「正五角形のレーダーチャート」カラオケ行こ! グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
正五角形のレーダーチャート
ハートフルで、笑えて、泣けて。
口にするのは簡単だけど、それらをバランス良く組み合わせて、ひとつの作品に仕上げるのはなかなか難しいと思います。
ハートフルコメディだと『最強のふたり』とか『オットーという男』などが浮かぶけど〝泣き〟の要素は弱目(人にもよるけど)。
この映画は〝泣き〟要素もなかなかだし、思春期のモヤモヤも程よく手抜きもなく描かれています。
各要素がバランス良くしつこくもなく、おまけに映画ファンの気持ちまでチョコっと代弁してくれるし…
そういう意味では、ほぼ完璧にやってのけてくれてます。
よくアンケート結果などを五角形かつ5段階のレーダーチャートで表したりしますよね。
たとえば、5つの要素を①ハートフル、②笑い、③泣き、④共感性、⑤俳優と役柄の適合性、とおいたとしたら、多くの方の評価が4〜5のあいだに分布して、とてもバランスの良い正五角形に近いグラフとなると思います。
コメントする
みかずきさんのコメント
2024年1月28日
コメントありがとうございます。
グレシャムさんのような方に、レビューを評価して頂き光栄です。
総花的にならず、極力、作品主題に的を絞って書いているだけですので恐縮です。
ー以上ー