「ノクターン第2番」ザ・フィクション Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ノクターン第2番
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有名ホラー作家に憧れて助手のオーディションを受けた女性が、創作活動の一貫として行う恐怖に関する実験に参加して巻き起こる話。
自己評価が異様に高く知ってるつもり、解ってるつもりの主人公がゲームにハマり、疑心暗鬼になっていくストーリーだけど、ゲームと言われるとどうしてもマイケル・ダグラス主演の「ゲーム」を想起してしまい、全て仕込みなんだよね?となってしまう。
そんな状況でどこからネタばらしになるんだろうかと予想が進み、あれ?指は流石に仕込みムリだしこれは想定外の筈だよね?と置き換わって行くけれど…。
主人公は想像を超えるおバカさんだし、仕掛けた側もあまりにも準備不足だし、何が「予想通りだ」だよと。
アイデアは良かったけれど、何が本当で何がフェイクか、想像出来る選択肢がことごとく面白くない方に転がっていく様に感じて、ある意味予想外。
考えないでみられたらもう少し面白く感じたかも知れないけれど、考えさせる作りだし、頭脳戦というよりポンコツ合戦。
最後も夢オチだった方がナンボか良かったか…こういうの嫌いじゃないというか、寧ろ好みなんだけどなぁ…。
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