「綾野剛と齋藤潤の化学反応」カラオケ行こ! サルと柴犬さんの映画レビュー(感想・評価)
綾野剛と齋藤潤の化学反応
当初狂児役の綾野剛さんで「ヤクザ+大阪弁=紅」が想像できませんでしたが見事にハマり今は「綾野剛+成田狂児=紅」で脳裏に焼き付く魅力がありました。歌が裏声で終始気持ち悪いの再現力が高い!
そしてナイーブで繊細な中学生の聡美役に新星の齋藤潤くんも間の取り方表情仕草など、青春を切り取ったような存在感で可愛らく、彼を見る狂児の温かい目線に共感しました。
何より観客をダレさせることのなくテンポよく進む物語はより様々な登場人物を効果的に描いていてコミカルな部分は特に最高でした。宇宙人は流石に怖かったですが狂児の大人(ヤクザ)な対応に惚れる。二人の年の離れた友情関係はずっと見ていたくなります。
一緒に母も鑑賞していたのですが飽きやすい彼女も最初から最後まで笑って泣いてと大絶賛、親子で楽しめる作品に感謝したい。
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