ブロークン・ジェネレーションのレビュー・感想・評価
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ラフィンノーズの曲と同じタイトルですが…
まあまあ、かな?
内容というかテーマが重いはずですが、全体的に何か、明るいイメージ。
イギー・ポップやクランプスが使われてて、パンク的な映画ですね。
配信が今のトコなく、日本版のDVDやブルーレイも未ソフト化みたいで、観るのが困難だと思いますが、
観てなくても、別に大丈夫な作品だと思います(笑)
"FUCK THE WORLD"
青年二人が田舎町から大都会ハリウッドへ退屈な現実から非現実な世界で大暴れ、思い込みからの覚醒にも感じられる相棒が繰り広げる殺人衝動に託けて楽しんでいるチャーリー・シーンがズル賢い!?
地元に帰れば現実に戻り全てが帳消しと罪の意識が全くない中、彼奴がヤッたことで止められなかったとか言って普通に生活していそうなチャーリー・シーン!?
劇中の楽曲にイギー・ポップやThe Crampsと忘れないPunkな雰囲気は健在なペネロープ・スフィーリス、本作を撮ったことには後悔しているらしいが80年代の異端なアメリカ青春映画としての価値はある。
副題が"撲殺!射殺!極限の暴力少年たち"ってセンスあるんだがなんだか、個人的にはお気に入り!?
パープルハート
田舎町でも浮いていた勘違いヤンチャ坊主2人組が、高校を卒業してLAに遊びに出かけてハマっていく話。
地元でも疎ましがられるアッフォ達が、週明けから始まる一生の工員生活を前に、6時間かけてLAに向かう中で、秘めていた何かを開いて行くストーリー。
ただのヤンチャ坊主かと思ったら、実は一人は自身を認識していて、そしてもう一人は振り回されて…。
開花したのは憂いか僻みか…そんなものはそもそもはっきりしないのは常だけど、映画として作るなら、もうちょい匂わせてクッソ重くするか、真逆になにもなしで狂人であるかフリ切って欲しかったかなと。
でも、こういうのはかなり好きなジャンルなので良かったですけどね。
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