「カラオケ行こ!」カラオケ行こ! tyshiさんの映画レビュー(感想・評価)
カラオケ行こ!
カラオケ行こ!
あらすじ
中学合唱部の部長で、ソプラノパートを歌う聡実は、ある日ヤクザである成田と出会い、カラオケ行こ!と誘われる。
成田は、組長の誕生日パーティでのカラオケ大会での失敗を阻止しようと聡実に教えをこう。最初は怖がっていた聡実だったが、声変わりが始まり、うまく歌えなくなってしまったため、合唱部に居場所がなくなり、徐々に成田との特訓に自分の居場所を見出していく。
そんなある日、合唱コンクールに向かう予定だった聡実は、成田の事故現場を目撃してしまう。歌えない上に、いてもたってもいられなくなった聡実は、組長の誕生日パーティに乗り込んでいく。
そこで成田の死を知らされた聡実は、成田への鎮魂歌を歌うのであった。
邦画だね〜。なんて事ない普通の映画。しかしこのなんて事ない映画を作るのがどれだけ大変か。知っているからこそ、このなんてことない映画を極めた山下敦弘監督はすごい。
野木亜季子脚本がやはり素晴らしい。
綺麗に全て回収し、見事に描き切った。
ただし全体的に俺の好きなものかと言われると、刺さるものではなかった。
学んだところ
・コメディとしての台詞回し、そのシーンのみで笑わせるのではなく、笑いの伏線を張っておくことで、後で回収した時笑いに変わる。
強引にでも見せた方がいい。
笑いは設定がちで、設定に笑いの要素を盛り込んでおくと使いやすい。
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