「シェフが繰り出す予測不能な狂気のコース」ザ・メニュー カイトさんの映画レビュー(感想・評価)
シェフが繰り出す予測不能な狂気のコース
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東京国際映画祭で観賞。
確固たる信念を持ったシェフが繰り出す予測不能な渾身のコースメニュー。
孤島に集められた12人が圧倒的な緊張感の中で提供される緻密な料理を味わう中、コースが進むにつれ、徐々に流れる不穏な空気に胃がヒリヒリして嫌な汗が流れた。
普段何気なく消費する我々に提供者からの強烈なメッセージが込められたストーリーだった。
どこまでがシェフの想定していたコースなのか分からないほどレイフファインズの底知れなさが溢れていた。
最後の最後まで美しさ、恐怖を味わい尽くせる物凄い一品。
チーズバーガーを注文され、純粋に料理と向き合うシェフの愛に溢れた顔に思わずジーンとしてしまった。
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