのであって
本作「皮肉ブラック、グルメへの警鐘」かつデタラメさが程よく
面白い。 万人向けの フルコース・サスペンス
アニャ テイラー=ジョイ が可愛く小悪魔的なのだが
盤石の主役感。絶対最後までこの人行くわぁとすぐに察したヨ
実は事実上 並んで主役の レイフ・ファインズ
最近007のMとか、キングスマン と正義の役、面白い役が多いが
この人の魅力は、謎めいた佇まい、謎めいた気品
そう「シンドラーのリストの何考えてんだかわからない・・ナチスの将校。極悪の魅力」
がこの人の原点だと思う。
その意味でレイフ・ファインズの悪の魅力満載なのだ。
制作側の思惑どおり、かなりの部分の人が
観終わった後、チーズバーガー🍔食いたくなるし、実際に買うと思う
シェフの自我が拡大、狂気は「三島由紀夫の金閣寺」につうずる気が・・・
給仕のいるレストランなんて行くことは無い、殆どの観客にとって
快感。痛快。
ブレットレス ブレッド パンなき🍞パンはじめ
メニューは美味そうというより、奇抜で視覚的に面白い
さすが、サンフランシスコの三つ星レストラン協力だけある。
IT長者の生意気な成り上がり者、プライドだけ高い過去の栄光俳優
高慢な料理【店】評論家。
シェフの長年の不満みたいのが狂気に
当然、おとぎ話、ファンタジー、フィクションと言う大前提だから
血がドンドン🩸と言うのも痛快。
先週公開の【土を喰らう十二ヵ月・沢田研二】は明確に【料理そのものが主役】
だったけど、本作はチト違う・・・でも時間短く感じる、起承転結明快な面白いブラック作品。
ワシも帰り、マックで【ダブルチーズバーガー🍔】買って帰るか・・・チョット作品中は
【高めのハンバーガーショップの🍔】だったけどマックでワシは十分。
満塁本塁打さん、コメントありがとうございました。私も庶民で、普通のチーズバーガーで十分です。おしゃれなカフェのハンバーガープレートに1500円出すなら、回転寿司でガッツリ食べたいです。グルメ神話への痛烈な一撃は大賛成ですが、何が不満だったのかは長くなるので自分の方に書きました。
talisman さんおっしゃるとおりレイフ・ファインズ円熟の域の適役でした。あまりに料理を追求しずきての絶望と狂気。確かに共感でございます。母親連れてきたところが、【一切合切全て心中】感が沁みます。😊
レイフ・ファインズ、まさに適役でした。今まで見た彼の映画で一番だと思いました。自分もみんなも幸せになる料理を愛していた彼の怒りと絶望、何よりも悲しみが胸に刺さりました。
満塁本塁打さん、共感&コメントありがとうございます。
なるほど、「求道的」という言葉はしっくりきますね。いろいろなかたのレビューを拝読して、だんだんと理解が深まってきました。アマプラで配信されたら、また鑑賞してみたいと思います。