ザ・フィクションのレビュー・感想・評価
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予想どおり・・・!?
有名作家の助手となった女性が、制作の一環として恐怖体験をさせられた末に・・・といった物語。
終始緊張感のある展開はよいけれど、会話などの表現がストレートではなく、全体像がちょっとボンヤリ。
結局の所、女優の件はホントで雇われてる云々は嘘!?
少なくともマローニにも何らかの精神作用はあったのかな。
んで、同じバイトでマローニに気がありげな彼は何でもないのね。
怖さとよい感じの複雑さでずっと退屈せずに観れたのは良いが、逆に言えばそれ以上のモノはなかったかな。
題材はかなりよい感じだと思ったけど、自分にはもう少し分かりやすい方が合ってたかも(汗)
はずれたなー。
結末はこうだったんだ、と思うけど展開が身もふたもないというか…。シチュエーションスリラーというけれどジグソウくらいメリハリあればドキドキするけど仕掛ける方も仕掛けられる方も心情的に同調できない。なにやってんだか、と呆れてしまう内容が残念すぎる…。
ノクターン第2番
有名ホラー作家に憧れて助手のオーディションを受けた女性が、創作活動の一貫として行う恐怖に関する実験に参加して巻き起こる話。
自己評価が異様に高く知ってるつもり、解ってるつもりの主人公がゲームにハマり、疑心暗鬼になっていくストーリーだけど、ゲームと言われるとどうしてもマイケル・ダグラス主演の「ゲーム」を想起してしまい、全て仕込みなんだよね?となってしまう。
そんな状況でどこからネタばらしになるんだろうかと予想が進み、あれ?指は流石に仕込みムリだしこれは想定外の筈だよね?と置き換わって行くけれど…。
主人公は想像を超えるおバカさんだし、仕掛けた側もあまりにも準備不足だし、何が「予想通りだ」だよと。
アイデアは良かったけれど、何が本当で何がフェイクか、想像出来る選択肢がことごとく面白くない方に転がっていく様に感じて、ある意味予想外。
考えないでみられたらもう少し面白く感じたかも知れないけれど、考えさせる作りだし、頭脳戦というよりポンコツ合戦。
最後も夢オチだった方がナンボか良かったか…こういうの嫌いじゃないというか、寧ろ好みなんだけどなぁ…。
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