「アンクルDとヤマシーG」バッド・トレジャー MARさんの映画レビュー(感想・評価)
アンクルDとヤマシーG
教授だった弟が亡くなったと聞き、彼が所有していた島で行われる通夜に向かった訳アリ男のD。
しかしそこにいきなり暴漢どもが!
弟が残した謎と、暴漢の襲撃、そしてDの抑えていた自分自身と闘う物語。
序盤から不穏な空気で、Dの孕む異常性が垣間見える。
そこから男達の襲撃まで、決してテンポが良いわけでは無いが、緊張感のある展開で冗長さは感じない。
そして血糊を吐いたとき・・・あぁこれは一緒に出ちゃいましたねきっと(笑)
ここからはリミッターの外れたDの暴走が見応え抜群!!
終盤はコミカルな演出も挟みつつ、ちょっとミステリーな展開や、意外にもグッとこさせられたりで、終始飽きのこない作りで面白かった。
自己防衛なら何でもOKですよねw
個人的には弱気なおじさんがお気に入り(笑)小物感に溢れつつ、見せ場もあって嬉しかったw
欲を言えば、他の皆も良キャラだったのでもう少し活躍が欲しかったかな。
とにかく、終始退屈しない展開だし、内容も分かりやすく、ちゃんと解説もしてくれるので、しっかり映画を観た気になれる。
たまには小規模サスペンスでも・・・と思った日には是非見て欲しい作品です。
そして、ワタクシ当然経験したことはないのですが、アレって小さいのにそんなに重たいのでしょうか?
いつか是非体験したいものです。
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