「映画館で笑いを共有」カラオケ行こ! ダルメシアン07さんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で笑いを共有
希代のヒットメーカーの野木さんの脚本なので、期待して鑑賞。
映画館にいる人たちと同じ場面で笑いを共有したのは久々。
真剣に演じているのに笑ってしまうのは究極の演出。
ヤクザが親分の誕生日会でのカラオケで結果を出すために、中学の合唱部の部長に指導を頼むという荒唐無稽な設定も何故か微妙な現実感があり引き込まれた。
地元の合唱団だったり、数年住んだ街が舞台になったりと撮影箇所に馴染みもあり、贔屓込みで満点。
カラオケの場所は旧シダックスかな?チャーハン出てくるのが本当に速い。
歌は音程も大事ですが、聞く相手の心に響くのは愛。
紅は色褪せない名曲。少年の歌はまさに魂の歌だった。
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みかずきさんのコメント
2024年1月28日
肩の凝らないハートウォーミング作品でしたね。
>真剣に演じているのに笑ってしまうのは究極の演出。
男はつらいよも、笑わせる場面では渥美清は大真面目です。
大したこともないことを大真面目に演じるというのが喜劇の鉄則ですね。それにしても、綾野剛って、どんな役でも熟しますね。
では、また共感作で。
ー以上ー