カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
全138件中、1~20件目を表示
作品後半の二人の関係性が素晴らしかった。
◯作品全体
前半は正直なところ退屈だった。一番の歌声だったからという理由はあれど中学生に声をかけ一緒にカラオケボックスに行くヤクザ、という冒頭がまず突拍子もなさすぎる。カラオケボックスまで行っておいて中途半端な仕草で帰ろうとする聡実の行動もおかしい。正義のヤクザ像を振りかざしそうだなという個人的な憶測も作品から一歩引いて見てしまう理由でもあった。
ただ、中盤で聡実が狂児へ「カラオケ、行こ」と伝えるところから少しずつ余計なものが削ぎ落とされて、「二人の一風変わった信頼関係」という作品の長所が一気に出てきた。
まず、中学生とヤクザという設定を巧く使っているなと感じた。理知的だけど自身の声変わりにどう向き合っていいかわからず、思春期特有の反抗期の素振りを見せる聡実。でも根は素直で、狂児からの優しい声かけを斜に構えながらも受け止める。中学生という設定と聡実という登場人物の魅力がきちんと掛け合わされているような気がした。
狂児の描き方は特に良かった。不器用だけど一途とか、見た目怖いけど優しいとか、よく見るヤクザキャラクターとは少し違っていて、純粋で芯の通ったキャラクターになっていた。ドスを効かせるヤクザじゃなくて、何考えているかわからないから怖いヤクザ…みたいな風貌だけれど、聡実に嘘をつかない。作中で成長したり、変化がある人物ではないけれど、いろんな表情を見てみたくなるキャラクターだった。
合唱部のトラブルを女関係のトラブルと勘違いした狂児のくだりは、ありきたりな仲違いだと思ったけど、狂児のフォローの仕方に優しさが溢れていて素晴らしいシーンだった。
終盤、狂児が襲われて死んでしまったと臭わせるところは、まあ間違いなく死んでないんだろうなと思ったけど、狂児が現れたときに二人がどういう表情をするのだろうという部分で「どうなってしまうんだろう」という期待感が楽しかった。そしてそれに応える「紅」と二人の再会。
「聡実」と掘られたタトゥーと二人の再開を予期するラストシーンも含めて、とにかく二人の関係性の描き方が素晴らしかった。
◯カメラワークとか
・聡実の家での夕食シーン。食卓を横位置で映して、すでに着座している両親を上手に映す。下手の聡実の席は手前の襖で見えなくなっていて、その襖を開けることで聡実の席が映り、画角も広がる。演出意図としてはそこまで深いものじゃなかったけど、使い方によってはかなり印象に残る演出になるなあ。
◯その他
・合唱部の後輩ソプラノ・和田がいいキャラしてた。聡実を追い込むような立ち位置なのに聡実を尊敬している人物でもある。狂児もそうだけど、聡実を取り巻く人物に嫌味がないのが魅力なんだろうな。
齋藤潤のみずみずしさと名曲「紅」のポテンシャルを堪能する
突飛な設定ととぼけた面白さ、そこに変声期の少年の繊細な心理描写が同居することで独特のテイストが生まれている本作。
クレジットのトップは綾野剛だが、実質的には岡聡実役の齋藤潤が主役という印象。実際、公式サイトにあるインタビューで山下監督も「『カラオケ行こ!』は聡実くんの映画だから、齋藤潤を立てていこう」と綾野剛と話した、と述べている。聡実の等身大の中学生感が、とにかく愛らしい。
齋藤潤は、「正欲」で磯村勇斗が演じた佳道の中学生時代を演じて、短い出演ながら佳道の過去を強く印象付けた。また、現在NHKBSで放送中の篠田節子の小説を原作としたドラマ「仮想儀礼」(これむっちゃ面白いです)では、主人公にとってのキーマンとなる少年を演じている。重い背景を背負った中学生の不安定さや危うさがひしひしと伝わってくる好演だ。
最近私がたまたま目にした彼のそうした役柄と本作の聡実は、全く違うキャラクターだが、現実にいそうな中学生としてのリアリティとみずみずしさにあふれている点は共通している。決して天才子役と言われる類の技巧が目に付く演技ではないのだが、ナチュラルな雰囲気をまとったまま演じ分け出来るのは結構すごいことなのではないだろうか。
物語は比較的原作(映画を観た後原作を読みました)に忠実だが、カラオケ歌唱の場面を実際の歌と動きで表現できるのは実写ならでは。漫画で読んで想像を膨らませることもまた楽しいが、「紅」を繰り返し熱唱する綾野剛の振り切り具合には笑ってしまった。
いくつかあった映画オリジナルの場面は、そこはかとない無常感があってちょっと感傷的な気分にさせる描写が多い。「映画を見る部」の巻き戻せないビデオデッキ、再開発で取り壊される「ミナミ銀座」(ちなみに「ミナミ銀座」は大阪市には実在せず、撮影は山梨県甲府市の南銀座で行われている)。変声期の青春も一度きり。
中盤以降でぽつぽつと織り込まれるそんな空気感と、前半ののほほんとした展開とは対照的に唐突とも言える狂児との別れという展開。聡実の心情にシンクロする「紅」の歌詞……。そういう映画を見にきたつもりはなかったのにちょっとほろりと来そうになった。北村一輝に騙された(笑)
「紅」は狂児に裏声で歌われるとコミカルになり、クライマックスで聡実が絶唱すると彼の心を映したかのように歌詞が切なく響く。エンドロールに流れるリトグリ&合唱アレンジも意外なほど馴染む。こうして聴いてみると、なかなか懐の深い名曲だ。
どうしても許せない
大好きな和山先生の作品が映像化。当然観ます。
台詞がオリジナル部分も含めて和山先生っぽい脱力系のギャグで面白いです。テンポが悪いのが惜しいところですが。
綾野剛の裏声の気持ち悪さが絶妙で、原作ファンとしてはニヤニヤしました。
ラストにギリギリ出ない高さで紅を歌ってみせるのは必至さが伝わってきました。
どうしても許せないのは、先にオチを見せたところですね。「裏でコッソリ聴いている」というのを伝えたいのは分かるんですが、別のやり方があるでしょうに。
いやー、もう最高。
Amazon primeで鑑賞。綾野剛が出てるからと思って見てみたら、なんだちょー面白いじゃん。
ところどころ、笑いあり
成長期の悩みと絡んでいく中で
どういう終わり方なのかなと全く予想していなかったのだが、狂児が事故にあってしまったという展開には
驚きを隠せなかった。
(もうすでに狂児の虜になっていた笑)
さすが綾野剛。
聡美くんが歌う「紅」に合わせて
狂児との思い出が蘇るシーンでは涙を堪えるのに大変だったわー。
隠れて聞いている狂児の表情、
組長がちょっぴり感動してるところ
オレンジジュースやで〜のシーン大好き
何度も見てしまう。
カラオケで出会った、ヤクザと中学生のずれた青春
あらすじ
合唱部の部長・聡美は、ヤクザの成田狂児から、なぜか歌を教えてほしいと頼まれる。
かみ合わないようで、不思議と続くふたりの時間のなかで、歌や自分自身と向き合い、少しずつ距離を縮めていく、小さな青春の物語。
感想
ヤクザ×中学生×青春×カラオケという、一見ちぐはぐな組み合わせが、不思議とハマっていて、最後まで楽しく見ることができた。
思春期特有の心と体の変化と、合唱という題材がうまく結びつき、リアルさもありながら、自然と笑いに変わっていく流れが心地よかった。すっと映画の中に入り込めた感覚がある。
そんな中でも印象に残ったのは、ヤクザたちがそれぞれの持ち歌を本気で歌うシーンだ。
場の空気はどこか間の抜けた可笑しさに満ちていて、思わず笑ってしまった。
その中で聡美が冷静にツッコミを入れたり、だんだんめんどくさくなって罵倒する流れも、肩の力の抜けたテンポで面白かった。
ふたりのやりとりは、どこかズレたまま進んでいくけれど、その不器用さやぎこちなさが、少しずつあたたかさに変わっていく過程がとても良かった。
無理に距離を詰めるでもなく、自然と隣にいる感覚が心地よかった。
そしてラストの「紅」。
ただ歌がうまかったからではない。
不器用に重ねてきた時間が、そのまま聡美の歌ににじみ出ていた。
声変わりの不安定さも、ふたりの積み重ねも、あの一曲のなかに静かに息づいていた。
それが、シリアスになりすぎず、でもどこか胸に残る、映画らしいラストになっていた。
振り返ってみると、この映画は、ちぐはぐなふたりが、ちぐはぐなまま並んでいることの、ささやかな心地よさを描いていたんだと思う。
肩の力を抜いて観られて、でもじんわりと温かさが残る。そんな、いい映画だった。
めっちゃ好き・・・
原作もめっちゃ好き(若山やまのファンです)で、原作が好きでその映画が好きなことあんまり無いから観てなかったけど、これは!良かった!!
聡美くん可愛いなー!
綾野剛もいいなー!
実際に歌うシーンがあるの難しそうだけどなんと素晴らしい!
綾野剛もすごく良かったし、
聡美くんの歌う紅素晴らしかった・・・涙
聡美くんの悩んでる原因が声変わりだというのはもう少し引っ張っても良かったのではないかというところと、エンドロール後の再会は無くても良かったのではというところ(原作で再開してたけど、映画版の名刺見て「おったやん」で終わるのがバシンと決まって凄くいいな!!と思ったので)、でも面白かったー!!!
想定外だった‼️
Amazon primeにて鑑賞‼️もう一年前の映画だったか❓っと鑑賞チェックを入れながら思い返して、劇場行けば良かったとちょい後悔してます😭、それほど良かったです👍。
ヤクザが中学生に歌を教わるってよほど現実にはなさそうやけど、演じられた綾野剛さんや北村一輝さんなんか貫禄あって北村さんはその手に出馴れてるかもですが、綾野剛さんは怖さの中にも優しさを感じられてキャラクターに好感がすごくもてたから感情移入しやすかったな〜😊。
印象残るのはラストはもちろんやけど、カラオケ練習で歌いやすい歌を何曲か候補を歌う時に必ず「紅」を挟んで歌うという(笑)そんなに「紅」歌いたいかっ‼️ってツッコミしてしまった😄。
誕生日会後の和田くんとの和解❓のシーンもあったら良かったのに💧、合唱祭の歌も聞きたかったがそこはメインの誕生日会しかシーンはないか(笑)。
わたげ
中学生がヤクザに怯えながらも心を開いていく過程がとっても良かった!
聡美くん、室井さんの子だった、ほんといい演技するなぁ。
めちゃ笑ったし、中学生の一生懸命さ、ピュアな部分泣けました。2年の子も良かった。
狂児生きててよかったな。
カラオケで見てたので、臨場感たっぷりで、聡美くんが団員のアドバイスするシーンは爆笑、カスですは悪口や。
綾野剛の裏声紅aメロも最高だし、紅サンドイッチも大爆笑だったー。
映画を観た後に原作読ませてもらった。忠実でそれもまたびっくり。原作を壊すことなく映画部が加わってたりして感心しました。
翌日にもう一回見ました。定期的に観たい。
素敵な作品をありがとうございました。
綾野剛さんのちゃらんぽらんなヤクザぶりが秀逸
原作は未読。
雨のシーンから始まるのが惹きつけられる。
普通びしょ濡れの男の人が向かいから
あんな様相でやってきたら後ずさるより
横に避けてダッシュで逃げそうなものだが。
突然のタイトル回収も、本当に行ってしまう展開にもびっくり。
合唱コンクール用の歌の巧さと
カラオケの歌の巧さはまた別だと思うが、
滅茶苦茶さが面白い。
現実だったら怖過ぎるが、
綾野さんの演じる成田は絶妙にウザくて
憎めなくて好きになってしまうし
ついつい引っ張られて流されてしまう聡実の気持ちも分かる。
真剣に部活をやっているのに
産休で先生がいなくなって絶妙に空気が読めない人と
部活を続けていかないといけないのは
先生も生徒も悪くないのだがキツイと和田くんに
最初は同情的に見ていたのが、
みんなの前で部長に絡むのは無い。
副部長がすぐ割って入るし、和田本人のフォローもして
しっかりした人だなと思う。
和田くんは同じ男なのに何故変声期に思い至らないのだろう。
その辺りが解決してからでないと、
補欠でソロを練習させられるのは厳しいのでは。
結局和解できたのだろうか。
先輩に失礼なことを言ったことや
幽霊でも部員なら映画視聴も部活動だろうに、
ノックもせずよそ様の部室に入って
ビデオデッキを壊したことはきちんと謝ったのか気になってしまう。
再生一方通行で巻き戻せない古い映画のビデオというのが
ちょっと物悲しくて良かった。
なら大事に見ようと余計に思うだろう。
成田でだいぶ慣れたつもりでも、
流石に大人数で本職に揃われたら怖過ぎる。
お店もよく入れてくれたし
現実だったら学生ひとりそこに入るのは
流石に止めてあげて欲しいところ。
それにしても最下位を回避したいのに、
他のみんなも”先生”に引き合わせてあげる成田が
ちょっと優しい。
流石に怖い思いをさせたと思って
解放してくれるのかと思いきやLINEをしてくるのが笑えた。
聡実が成田だけならとカラオケに自分から誘うのが良いし
仲良くなっていく様子は微笑ましい。
綺麗なものだけが良いものではないというのは
なにげに名言である。
成田はちょっと駄目っぽくてもちゃんと大人で、
謝ることもできるし引くこともできるのが良い。
お互い決戦の日、といって別々の目的に向かって
それぞれ頑張るのもなんだか良いと思ったのだが、
最後の大会に出ないのはちょっとどうなのだろう。
貸切のお店に入れてしまうことや
ヤクザに啖呵を切って紅まで歌ってしまう展開は
かなりぶっ飛んでいるものの、
聡実がソプラノであること、
これまでカラオケで歌わなかったことや
声変わりで声が出にくいこと、
成田と二人で歌詞を訳してみたことが
ちゃんと生きているのが良いし、
完璧に旨い訳ではないが中学生だしこの状況で
勢いに任せての歌い方だと思えばとてもリアル。
組長が泣いているのも笑える。
聡実の勘違いなのかと思ったら組長はわざとだったとは酷い。
カラオケ大会が終わったら連絡が取れなくなった
と言っていたし、
中学生の身でヤクザと仲良しというのも色々問題で、
その辺りの引き際は成田も心得ていたかと思っていたので
最後に久し振りと言いつつ連絡を取りカラオケ行こ
と誘うのは蛇足のように思ってしまった。
腕の刺青は、あんなキツイ先生嫌やなどと
組長たちの前で言った結果いつかの大会で最下位になって
彫られたということなのだろうか。
どこまで原作通りなのか気になった。
名曲 紅
中学生がヤクザにカラオケを指導なんて話、頭で考えたら奇妙千万なのですが実に良く練られた脚本、心の変化で次第に深まる二人の友情にも似た思いやり感がたまりません。
劇中の中学生からやくざたちの挿入歌も素晴らしい、歌ばかりか映画鑑賞部の場面で映される「カサブランカ」や「自転車泥棒」などの名画も懐かしい。しかし、なんといっても見どころ、聞きどころはX Japan の名曲「紅」の歌唱シーン、綾野剛さんも良かったが特に狂児が事故で死んだと思って熱唱する聡実の鎮魂歌ぶりは素晴らしかった、ここで終わりにすれば良かったのにと差しさわりの無いエンディングに蛇足感、同様にエンディングでマイルドなLittle Glee Monsterの「紅」が流れ、これまた違和感。やっぱり、絶叫で終わりにして欲しかった・・。
実写成功
漫画は結構前に読んだ。
実写どうなの?って、思ってたけどめっちゃよかった。
紅を歌わずにいられない狂児笑う。
聡実くんもかわいい。
ふたりが近づいていく感じがよい。
私はファミレス行こも読んでるからふたり(とくに聡実くん?)が恋愛っぽい感情になっていくの知ってるけど、なにも知らないとこの時点でふたりの関係はどう見えるんだろう。
狂児が死んだと思って紅を熱唱するところ泣けるんだよ。
歌うまい。
最後、『聡実』って入れ墨いれてたね?
漫画もそうだっけ??
成田狂児だいすき!!!!!😍
ほんとに面白かった
成田狂児だぁいすき😍💞💞
キティちゃんのおっさんの話ツボ
聡実が狂児に心開いていくのが可愛くて、狂児の声に合う曲をピックアップしてきた聡実も、それを可愛がる狂児も可愛くて癒された🤍
とにかく狂児の性格だぁいすき!
終始ずっと笑ってたけど最後聡実が生きてたの嬉しすぎて泣いちゃった笑
平和で癒される映画
綾野剛の色気がすごい
野木亜紀子さんを巡る旅をしてて、こちらも見ました。面白かったです。
綾野剛の色気がすごい。見終わった後悶えました。こんな色気魔人に恋しない人いるの?そらカラオケついて行ってまうよな。
あの身長差であの近さ破壊力すごいわ、、あんなんキスとかするよりだいぶやらしいよね。
傘のシーンとか聡実くんを救うとことか屋上のとことかカラオケ大会のとことか繰り返し繰り返し見てしまう。トキメキで胸が苦しい。
さすがに中学生は犯罪ど真ん中やし、心配になったけど、3〜4年くらい聡実くんの青春つぶさずに月日空けたコンプライアンス狂児さんほんまありがとう、、頭が下がります。
エンドロールのワンカットでその月日の経過をあの建物が建ってることですぐに視聴者に分からせるのさすがだし、まんじゅうこわいの伏線回収も綺麗だし、好きなもの聡実!!!だし、ワンカットで情報多くてほんま悶えました。
原作未読でしたが、原作者の方は好きで何冊か著書読んだことあります。
出てくる同級生達が面白くて、和山作品の雰囲気うまく出せてるなぁと感心しながら見てたら、原作の方では出てこないのね!?映画の後から原作読んでそこが1番衝撃でした。
あの副部長の子とか映画研究部?の部長の子とかめっちゃそれっぽかったのに、、特に副部長の子が懐大きすぎて好きすぎる。後輩の子もキャラ立ちしてて面白すぎました。結局尊敬してんのかい!ワカルヨ!
この辺りの上手さが、野木亜紀子さんが実写化作品の評価が高い理由なんでしょうね。
原作読んだあとになると、聡実くんもうちょい部活出ようよともなるけど、後輩の子をあそこまでの覚悟に持っていく為には必要な事だったのかもしれませんね。副部長に「いける?」って言われたときの返事がカッコよすぎた。主人公のそれやったわ。
しばらく綾野剛を巡る旅してきます。
面白かった。嫌なことがあった日に、何回でも見れて、笑えて元気になる作品。
漫画が原作だそうですが、面白かった!
綾野剛さんのヤクザ、久しぶりに見た気がします。
でも、綾野さん、いい人生を送っていらっしゃるのか今回の役どころのせいなのか、
ヤクザなのに怖くない…。まあ、いいか、カラオケの話だし♪
中学の合唱部の部長でボーイソプラノの岡君が、むちゃくちゃ可愛い~!
もうすぐ「男」になってしまう直前の変声期前の男の子って、変声期が終わったら、「常に七人の敵がいる」とかいう男の世界の序列に否が応でも入ってしまうのだろうし、素直にまっすぐ育った少年岡君が愛おしくてたまりません。
綾野さん演じるヤクザ成田狂児は40代くらいでしょうか。岡君のお父さんの年代の人だと思いますが、しかもバイオレンス上等のヤクザ、いわば「男の中の男」。親子のような年齢差の岡君と狂児の関係が、岡君が歌の師匠、狂児が弟子という、ヤクザは師匠をむちゃくちゃ大切にして、しかも子供だし、岡君むちゃくちゃ素直で可愛いし、最高!
綾野さんのヤクザが、あまり怖くなくて、子供と一緒にいるからなんでしょうけれども、もしかしたら、やっぱりヤクザだし、怖いのかもしれないなあ、という匂わせも、ところどころあって、それがブラックジョーク的にスパイスが効いていて、でも安心して笑えます。
よくできてる映画でした。
面白かった~♪♪
嫌なことがあった日に、何回でも何回でも繰り返し、見れます。
また、見たい!!
コミカルヤクザ
実は優しいヤクザとの、青春カラオケコメディー
ソプラノパートの合唱部部長の中学生。声変わりで歌えなくなってしまうこと、声が汚くなってしまうことへのゆらぎの時期に現れた、ヤクザ。
街だって汚いよ、人間綺麗すぎなくて良いんだと言わんばかりのほんわかヤクザ。
紅を軸にカラオケパートは進む
良い曲
総じて漫画みたいな設定だと思っていたら漫画原作だったよう。
美化されすぎたヤクザは余り好きじゃない。
可愛らしい友情
最近ハマっている綾野剛さんの演技が見たくて鑑賞しました。
原作を見たことはありませんでしたが、2時間だけでも面白い世界観にどっぷり浸れてとても楽しめました。
中学生とヤクザの友情という、ほとんどありえない、けど妙にリアリティのある心模様が描かれていて、中学時代に誰しも経験したことがあるであろう部活での不和や身体の変化とそれに伴う環境の変化などなど…を思い起こして胸がきゅっとなりました。ヤクザの友達が居た記憶はないですが(笑)
ヤクザが中学生たちの関係性にすっと馴染んでいるのも面白かったですね。「あれ岡くんの知り合いだよね?」みたいな…。いやいや、こんな黒塗りの車が頻繁に校舎の前に停ってたらやばいでしょ、と突っ込みつつ楽しみました。
綾野剛さんの演技が見たくて鑑賞しましたが、岡くん始めとした合唱部の子たちもみずみずしく可愛らしい演技で、見てよかったなあと思わされました。
岡くん、紅(X JAPAN)上手。
テンポよいストーリー
ソプラノをキレイに歌えない
そりゃあ、成長期だから仕方ないよね。
部長として、今までのプライドもあって
キレイに歌わなきゃって
がんじがらめになってる様がよかった。
演技も可愛かった!
特に後輩くん。全然内容が入ってこない笑
ソロモンの偽証を思い出したよ笑
これからに期待大!
紅を声変わりの男の子が熱唱。
発表会をやり切って欲しかった気持ちもあるんだけど
そしたら、紅を聞くことができなかったわけで。
中学生男子とヤクザが
カラオケ行こ!ってお互いに誘いあったところ好き。
セトウツミのように淡々と会話が進んでいくところも好き。
カラオケを通して、友情が育まれる様は
現実離れしてるけれど、現実から離れすぎない絶妙さがあったように思う。
期待以上
ずっと観たいと思っててやっと観れました。
体感30分(笑)
個人的に本当に面白かった。
あと綾野剛がとにかくかっこいい!!!
途中、本当に狂児が死んだと思って、そしたらトイレの前で紅聞いててウルっとなりました
大人になった二人がまだカラオケ行ってるのもとても良かった👏🏽
私も綾野剛に『カラオケ行こ』って言われてみたい(笑)
アウトレイジなカラオケ大会
単純に面白い。
今のご時世、アウトレイジな人と中学生の友情?って大丈夫なん?とも思ったけど、コメディだし。
そういえば、綾野剛ってバンドやってたなぁと(聴いた事ないけど)
Netflixは綾野剛だらけ。
全138件中、1~20件目を表示