「変化を受け入れて...」カラオケ行こ! るる 新垢さんの映画レビュー(感想・評価)
変化を受け入れて...
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声変わりに悩む中学生と、歌がうまくなりたいヤクザのお話。
合唱部でソプラノ担当をしていた聡美は、自分の低くなる声を受け入れられない。
そこにヤクザの狂児と出会い、狂児やその仲間のへたくそな歌を指導する講師的な役割になり奇妙な交流が始まる。
発表会当日、狂児が事故にあってしまい(無事だったが)おもいのたけをぶつけるような、殻を破った、紅、がとてもよかった。声変わり中で綺麗な歌声は出せなくとも一生懸命に歌う姿には胸を打たれた。実際等身大で声変わり中だった、斎藤潤くんの度々裏返ったり、掠れたりしながらうたうのが初々しくてかわいい。
カラオケ大会で負けて、聡美の刺繍(自分の好きなもの)を掘った狂児を見て、仲良くしているふたりを想像できてほっこり。
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